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しばもじ2010 [消防防災の巻]

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 富士川の左岸堤防に、冬枯れの土手の、焼かれて黒くなったのり面をキャンバスに、
大きな文字が浮かび上がっているのを見ました。
一昨日の土曜日のことです。

 これが、どんな意味があるか、このブログご覧の皆さま、およそ察していただけますね。
過去にも記事があります。ブログ内検索エンジンで「しばもじ」を検索すると、
2つほど見つかりますよ。
とはいえ、お手間をとらせたらいけませんので、過去記事の一覧を示すと、次のとおりです。
 1)「しばもじ」 2008.3.9 http://bnvn05.269g.net/article/10818344.html
 2)「しばもじ2009」 2009.3.3 http://bnvn05.269g.net/article/14016964.html

 この記事は、まだ途中、続きがあります。どうぞ最後までご覧ください。100220shibamoji02.jpg

 こちらの文字のところでは、ピンクのビニルテープを巻き取る作業が行われていました。
周りには、それを止めていたとみられる小さな杭が残っています。

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 芝文字は、周りが黒く焼かれるから、枯れ芝が文字となって浮き上がるのですが、
周りの黒をしっかりとさせるために、バーナーで芝を焼く作業の方もおられました。

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 その数メートル後ろを行く水嚢を背負い、水をかけて歩く方もおられました。
火を付けっぱなしはいけません。バーナー担当の方とのコンビネーションで、
確実なお仕事をなさっておられます。

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 こうして芝文字が出来てあがってゆくのでありました。
多くの消防署の皆さんが、出動や訓練の合間を縫って、火災予防の啓発活動の一環として、
標語を富士川の堤防ののり面に書き表しておられるのでありました。

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 さて、こちらが今年の火災予防の標語です。
「消えるまでゆっくり火の元にらめっ子」でありました。
そう、最後は「子」なんですよ。きっと子ども向けの啓発の意が込められているのでしょう。
 来る3月1日から7日まで、春の全国火災予防運動が展開されます。
このところ、火災による高齢者や幼児の焼死などのニュースが頻繁に聞かれます。
そうしたことから、こうした芝文字による標語のディスプレイは、
いたましい事故を抑制させる大きな効果をもたらせてくれるものと期待されます。
消防署のみなさん、ほんとに、ご苦労様です。

 なお、火災予防運動のことや、その標語などについては、
総務省消防庁の公式ホームページ(http://www.fdma.go.jp/index.html
で確認することが出来ます。

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 この「しばもじ」というタイトルの記事は今年で3回目となりました。
過去のそれぞれの記事に、近くで見られた野に咲く花が添えられているではありませんか。
なので、今回もまた・・・(撮っておいてよかった)。

 それから、これまでこの記事は、富士川の堤防でのことなので、
「橋と川の文化誌」というカテゴリとしていましたが、今回から「エートマン的kokoro」とします。


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