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ひのみちゃん(その9) [火の見櫓]

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 火の見櫓は、伝統的な形をもつ集落の中ほどに多く見られます。
火災の際の火元の早期確認や半鐘による消防団員への告知などがその役割です。
だから、そんなに変わった火の見櫓が、そこここにあるわけではありません。
でも・・・
2回連続で「ひのみちゃん」になるなんて・・・・・

 今回の火の見櫓は、前回の「ひのみちゃん8号」のあった鹿島とは、
富士川を挟んで西側の、鰍沢町箱原の集落にある火の見櫓です。
 一見して、何の変哲もない火の見櫓ですよね。
でも、よく見ると、向かって右側の方は何か垂直に近くて、
全体が右に・・・屋根も頂部は中心より右側に・・・、何かあるな・・・。

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 ということで、迫っていくと、なんと三角の“ひのみちゃん”でした。
火の見櫓の向こう側の建物が、鰍沢消防団第2分団第3部詰所でしたので、
この部の皆さんの管理なんですね。

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 そうです。平面形が三角形をしているのです。
これは、けっこう珍しいですよ。
(でも、ほかでもチラッと見たことあるような・・・
  きっと、あそこにも、ここにもという皆さんがおられるのでは・・・)

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 決め打ちに、真下から見上げてみました。
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コメント 4

oberisuku

そうそう、私の住むまちでも三角形のものをどこかで見かけました。残念ながら撮影する暇もなく、どこだったかも忘れてしまいましたが…。oberisukuもちょっと面白い火の見櫓を発見しました!明日をお楽しみに!?
by oberisuku (2008-01-21 21:57) 

bnvn05

そうそう、三角のヤツ、わたしも
韮崎ででも見かけたような気がしてならないのですが、
思い出せなくて・・・

> ちょっと面白い火の見櫓を発見・・・

わぁ~、明日が楽しみです!!!
by bnvn05 (2008-01-21 22:37) 

kurasunaya

火の見ちゃんの「お立ち台」の名称について、消防団員だった人に聞いてみましたが、「火の見にのぼる」という表現しかしていない、とのことでした。数人に聞いてもらいましたが、同様の結果でした。
彼らの感覚では「火の見」=主に鐘のある上部をさすのではないかと思います。
情報収集遅くなりましてすみませんでした。
by kurasunaya (2008-02-12 07:50) 

bnvn05

kurasunayaさん、貴重な情報を添えてのコメントたいへんありがとうございました。
消防関係の当事者は、きっとそうなんだろうと思います。
端から眺めて好意を寄せるものが、形式だとか、用語だとか、編年や地域差だとかいっているのではないかと思われます。
by bnvn05 (2008-02-12 23:44) 

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