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河川改修工事とあの万年橋 [川と橋の文化誌]

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 突然ですが、この夏、各地で大雨や、また今朝は、やや大きめの地震・・・。
いつ災害が起きるかわかりません。
そうした災害に備えて、地域の安全・安心を確保するための
公共工事が行われています。
ここでは、河川の改修工事がこの秋まで(10月30日だそうで)行われています。

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 そう、この景色、少し前までは、この部分を頻繁に自動車などが走っていたところ、
そしてその先の、いまは通行止めになっているところ、
そこは、かつて旧い万年橋が架かっていたところです。
新しい万年橋は、画面の左手前方に見えています。090808kasenkoji03.jpg

 新しい万年橋を渡りながら、どんな河川工事が行われいるのか、
野次馬根性を出してみました。
左手の白く輝いて見える護岸部分は、旧い万年橋の南詰め橋台があったところ、
その部分で、川幅が狭くなっています。
この写真は、下流側を見ていますので、下流が狭いというのは、
ある意味問題です。
河川工事は、この部分の川幅を広げるもののようで、
その結果として、安定した流れを確保することにあるように見受けられました。
この写真の右手の土工事の現場に高さ1mあまりの段差が続くのが見られますが、
どうやらそこがさらに盛り立てられて、新たな堤防になるようです。
その内側は、掘削されて広い流路が確保されるのでしょう。

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 もう少し新橋を渡って、鎌田川の中心部で、状況を見ました。

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 新しい万年橋の欄干に、橋の名前を確認しました。
「まんねんはし」・・・
先日の台風の影響によって、もたらされた豪雨により、橋が流失する
たいへんショッキングな映像をTVニュースで流していましたが、
昔から洪水のために、橋はよく流されるのでありました。
復興のたびに、この新たな橋は、流されることなく、長くもってほしい・・・。
そうした橋にかかわる人々の切なる願いが「まんねんはし<万年橋>」と
なっているのであって、すでにこのブログで、山梨県内の各地に
この名前を持った橋があることは、お伝えしてきているとおりであります。

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 前の写真と同じ場所ですが、少し視線を上げてみると、
新橋の欄干の向こうに、河川工事が進められている現場が望めました。

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 旧橋とは比べようもないピカピカの万年橋。
橋が改良されて、今度は、前後の河川が改修されて、
徐々に地域の課題は、解決に向かっていくように思われます。

(でもね・・・、
こういうの任せっきりにしてはダメ。
税金でやっているのだから、これでだいじょうぶか、
納税者、主権者として、しっかり見ていかなければ・・・イケナイ。
暑い夏に、冷たい雰囲気の選挙がやってくる。
政権選択ではなくて、自分たちの幸せ選択、安心安全選択なのでなければ・・・。
おっと、珍しく主観が大きくものをいう記事となりました。
最後の方は、流しながらご覧ください・・・。)
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