SSブログ
川と橋の文化誌 ブログトップ
前の10件 | -

キュウ富士橋の解体はじまってた [川と橋の文化誌]

240325fuji_brdg01.jpg

 今日は朝から天気が優れず、午後には冷たい雨がしとしとと・・・。
そんな天気だからこそ、富士橋のいまを見に行きました。
1つめの写真は、左岸の少し上流側から シン富士橋を見渡したものです。

 シン富士橋は昨年(2023年)の8月には共用が開始されていましたが、
西詰(国道52号側)の接続が片側のみ整備済みで、東進のみの片側通行と
なっていました。西進する方は、キュウ富士橋を使っての暫定供用でした。
 しかし、いつしか、双方向の通行が可能な状態になって、今日現地を
訪ねると、本格共用となっていたのです。

240325fuji_brdg02.jpg

 そこで気になるのは、キュウ富士橋はどのようになっていたか、でした。
2つめの写真でわかるように、通行不可となっていて、解体工事に着手された
ことを告知する工事サインが出ていました。

240325fuji_brdg03.jpg

 シン富士橋を渡って西詰に行き、シン富士橋とキュウ富士橋の現状を確認です。
おや、すでに西詰側では、キュウ富士橋の解体工事がはじまっているではありませんか。
すなわち、西詰側のプレートガーダー構造の2径間分の桁がすでに外されていたのです。

240325fuji_brdg04a.jpg

 また下路単純トラス部分の床板も、骨組みをのぞき、消えていました。

 現地で見られた解体の工事サインの情報によれば、今年の6月末までには、
下部工の根入れ部分までかどうかは不明ですが、解体工事が完了していく、
いいかえるとこの歴史的鋼橋は、まもなく地上から姿を消していくようです。

nice!(0)  コメント(0) 

みずがき湖と鹿鳴峡大橋と塩川ダムと [川と橋の文化誌]

231022mizugakiko01.jpg

 今日は天気もよく、絶好の行楽日和。そんなことで、みずがき湖に出かけました。
左端には、ダム湖によく見られる大きなアーチ橋(とくにニールセンローゼ橋)で
ある鹿鳴峡大橋。そしてこのパノラマ写真の右端には、ダム湖の産みの親である、
塩川ダムがあります。
 もう紅葉が楽しめる、静かな秋を迎えたみずがき湖でした。

nice!(0)  コメント(0) 

今日の富士橋_とくに見上げ 230903 [川と橋の文化誌]

230903fujihashi01.jpg

 富士川の左岸の護岸中段から見上げました。

 手前の新橋は、鰍沢口方面へのみ通行が可となっていて、向こう側の旧橋は、
国道52号の旧鰍沢宿方面への片側通行となっています。これは、西詰の交差点
の改修が終わるまで、しばらくの間、続くようです。
nice!(0)  コメント(2) 

富士橋の架け替え工事のいま(2022年4月11日現在) [川と橋の文化誌]

220411fujihashi_kouji01.jpg

 県道4号市川三郷富士川線を南下中、富士川町駅前通まで来て、富士川の流れに
併行した段階で眼前に、富士橋の新橋の建設現場が現れました。工事は上部工の施
行段階に入っており、画面左手のA1からP1までと、画面右側のP2~P3~A2の間は
桁が架かっています。
 あとは、P1~P2の間ですが、ここは富士川本流の流路となっていて、どんな手
法で上部工を進めるのか、注目してきたところです。

220411fujihashi_kouji02.jpg

 それで、今日あらたに明確になったことですが、P2~A2の間の上流側河川敷か
ら、概成した桁の上に、何か構造しているということでありました。

220411fujihashi_kouji03.jpg

 3連トラスの現橋を渡りながら見たところですが、既に概成している桁の上で
別途の桁が形成されているのでした。おそらくこれをP1~P2の間にスライドさせ
て、残りの間の桁を作り上げようとするのではないか、そんなふうに思われたの
でした。
 この後実際にどうなっていくのか、まだまだ、しばらくは目を離せないな・・・。
nice!(0)  コメント(0) 

富士橋の新橋工事が進捗中 [川と橋の文化誌]

200127fujihashi01.jpg

 いつも横目で通り過ぎる現場ですが、今日はちょっと余裕があったので、車窓から
チェックしました。
 富士橋のやや上流に新しい橋を架ける工事が進められています。いまは、まだ下部
工の段階、P1とA2を施工中のように見受けられます。
nice!(0)  コメント(0) 

さんごはし(北上市) [川と橋の文化誌]

180425sangohashi01.jpg

 北上川に架かる珊瑚橋を見ました。

180425sangohashi06.jpg

 左岸下流側の親柱です。「珊瑚橋」のプレートが埋め込まれていました。橋の名前、
珊瑚橋は、近くのお山の名前に由来するとか。

180425sangohashi05.jpg

 左岸上流側の親柱を見ました。「昭和八年七月完成」とありました。1933年で、今年
(2018年)で85歳です。

180425sangohashi02.jpg

 この橋は、下路式のカンチレバートラス橋で、なかなか面白い構造となっています。
塗装は、近年に更新されたようで、とてもきれいなトラス橋となっています。

180425sangohashi03.jpg

 下流側には、歩道橋が設置されています。

180425sangohashi04.jpg

 後付けの歩道橋は、1970年に添架されたものですが、オールドファッションドな橋
名板が付けられていました。
nice!(0)  コメント(0) 

くぼはし [川と橋の文化誌]

170916kubohashi01.jpg
 少し前に富士川町平林地内で見た橋です。どこが橋なのか、ちょっとわからないような存在を
見せていました。県道413号平林青柳線が利根川を渡るところに架かる橋でした。

170916kubohashi02.jpg
 略東西に架かる橋の東詰上流側の欄干端を見ています。欄干には、「くぼはし」というプレート
が付いていました。

170916kubohashi03.jpg
 同じ東詰で下流側。ここには「竣工 平成12年3月」とありました。欄干の向こう側に、下流側
の河床がたいへんな急勾配となっているようすが認められます。

170916kubohashi04.jpg
 西詰上流側の欄干端です。橋の下を流れる河川の名称「利根川」を表したプレートが確認できま
す。また上流側の河川のようすも観察されました。

170916kubohashi05.jpg
 西詰下流側の状況です。ここには橋名を漢字で表した「久保橋」のプレートがありました。西
詰から見ると、橋は大きく右カーブを描いています。

170916kubohashi06.jpg
 橋の下をのぞき見しました。折から雨模様だったので、十分な観察はできなかったのですが、
鋼製桁橋で、床盤部分で緩やかなカーブを構成しているようでした。

nice!(0)  コメント(0) 

保川に架かる万年橋(続き) [川と橋の文化誌]

170214mannenbashi04.jpg
 保川に架かる万年橋から、保川の下流側を見ました。
前回の記事の最初の航空写真でわかるように、保川はこの先、屈曲して流れ下り、もう少し下流で
本流の早川に注ぎ込んでいきます。
 この画面で見える川の畔には、「やまめピア」というレジャー施設があります。いまは季節はずれ
のためか、人の姿はあまり見られませんでしたが・・・。

170214mannenbashi05.jpg
 で、下流側からのぞき込んだ万年橋の全景、鋼製桁橋の状況がつかめました。
そして、その橋桁には、さび加工がされた独特の色合いがありました。

170214mannenbashi07.jpg
 「あれがないかな?」と身をのり出してみると、ありましたよ、ありました。
山梨県が架橋主体で、1997年3月の設計、1994年版の道路示方書にもとづく、B活荷重という
区分の橋であることが確認できました。

170214mannenbashi06.jpg
 今度は、万年橋の上から上流側を見渡したところです。南アルプスの山々に入り込んだ谷の
ずっと先に源流があります。ここから見る川の水は、清く澄んだものでした。

170214mannenbashi08.jpg
 上流側南詰近くの欄干のプレートで、「平成10年12月竣工」とありました。

170214mannenbashi09.jpg
 保川に架かる万年橋についての、最後のカットですが、南詰の上流側からみた橋の全景です。
保川の河床の荒々しさと、そこに架かる橋のどうどうとした風情が対照的に感じられました。(完)

*参考)山梨県内で見られる万年橋、地名表にまとめてあります。こちらから・・・

保川に架かる万年橋 [川と橋の文化誌]

170214map_mannenbashi.jpg
 少し前に予告してありました、11個目の万年橋を、昨日チェックすることが出来ました。
その場所について、あらためてgoogleさんのお世話によりつつ、ご案内いたします。
上に示した画像は、グーグルマップの3D表示に、関係地名とターゲットを張り込んだものですが、
ターゲットの中心に見えるのが、今回の万年橋となります。

170214mannenbashi01.jpg
 県道37号・南アルプス公園線が、富士川支流の早川の又支流の保川を渡河する地点に架かる
今回の万年橋、南詰方向から見ました。
橋よりは、その先のトンネルに目が行ってしまいがちですが、トンネルの手前に、テーマの
万年橋が存在しています。

170214mannenbashi02.jpg
 今度は、北詰側からの景観です。この橋の付近の線形は、緩やかにカーブを描いています。
また勾配があり、南が低く、こちらの北側が高くなっています。

170214mannenbashi03.jpg
 橋の北詰、上流側を観察しました。橋の手前に川の名称の銘板が立てられています。
そして、橋の欄干には、「万年橋」の銘板が、冬の光をはねがえして輝いていました。

(少しばかり長くなりますので、この続きは次回に・・・

前の10件 | - 川と橋の文化誌 ブログトップ