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56万世帯停電の原因は・・・ [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 昨日、山梨県内は、激しく発達した雷雲に覆われ、
激しい雨とともに、落雷も多発し、そうした中で、
全県的な規模の停電にみまわれました。
 今日になって、ニュースで、その原因について流れていたことは、
送電線に落雷があると、変電所に負荷がかからないようなシステムが
うまく作動しなくて、変電所の各系統のコントロールが乱れたから・・・
みたいなことでした。
 とても大切なことなので、あらためてTEPCO山梨支店のHPをのぞくと、
大月市笹子町にある東山梨変電所の154キロボルト遮断機に不具合が起き、
近隣の谷村変電所(都留市)、山梨変電所(甲府市)、釜無白根変電所(南アルプス市)、
北巨摩変電所(北杜市)のそれぞれの保護装置が働き、電力供給が遮断された
という趣旨の発表が出ていました(テプコの関係記事)。
 電力供給は、社会を下から支えている重要なことがら。
これらの変電所間は、複数の経路でつながり、どこかにダメージがあっても
すぐに別な回線でバックアップするシステムが出来ているようですが、
ちょっとした不具合で、システムがとまってしまった・・・
ということのようです。
 この記事の初めの写真は、大停電が起こる直前、帰宅途中の車のから見えた
御坂線66号鉄塔です。
豪雨の中でも、きっちり立って、電気を送っているその姿に、
感謝の念を持ちながら通り過ぎたものです。
 電気は、とまってはじめて大騒ぎするのではなく、必要なところに必要なだけ
いつでも文句も言わずに届けてくれるシステムが機能しているからだと
認識しなければ・・・と、これからも関心と感謝の念を持ち続けたいと思います。
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