佐久間ダム逍遙・5 ダムの上から [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
再び佐久間ダムの話題です。
かなりしつこいようですが、もう2回ほど続きます、あしからず・・・。
ダムの最寄りの場所に駐車場があり、そこから見た佐久間ダムのようすです。
今回は、この駐車場のある方から、ダムの上を歩き、対岸までの往復の中のスケッチです。
ダムの上部には、一定の間隔で、湖側に半円形に張り出した部分があります。
そこから、歩いてきた方向を振り返ると、これまでにお伝えした
佐久間電力館の建物を見ることが出来ます(やや右寄り上方)。
ダムの中央には、5門の水をせき止め、あるいは
必要時に放流をするためのゲートがあります。
身を乗り出して、いや、こわくて、実際はカメラを持つ手だけを伸ばして撮影した
水門と放水路のようすです。
5つ並んだ大きな水門と、右端に少し見えているエレベーター塔です。
エレベーター塔の外壁に、こうした説明板や・・・、
「着工 昭和28年4月16日 / 発電開始 昭和31年4月23日 / 竣工 昭和31年10月15日・・・」
そうした情報など3つの鋳銅板プレートが見られました。
そうか、1ヶ月後の10月15日は「佐久間ダム竣工記念日」だな。
これに関連して思い出したことがあります。
確か、佐久間ダムの絵柄が用いられた記念切手があったのではないかと・・・。
で、ネット検索したら、1956年10月15日発行の10円切手が存在しました。
(『キッテコム』の関係ページ http://www.kitte.com/catalogue/jpn19561015_01/)
さわやかな秋風が渡り始めたダム湖です。
3枚の写真をつないで、左右をぐっと縮めたものとなっています。
実際の景観は、180°のワイドパノラマなのですが、なかなか再現しきれないのが残念です。
全くの人工の景観なのですが、50年余の時間の経過の中で、美しい日本の中の、
国土利用計画と本来の自然の力が微妙に釣り合っている光景ではないかと思いました。
今回の記事の結びに、右岸側から見たダムの姿と・・・、
ダムの下流方向の景観を取り上げて、今回ここまでとします。
2009-09-15 23:59
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