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身延線甲斐住吉駅での古レール観察 2023.9.21 [鉄道-とくに身延線点描]

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 昨日の午後、久々に身延線電車のお世話になりました。14時台に甲府駅に向かう
必要があり、下り普通列車が来るまで、10分ちょっとの待ち時間がありました。
 この短時間に、4か所、古レールの刻印をさがしました。

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 一つ目(A)ですが、柱として使われていた部分、つまり本来、縦に見ることに
なるものですが、刻印を見やすく、横に回転させての紹介です。

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 二つ目の例(B)です。

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 そして三つ目(C)。これは、Bと一体の関係にあります。

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 昨日の観察で最後ですが、Dの例です。
これは、2004年に最初に観察を記録したのと同一のレールです。

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 AからDまでの4つの刻印は、上のような位置関係にありました。
なお、EとFは、先ほどもふれた2004年の確認位置になっています。

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夜見た ある身延線踏切―切道踏切 [鉄道-とくに身延線点描]

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 昨夜、身延線を眺めた時間がありました。踏切に上り電車2両編成がさし
かかるところです。

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 そして、無事通過、ことこと、ずっと上っていきました。この先は甲斐上
野駅です。

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 先ほど見えていた踏切。夜見る踏切も なんか雰囲気があります。

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 踏切には、踏切名を表示したプレートなどがあって、それで「切道踏切」
という名称が確認できました。

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 上り方向のレールを見ました。もう電車が通過して時間が経つので、こ
こには写ってはいません。主役の見えないレールですが、見方によっては
こちらが主役という感じの身延線線路でした。

190412minobusen06.jpg

 踏切銘の再確認ですが、名称の下にキロポスト的な表示があり、身延線
起点の富士駅から、73km336mということでありました。

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写真パネル展開催中・・・ [鉄道-とくに身延線点描]

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 今夕のNHK甲府放送局の地域番組内で、身延線90周年にかかわる写真パネル展が開催
されていると、報じられました。会場は、身延町の湯之奥金山博物館で、7月1日まで見
られるとのことでした。

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下部川を渡る上り3両編成 [鉄道-とくに身延線点描]

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 下部川に架かる橋梁にさしかかった身延線上りの普通列車3両編成です。
今日も無事、元気に運行されていました。身延線全通90周年まで、あと50
日あまりとなりました。


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春立つ日の「ふじかわ」 [鉄道-とくに身延線点描]

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 お世話になった先生が松江までお帰りなるのを見送った下部温泉駅で、下りの特急
ふじかわがホームに入ってきました。春の強い光を浴びながら・・・。

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下部温泉駅の古レール [鉄道-とくに身延線点描]

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 この話題は、2016年11月3日に現地調査したことについて、翌11月4日に記事にし、さらに
同年11月15日に補足記事を載せているのですが、内容を整理し、あらためて「身延線90周年」
のカテゴリの記事としようとするものです。

 まず最初の写真は、下部温泉駅と駅舎と当該資料の見られる場所を示すもので、11月15日
の記事から再掲しました。とても目につきやすい場所なので、誰でも容易に確認することが
できます。

161103rail01.jpg

 当該資料とするところをもう一度確認してみます(11月4日の記事から再掲)。駅舎の一部
を構造している柱材が、古レールの転用となっているのですが、そこにも文字列の陽刻があ
るのでした。

161112shimobeSta02.jpg

 それを読み解くとこんな感じになったのです(11月15日の記事から)。
 そしてその理解ですが、1946年5月に日本製鉄(当時)という会社で製造されたものであり、
戦後間もなく作られた鉄道用レールであり、長く列車の走行を支えて来たのですが、摩耗が規
定に達したためか、新しいものと換えられ、廃レールとなりました。そしていま、本来の役割
とは違う形に姿を変えてがんばっているというものです。
 前回のイギリス製1887年のレールよりは新しいものですが、基本的な位置づけはほぼ同じで
ありました。


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甲斐住吉駅の古レールの銘文詳細 [鉄道-とくに身延線点描]

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 前回にも登場させた甲斐住吉駅の待合室の全景です。この施設の構造材として古いレール
の見られること、すなわち列車の通過を支えた役割が、レール上面の摩耗などにより廃棄の
運命をたどったものが、第二の人生(「レール生」というべきか)を踏み出した様をお伝え
したものです。
 今回は、その続編というか、詳細バージョンとなるものです。

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 まずは、こちらの古レール。待合室の上の方に梁として使われている部材の1つですが、
前回にもふれたように陽刻文字列がありまして、あらたに画像補正により正射投影化したも
のに、その判読情報を並べ併せた写真です。

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 もう1つ、こちらは柱材として使われている部材で、これも上のものと同様に処理した画
像です。

 ここからまとめに入りますが、どちらにも1887年の紀年銘が確認されます。こうした
古いレールと甲斐住吉駅の関係を考えてみます。
 この甲斐住吉駅があるJR身延線は、大正2(1914)年に創設された「富士身延鉄道」(富
士―身延間)を前身とし、大正13(1924)年から昭和3(1928)年までの2期工事のなか
で身延-甲府間が完成していることが知られています。ですから、この駅の待合室に使用さ
れている1887(明治20)年製のレールは、どこか別の先行する路線に使用され、新材と
の交換によって廃棄されたものが、ここに運ばれてきて使用されたものと理解されます。
 次に、このレールのもともとの生産地についてです。今回取り上げた画像は、2004年6月
の撮影で、そのときに任意に撮影した範囲の情報に拠っていますが、この文字列には前後が
あって、それによりイギリスのシェフィールドにあるCharles Cammell & Co.という会社の
製造によるものだったということがわかっています(ウェブページ『古レールのページ』による)。


《追記》前回および今回の記事の取材は2004年で、このブログのはじまる前のことでした。
   ゆえに、このブログの過去記事にこれにふれたものはなく、今回「身延線90周年」
   という企画に合わせて登場させたものです。

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甲斐住吉駅の駅舎の古レール [鉄道-とくに身延線点描]

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 こちら2004年6月5日に撮影したJR身延線の甲斐住吉駅です。甲府発鰍沢口行きの
普通電車が停車中です。
 今回のテーマは、電車の方ではなくて、駅舎の方です。

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 こちらが、その駅舎です。柱や桁を古レールで構造し、壁はブロック積みとしています。
まあ、駅舎と言うよりは、待合室といった感じはありますが。

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 この駅舎、昭和35年3月に当時の国鉄の建物資産として台帳にのったことを示すプレート
がみられましたので、1960年までの建造と考えられます。こうした年代の構造物ならでは
の古レール、すなわち現役を引退したレールの再利用だといえるものなのですが、具体的
にはどんな状況なのでしょうか。実際のところを以下に見ていきます。

180116kaisumi02_040605.jpg

 まずこの柱材に使用された古レールですが、縦使いのレールのやや上の方に、製造者と
製造年にかかる陽刻の文字列が見られます。

180116kaisumi03_040605.jpg

 こちらの桁材にも同様な陽刻文字列が確認されます。うん、1887年製ということで
しょうか。こんなところにも歴史が感じられます。



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甲斐上野駅で見たRFD [鉄道-とくに身延線点描]

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 2009年9月26日に、JR身延線の甲斐上野駅の構内に、JR東海のRFDが停車して
いるのを見ました。お仕事の合間で、次の作業現場までの間、しばしお休みをし
ていたようです。

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 その後尾側からの全景です。ところで、RFDとは、いったいどんな役割を持つ車
両なのでしょうか、その塗装色からして、保線関係の特殊車両であるとはすぐに想
像がついたのですが・・・。
 RFD それは Rail Flaw Detection System の頭文字なのだということらしい
のですが、その詳細は・・・WEBで、 じゃなくて、過去のこのブログの関連記事
ご参照ください。

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芦川橋梁の塗装変更 [鉄道-とくに身延線点描]

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 前回のJR身延線・川浦踏切のスケッチに前後して、2010年1月10日に芦川橋梁を望遠
していました。あれっ、トラス部の塗装の色が違ってる・・・。

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 こちらは、少し前に取り上げた芦川橋梁の記事に使用した2007年5月14日撮影の写真
の再掲です。こちらは薄い藤色のような感じで塗装がされています。

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 その辺が少しあやふやだったので、昨日(2018年1月11日)、確認に出向いています。
2007年の撮影は、芦川橋梁を下流側から見ていますが、昨日の撮影は、アクセスの関係
もあって上流側から確認したものです。
 その結果、どうやら2007年の観察時から 2010年1月までに間に、塗装色の変更がなさ
れ、今に至っているようです。
 こうしたことは、たゆまぬメンテナンスが存在することの査証の1つと言え、わが身
延線は、ずっと生き続けているな、と感じたものでありました。
 
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