つけぇーばた

　この時は、７０－３００のズームレンズしか付けていなかったので、
うまく表現できていません。
やはり、こうしたものを撮るには、標準レンズでなければだめですね。

　こうした水路の脇に、水を引き込んで、洗い物などをする施設・・・
昔は、けっこうありましたよ。みんなお世話になっていたのです。
きっと「使い端」なんでしょうけど、現地語では、「つけぇーばた」と。
昔、小さかったころ、耳にしていたのは、初めの「つ」の音が略され気味で、
あるいは「けぇーばた」だったような・・・
そうなると「川端」かも・・・。



　ここでは、水がとても澄んでいて、周囲にゴミもなくて、
１９５０年代頃まで、タイムスリップしたような感覚を覚えました。
ハヤも気持ちよさそうに、群れをなして、およいでいました。



　水の中には、水草も繁茂していて、自然に近い状況が見られました。
しばらくすると、ハヤの親分がゆうゆうと、出てきました。

　撮影地は、笛吹市境川町三椚で、２００７．５．２９の撮影です。
ここは、境川の扇状地の扇端部にあたり、水路の水だけではなく、
湧水もあって、それできれいな水辺環境が保たれているのかもしれません。

コメント 4

「つけぇーばた」の話を我が母にしてみたところ、「そうそう。そういえば、そんなふうに言ってたな～。」と懐かしそうな顔をしていました。
by kawazuya (2007-06-06 23:24) 

kawazuya様　コメントありがとうございました。あの～、お母様は、現地語がわかる現地人（？）
by bnvn05 (2007-06-07 07:38) 

はい、母は原住民です。穴切育ちです。
母方の祖父は増穂町の出身だったそうで、なかなかの甲州弁の使い手でした。
祖母が静岡人なので、それがちょっと混じることもあるようですが、わたしには境目は分かりませぬ。
最近我が家で、「あてぇーしゃれ（後へ去れ＝後ろへ下がれ）」とか「めーのえー（前の家）」などと言う言葉が局地的に流行っていたので。
タイムリーだなあと思ったのでした。
by kawazuya (2007-06-07 13:43) 

あ～、穴切ですか・・・。シャキシャキの甲府っ子ですねぇ。いやー、「あてぇーしゃれ」はよかったです。
さてそこで現地語検定３級の問題です。次の現地語は、わかりますか。①ひてぐち　②ももっこ（ぞ）　③あこい　３級合格の場合には、２級検定に進むことができます。１級の合格者は、甲州弁マイスターの称号を授与します。
by bnvn05 (2007-06-09 03:09)