出来立ての送電線鉄塔(その2) [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
さて、もう一度、出来立ての新線(その名称は未確認)の3号鉄塔について、
もう少し細かく見ることにします。
こちらは例の3号鉄塔を北東側から見たものです。
この写真の一番手前の脚の部分に注目してみました(次の写真)。
真新しい山形鋼材の基礎に近い部分に、テプコのマークを先頭に何かの記号が
刷り込まれていました。
いちばん初めのテプコのマークに続くのはTとNの組み合わせで商標かなぁ。
その後「オT」そして「3号」それから「F1D」。
いったいこれらにはどんな意味があるのだろう・・・。
きっと鉄塔を建設する際の、それぞれのパーツが記号化されていて、
この情報で、プラモデルを組み上げるみたいにして、建設するのかも知れない・・・。
今度は、四角い平面の対角の方向から見てみました。
こちらにもその記号列がプリントされていましたが、最後の文字だけが「D」ではなく、
「B」となっていました。
そうか、鉄塔の4つのあんよには、A・B・C・Dとそれぞれ記号が付けられているんだ、きっと・・・。
そして「3号」というのは3号鉄塔用の用材だという意味だったんだろう・・・か。
その他のパーツにも、1つひとつ、数字が付けられていました。
(その数字にアルファベットが付くものもありました)。
ほら、こっちにも。それぞれの数字(記号)をもとに、組み立てが行われるのだな、
そんな確信を持ちました(勝手にですが・・・だから違うかも)。
業界の人なら簡単にわかる、常識のようなものでしょうけど、
部外の素人さんには、こんなことがちょっとした謎で、
送電線鉄塔を見る楽しみの1つにもなります。
古くなると(時間が経つと)消えてしまうので、こうした出来立てのほやほやでなければ
わからない限定的な情報だと思われます。
2011-05-03 22:17
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コメント(2)
新規分線ですが
甲府市南部の
米倉山山頂付近から
甲府南部工団線まで、
新規鉄塔が3.4基建設されてました
by 北星 (2011-08-08 15:13)
北星さん、コメントありがとうございました。
米倉山山頂付近からの新しい送電線、ご指摘のとおり建設が進んでいますね。
甲府南部工団線から分岐し、乙黒線という名称で、笛吹川を渡り、シャトレーゼの工場の南東隅に新設された変電所に接続、その先が米倉山を目指すようです。
そこには何があるか、また興味がわきますね。
by エートマン (2011-08-09 07:08)