車田のおやなぎさん [まつり・行事]
今回のは、1月10日に、身延町車田で見た「おやなぎ」さんです。
おやなぎは、地域ごとに少しずつ違っていて、それぞれに特徴があります。
上の方の様子です。
真の柱の頂部には、日の丸の扇をかたどったものがついています。
枝垂れる柳の枝の取り付け方は、どこも基本的に同じようですが、
それぞれの枝の飾り付けにも、よく見ると違いがあるようです。
この日は、風があり、時折強く吹く風に、おやなぎさんは、
「柳に風」のごとく、風下の方に流れていました。
今回の車田は、平成の町村合併の前は、下部町といいました。
その車田のおやなぎさんは、三沢川の河川敷に建てられていました。
2010-01-17 23:21
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
旧身延町の向かい側の旧下部町のおやなぎさんも面白いですね。何時ぞやの某地方紙にこの地域の限界集落のルポが載っていましたけど、この車田では、まだ伝統が継承されているようで、良かったですね。来年実物を観に行きたいです。残ってるかな?
by 酔人 (2010-01-21 20:49)
酔人さん、連続のコメントありがとうございました。
不調により、返信が遅くなりました。お詫び申し上げます。
それにしても、こうした伝統的な行事は、地域が元気で、後継者がいないと続いて行かなくなるもの。そこに出てくる言葉として、「限界集落」というのを耳にすることが多くなりました。
日本の産業構造の中に「機械化」とか「おうとめいしょん」という言葉が住み着き、それが農業分野などにおいても当たり前に考えられるようになってから長い時間が経ち、ふりかえるとそうした「おうとまてっく」な仕切りが成り立ちにくい山入りの平地が少ない地域などにおいては、おうとまてっく付けされた脳みそをもつ若い世代は住めなくなり、おうとまてっくとは少し距離を置いた「ひゅうまんびいいんぐす」のおうるどたいぶだけが支える地域が見えるようになってきた現象が、極端なところまで行き着き、いまはげんきなそうした「おうるど・ひゅーまん」も鬼籍に入ってしまえば、地域は消滅する・・・そんな場所が、「限界集落」だとつらつらと思っています。
こうした流れについて、それを是とするか、否とするかで、対処法が異なると思いますが、限界集落ないしは限界集落予備地域へのせいさくのあり方などを見ていると、今の流れは、「是」だな!と思わざるを得ません。
ならば、消える前に、いろいろ見ておかねば・・・。
こうした短絡的な発想のもと、エートマンは、超適当に、あちこちを見ております。
さて、酔人さん、車田の場合、たぶん、来年もだいじょうぶ、1月の14日の午後から宵にかけてが小正月行事の中心的なタイミング。それに合わせて、地域の皆さんが、手を合わせ心を合わせて準備をされていきますので、1月10日から13日頃、見てあること、あちこちの様子を拝見できると思います。
いささか長くなりました。これまた風邪菌の影響及ぼす業、お許しください。
by エートマン (2010-01-24 10:16)