勝ち虫・・・

　わが国では、ずうっと昔、トンボのこと、秋津（あきつ）といっていたそうです。
で、日本列島は、秋津島（あきつしま）。すなわちトンボの飛び交う島・・・。

　それから「勝ち虫」
一昨日の夜に放映の大河ドラマ『風林火山』の中でも、
でてきましたたよね。
トンボは、基本的に前に前にと進む、けっして後ずさりしない・・・
そんなところが、武士に受けて、縁起を担いで「勝ち虫」と呼ばれたそうです。
金属工芸や印伝などで、トンボの意匠を、鎧や兜などに付け、
武運の長久なることを祈った・・・そんなことが背景にあって
放映された大河の中での由姫の台詞が出てきたのですよね・・・

　曇りがちで、夜になって雨もあった今日、
９月２６日に、近くの東山で撮影した、真っ赤になったナツアカネで
本日分の記事とします。

コメント 2

唐辛子が横切っているのかと思うほど真赤なトンボですよね。
それにしてもトンボの動きをしっかり観察しているところが戦国時代の武士の観察力・洞察力のするどさといった感じですね。
唐辛子にしか見えないoberisukuとしてはちょっと恥ずかしいです･･･。
by oberisuku (2007-10-03 00:37) 

確かに唐辛子・・・に、見えますね。
こんな唐辛子を直火であぶって、
浅漬けの白いダイコンの上にパラパラとかけ、
それでぐびっ・・・と、いい感じ。
by bnvn05 (2007-10-03 23:51)