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てんりゅうひがし193 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

101011tenryuhigashi193a.jpg

 韮崎市旭町上條北割で見た、さんじゅな送電線鉄塔です。
さんじゅな・・・、変な日本語! 正しくは、傘寿を迎えた送電線鉄塔ということです。
東京電力の天竜東幹線193号鉄塔、もう少し細かく見ていきます。101011tenryuhigashi193b.jpg

 北東隅の縦の骨組み材に、この鉄塔の詳細プレートがありました。
東京電力の送電線、天竜東幹線の193号鉄塔だということ。
それから、昭和5年4月に建造された、高さ30mの鉄塔だということがわかります。

 「昭和5年」は1930年、今年は2010年だから、ちょうど80年経過。
人でいうと傘寿に当たります。
(当初、米寿としてしまいました。訂正します)

101011tenryuhigashi193c.jpg

 80年経過の鉄塔ということになれば、あれがありますね。
見つけました、あれです。
このような古い時代の鋼材には、鉄鋼メーカーの情報が刻印(陽刻)されていることが多いのです。
それがやはり確認できたのですが、この部分は、判読しにくい。
もっと他にはないかしら・・・。

101011tenryuhigashi193d.jpg

 ありました、ありました。ずいぶんと長く書かれています。
その中でも、「YAHATA」の部分が目を惹きました。
当時の官営八幡製鉄所で作られた鋼材で、この天竜東幹線193号鉄塔は建てられていたのです。
あらためて年代を感じました。
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