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実は「甲府宰相」 [地域の小さな歴史]

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 文昭院殿について、少し追記しておきたいことがあります。
文昭院殿、すなわち徳川家宣第6代将軍は、甲府藩主綱重さまのご子息であらせられたのです。
 御年17歳のとき、父君が逝去され、家督を継ぎ、甲府藩主すなわち「甲府宰相」となられます。
第5代将軍の徳川綱吉さまがお世継ぎに恵まれなかったため、宝永6年(1709)に
綱吉さまが亡くなられると、第6代将軍の座につき、これにより甲府家は断絶となっています。
 こんなふうに、文昭院さまというお方は、生前、甲府とは浅からぬ縁(えにし)
があったということ、このことをメモしておくのでございます。

 なお、今回の記事の写真は、前回の記事の2つ目の写真の再掲でございました。
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