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鉄道通信線のなごり [鉄道・電気機関車]

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 JR身延線の芦川駅を、甲府方面から身延方面に向かって見ているところです。
この写真の右手、黄色い矢印の先をご注意ください。
今日の話題は、それ・・・です。

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 近くに行って観察しました。
これは、旧国鉄時代だと思われますが、身延線にかかわる鉄道通信線の電信柱です。
周辺で、これ1つだけ、何らかの理由で残ったようです。

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 昔の童話の本に出てきそうな感じですよね。

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 少し位置を変えて見ました。
4本の腕木にたくさんの白い碍子が取り付けられています。
この碍子の数だけ通信線が張られていたのでしょうね、きっと。

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 電信柱の中ほど位の高さに、このプレートが付けられていました。
漢数字で「一九」とあるのは、電信柱に個別にふられた番号と思われ、
その上には、鉄道のレールの断面をデザイン化したマークが付けられています。

 この記事は、ryuさんのだいぶ前のコメントによる情報提供に基づいて
この1月に取材していたものです。
情報をいただいたryuさんに厚く御礼申し上げます。
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コメント 4

ryu

エートマンさん♪お久し振りデス(^o^)丿
イツ見ても【えーと 何だっけ!?】は、話題が豊富で面白いですネ(笑)

鉄道通信線の腕木をサポートしている鉄柱は、マダ新しそうなので
国鉄時代マデ使われていたんですかネェ~?謎です。
あと昔の鉄道通信線は、駅と駅に1線ずつ引いていたと聞いた事があります。
碍子が28個(無い所1個を数えて)で、数えてみると…
芦川から先の市川本町~富士まで28駅とピッタリ!!
推測なので、何とも言えませんがどうでしょう?エートマンさん(^^ゞ
by ryu (2010-03-21 18:54) 

エートマン

ryuさん、こんばんは。コメントありがとうございました。

>話題が豊富で面白い・・・

おほめの言葉、うれくて、これでまた舞い上がってしまうエートマンです。

碍子の数についての推理はすごいですね。
なかなかそんなふうには、想いも至りませんでした。
今でこそ光ファイバーなどでは、細い線に何十も何百も回線を確保できるのに、昔はたいへんだったのですねぇ。
でもいまのスゴイ技術も、そうした段階をへて、多くの技術者たちの努力の積み重ねの中で、できあがってきたのですね。
エートマンは、そんなところに感動を覚え、それだけでウルウルしながら、見ているのですが、これからもう少し探求を深めなければ・・・。
ryuさん、またいろいろと情報くださいね、楽しみにお待ちしています。
by エートマン (2010-03-22 00:03) 

ryu

Wikipediaの芦川駅(山梨県)の画像中にも、鉄道通信線が載っていましたネ♪
ps.何か面白い情報がありましたら、コメントに載せます~(^^)/
by ryu (2010-03-22 21:34) 

エートマン

ryuさん、重ねてのコメントありがとうございました。
よくいろいろとご存知、チェックが行き届いていますね。あらためて感心しました。
これからも、お楽しみ情報、よろしくお願いいたします。
by エートマン (2010-03-23 00:44) 

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