慈徳院の石塔 [寺院めぐり]
またまた慈徳院でのお話です。
ご葬儀へ参列し、お焼香をすませると、俄然、別世界にワープした感じです。
境内の一角に、りっぱな五輪塔が見られました。
五輪塔は、甲斐市の指定文化財でありました。
りっぱな五輪塔のかたわらに、ちょっと困った五輪塔(?)も・・・
いかにも寄せ集めという感じのバランスの悪い五輪塔の下半の上に、
宝篋印塔の笠の部分が乗せられていたのです。
まあ、これは、どこにもよく見られるケースですが・・・
こちらは、“困った”というよりは、“斬新な感覚の・・・”五輪塔(?)です。
一番下は、立方体をした“地輪”であるべきですが、
宝篋印塔の笠の部分を逆さまにして、それとしています。
もうここまでくると、仏教の教義に基づいた石塔というよりは、
現在のオブジェですねぇ・・・。
(別に批判をしているのではありません。事実を淡々と見ているのみです)
また、こうした供養塔群にまじって、下部に三猿を従えた
青面金剛の石碑も見られました。
なんか、石造物見本市みたいな、ちょっと不思議な空間でした。
2007-06-14 22:09
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