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ねらいは・・・ [エートマンの日記]

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 専用ヘリコプターのかわりに、高いお山にのぼり、
ねらいを定めました・・・ うん! あそこだ!!!

 えっ...どこ、どこなの・・・
あのね、真ん中へんのずっと下の方・・・
ほら、よく見て赤い三角のお屋根が目印。わかんないかなぁ~~~

061016nishitakahashimachimap.jpg

 わかりやすく、地図を用意しました。
そうです。甲府市西高橋町です。
北東側は七沢町に接し、北から北西にかけて蓬沢町、
西側に増坪町。東から南にかけては、笛吹市石和町の東高橋地区となります。

 あれっ、東高橋・・・???。
そうです。現在の甲府市東高橋町と笛吹市石和町東高橋地区は、
本来、高橋村という一つの村だったのですが、
現在の平等川にあたる河川が、村を東西に二分してしまったのです。
 1700年ごろの「元禄郷帳」という史料には、
東高橋村と西高橋村とが記載されているので、
このころまでに分かれたものと考えられています。
 
 ここは、甲府市の中心部から流れ下ってくる濁川と、
明治40年の大水害までは、こちらが笛吹川だった平等川とが
合流するところで、標高は255m前後。
昔から、洪水の常襲地帯でした。

 今回は、ねらいをこちらにしぼり、辺りを散策しました。

061016takahashidera.jpg

 西高橋町の南部のはずれ近くに、曹洞宗竜安寺末の高橋寺があります。
このたたずまいからすると、いまは無住となっているように見受けられます。
でも、里の秋を感じさせる、とてもいい雰囲気を漂わせていました。
ちなみに本堂の左手背後の高木は、エノキでした。

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 西高橋町の北寄りのところに、この神明神社が鎮座しています。
こちらは、戦国時代の文書に、その名が見えるものです。
 すなわち、甲府の八幡神社文書の永禄4年(1561)閏3月吉日付けのものに
武田晴信が、輪番で府中八幡への奉仕を、国内各地の神社に命じているのですが、
26番目のお当番さんとして「たかはしの禰き」(高橋の禰宜)と記されていることが
よく知られています。

 以上、さわりだけを、ざざっとご紹介いたしました。
               (2006.10.16撮影)
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コメント 2

kn

はじめまして。
神明神社を探していて、こちらのブログに辿り着きました。戦国時代の文書にも載っている神社なのですね。境内にあるハイカラな時計に惹き付けられて寄ったのですが、調べてみると楽しいものです。

こちらは専門の方が書かれているようで、とても詳しく、町をうろうろ歩きたくなります。
by kn (2006-11-29 22:31) 

bnvn05

knさん、こんばんわ。この拙い内容の支離滅裂な雑記帳ブログにお越しくださいましてありがとうございました。knさんも神明神社に行かれたのですね。
 ハイカラな時計? うわぁ、当ブログでは、時計塔も好んで見て回っているのですが、神明神社の時計は見落としていますね。またいかなければ・・・。
 というような具合で、そんなに専門的ではないですよ。気になることがあると少しだけ調べて、すべて分かったような顔をするのが得意なんです。
 よろしければ、またお出かけくださいませ。
by bnvn05 (2006-11-29 23:22) 

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