またまたいちのへさんの [忠魂碑の類]
先月の下旬に見た、笛吹市内のとある小学校の敷地内の忠魂碑です。
よく見られる形の石碑で、中央に「忠魂碑」と大書されています。
「忠魂碑」の文字の左側に、文字を書された方の、肩書きと御名が記されています。
すなわち、「陸軍大将 一戸兵衛書」と。
これはまた一戸さんの書だったのです。
碑文の裏側にまわると、
主催 帝國在郷軍人會境川村分會 / 昭和三年六月 建立
とありました。
一戸兵衛さんは、1855(安政2)年、弘前藩士の子として生まれ、1915(大正4)年
軍人として最上級の陸軍大将にのぼっています。
退役後、1926(大正16=昭和元)年から帝国在郷軍人会の会長を務め、
1931(昭和6)年に亡くなっています。
一戸さんの晩年の在郷軍人会長だった時期には、彼の書いた「忠魂碑」の書が、
全国津々浦々に行き渡り、そこここで忠魂碑が起こされ、人びとに「忠なること」を強いた・・・
憲法記念日という日に、あえて・・・。
2011-05-03 23:17
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コメント(2)
おっと、見たことがある学校ですね。
by nontan (2011-05-09 23:50)
偉大な予言者nontanのお見通しのとおりであります。
忠魂碑のある学校についても。
またなかなかブログなんてやっていられなくなるのでは、
という趣旨の2ヶ月前の予言についても。
nontanさま。返信書き込みがずいぶんと遅くなり申し訳ありませんが、またよろしくお願いいたします。
by エートマン (2011-05-28 23:24)