躑躅ヶ崎にて [エートマンの日記]
お盆です。お盆を記念して(?)いつもよりワイドな写真を見てください。
武田三代の居館であった躑躅ヶ崎館の跡は、大河ドラマ「風林火山」の
影響もあって、夏の暑い盛りでも、人の波は絶えませんでした。
でも当時の正面玄関口だった東側の大手前にまわると
人影も途絶えて静かなものでした。
その静けさの中に、ハスの花が咲き乱れていたものですから、
心が洗われるような気分になったものです。
そのハスの花のディティールは、別ブロで・・・
先の写真をもって武田三代のお館の跡といってもわかりにくいですが、
こちらがポピュラーな武田神社の参道。
よく知られたように大正時代に、武田信玄に追贈があったことを記念し、
武田神社は今のような形に整備されましたが、
この写真の入口も、土塁を切り開いて新たな参道として整えられたもの。
これをもって戦国時代の武田の館の姿を偲ぶことは、ますます無理な話・・・。
武田の頃の館の姿については、現在残されている土塁や堀のほか
これまで長年に亘って続けられている発掘調査で、いろいろなことが
わかってきているようです。
当時の大手口に当たるところに、この写真のような説明板が見られました。
発掘調査の成果をわかりやすく説明してくれていますが、
あの武田のお館のことを多くの人に知らしめるにしては、
ベニヤ板にコンピュータ出力を貼り付けたのでは、
意とするところは理解できますが、少しさびしいかな・・・
武田の築城術の特色ともいわれる三日月堀が、地下に眠っている・・・
ハスの花は、この航空写真の右上の隅あたりの場所に見られます・・・
2007-08-15 11:03
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