那口熊蔵翁について図書館で

　今日は、雨が降ったり止んだりのお天気。
で、図書館に、那口熊蔵さんのこと、もっと知りたくて、出かけました。
あと、もう１つ、大正11年秋の時の皇太子の行啓のこともわかればいい
なぁ、と。
　那口さんって、中道往還に関係されてきたので、まずは『山梨県歴史
の道調査報告書 第3集　中道往還』という1984年に県教委が刊行した文
献に当たりました。あまり成果なし・・・。えっ、この文献は確か持っ
ているはずだけど、どこに収まっているやら。図書館はすぐ出てくる、
ありがたいです。
　次に1926年刊の『西山梨郡志』、この中の第11編人物誌の中に、那口
さんのことありました。でも、例の頌徳碑の内容を取り上げたままのも
のでした。読み下しの参考にはなりましたけど・・・。
　それから、皇太子行啓のことになりますが、『県史』や『市史』には
見当たらず、山梨県関係の年表などにも見つけられなかったので、もし
やと『上九一色村誌』を開くと、「裕仁親王、精進湖にご来遊」という
切り口で出ていました。
　いろいろ、ためになるし、奥が深いなあ・・・。

コメント 1

この本文を書き込むとき、まだ『西山梨郡志』の那口熊蔵翁の記事、しっかり読み込んでなくて、不正確な表現をしてしまいました。
いずれかのタイミングで、訂正を試みたいと思います。碑文の中味をそのまま評伝としたわけではなかったのです。碑文にはない見るべき情報がけっこうみられました。

by bnvn06 (2023-10-05 22:56)