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東名の復旧工事に寄せて・・・ [エートマン的kokoro]

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 災害は、忘れた頃にやってくる・・・
といいますが、じゃ、忘れなければ、やってこないのか、
みたいなあまのじゃくなエート・マン的kokoroで書き留めます。

 まず、問題の所在。
2009年8月11日の午前5時過ぎ、駿河湾を震源とするM6.5の地震が発生。
最大震度6弱という揺れは、静岡県中西部と伊豆半島周辺に、
さまざまな爪痕を残しました。

 そうした災害の中で、一番の注目は、東名高速道路の崩落ではないかと思われます。
これについての、若干の想いを書き残しておきたいと思いますが、
テキトーなことなので、(続きを読む)で対応します。「東名 復旧工事」で、ネット検索すると、その大部分が
中日本高速道路株式会社の発表や、それを所管する国土交通省の見解が
ニュースとして伝えられているということが大部分でありました。
国内メジャーだけでなく、地方紙の運営するweb版や、果ては人民網日本語版なんていうのまで、
同様なニュースを主体とする記事が引っかかりました。

 そうした話の根幹は、“ネクスコ”として、最大限に努力して復旧に努める、
とかでありますが、当初は、8月13日午前0時までには仮復旧を成し遂げる・・・
的にいっていたのが、1日明けて、今日(12日)になると、
ダメージは思いの他で、復旧工事は半日ほど延びて、13日のお昼ごろまでかかるとか。

 エート・マン的には、そんなんでできるのだろうか・・・です。

 今日までに行われていた仮復旧工事は、崩落部分に鉄杭を打ち込んで、
その内側に土留め板を付け、土を盛り立てて、路盤を復旧させるという方向のもののようでした。
でも、この部分は、今を去ること半世紀ほど前の、当初の建設工事の際には、
小さな谷の部分で、そこに土を盛って、路盤を造成したようであります。
小さな谷のその下の支持基盤がどうなっているのかわかりませんが、
素人考えでは、その支持基盤まで鉄杭が十分に達しなければ、糠に釘ではありませんか。

 エート・マン的発想では、いっそのこと杭はやめて、あのすばらしい仮設橋の発想
ここに採用してはいかがかと思ったりしています。
材料が間に合うのかどうか不安ですが、ボルトできゅっきゅっと締め上げて、
はいできあがり、ただし仮ですから速度は落としてくださいね、と・・・。
そんなことで、仮に復旧させながら、抜本的な対策による本格復旧を進めれば、
と思う次第です。

 先ほどふれたネット検索で、注目すべきブログの記事を2つほど見つけました。

 1つは、復旧のため、大型クレーンなどが3台も、すぐに現場に持ち込めたことについてです。
クレーンなどの大型建設機械の場合、あいているものが、
そんなに簡単に、あちこちにあるわけはありません。
どうしたかというと、近くで、東名に並行して建設が進められている
第2東名の現場から運び込まれたとの情報を紹介しているブログです。
URL=http://blog.goo.ne.jp/shuuto7/e/0743a9275551ca9ab615a2120ef57145

 よくお世話になっている国道52号などでも、長い路線のどこかで、
必ずと言っていいほど道路工事が行われていて、
そうした工事に起因する交互通行や渋滞などのため
いらいらすることがあるということは、少し前にお伝えしたことがあります。
でも、災害に遭いやすいこうした路線などでは、あるいは年がら年中の工事も、
こうした場面を想定すると必要悪かもしれません。
まあ、そうした状況を積極的に肯定するものではなく、
そう考えれば、工事による交互通行などで、少々待たされることがあっても、
心に余裕が持てるよなぁー、ということです。

 それから、土台をしっかりつくり、安定させてから舗装しなくてよいのか、
という、たいへんもっともなご指摘です。
URL=http://d.hatena.ne.jp/yoshio-0329/20090812/1250055155

 新しく道路を造っている現場を見ると、舗装の前の路盤の下地が出来てから、
本格的な舗装作業が始まるまで、たいへん長い時間をおいて、
路盤が安定するのを待つことがあるように見受けられますが、
もし、最新の技術でそんなに時間をかけないでいけるとしたら・・・、
いやいやそんなことは、ちょっと、いやかなり考えにくい・・・。
だからそうしたブログ記事が書かれるのも、正しい見解ではないかと思うのです。

 以上、とても、へんてこな記事となりましたが、真夏の夜の夢とご覧くださいませ。
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