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ちょっきり [エートマンの日記]

060906choushizukakofun.jpg

 再び銚子塚古墳の後円部頂の光景を見てください。
どんな学習をしていると思いますか・・・。

 実は、上の写真の状況は、自然ネタのお勉強をしているところです。
どんな話なのか、お話しする前に、地表のようすをよく見てください。
何か気付くことはありませんか。

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 こちらの画像の蝶は、キタテハですが、それはどうでもいいのです。
問題は、蝶の左上のドングリをよく見てください。

 銚子塚古墳の後円部頂には、クヌギの木が数本あります。
 そして地表には、実(ドングリ)を一つ程度つけた小枝が、
いくつも落ちています。
何か、ハサミで切り落としたような、すぱっと切り落とされた小枝です。
 下の方の写真のドングリが付いた小枝は、葉こそ枯れてきていますが、
実には、少し緑がかったところが観察でき、
まだ十分に成熟していない実が、葉ごと落下したと言うことが
わかります。

いったいどうしたことでしょうか。

 答えはハイイロチョッキリという、ゾウムシの仲間の仕業です。
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かわずや

ハイイロチョッキリ、いいお名前ですね。
 ハイイロチョッキリでググッたら501件もあたって吃驚。このひと、卵を産みつけた後、穴をあけたときにでた屑でちゃんと蓋をするんですってね。だれがそんなこと研究したんだ?!
by かわずや (2006-09-09 21:26) 

bnvn05

こんにちは! かわずやさま。 いつもお出かけくださいましてありがとうございます。銚子塚古墳をすみかとするハイイロチョッキリさんも、かわずやさまのお目にとまって、さぞ喜んでいるかと・・・ 身の回りの生き物たちは、いろいろな形で命をつないでいっているんですね。ほんとに驚きです。
by bnvn05 (2006-09-10 16:39) 

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