門前、市をなす [まつり・行事]
直前の「あんようじ(安養寺)」の記事の続きですが、
年に一度、お寺さんの前に県道に市が立ちます。
沿道約1キロメートルほどの間に、さまざまな出店が出て、
お参りを兼ねた多くの人出が見られます。
安養寺のお地蔵さんと、門前の位置の歴史について、
境内の説明板は、お地蔵さんが鎌倉時代に祀られ、
市は江戸の初めには確認される、と伝えています。
市には、農家の仕事や暮らしの中で使う木製品が中心で、
古くは、そうした什器を調達するまたとない機会であったようで、
売る人、買う人が値段の交渉など掛け合いが行われ、
ある意味、地域社会、暮らしを支えていたように思われます。
門前の市は、十日市と呼ばれ、
甲府盆地に春の到来を告げるお祭りともいわれています。
市が開かれる一帯は交通規制があり、車の乗り入れができないので、
マイカーで乗り付けた場合は、近くの若草小・中学校の校庭などに設けられた
臨時駐車場を利用することになります。
この場合、駐車場代としてではなく、
祭りへの賛助金として500円が必要となるようです。
祭りは、今日、2月11日の夕方近くまで続きます。
今日は、「建国記念の日」
身近な地域の伝統や文化に、じっくり触れてみるのも
いいではないでしょうか。
(って、この文句は、毎年この日の決まり文句です(〃^∇^)o彡 )
2009-02-11 10:56
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