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まだまだありました、万年橋 [川と橋の文化誌]

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 富士川支流早川のそのまた支流に春木川があり、その川に架かる橋の1つに
万年橋があることに、あることで周辺の地図を見ていて気付きました。
それで、昨日その現場を訪ねてみることに・・・。
 川に沿った道路を車があがれるところまで行って、行き過ぎに気付き、
戻りながらチェックすることにしたところ、今度はすぐにわかりました。

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 初めの写真は、早川町赤沢地内を流れる春木川に架かる万年橋
(このように形容詞つけないと、いくつもあってどの万年橋かわからなくなります)
を南詰から見たものですが、そちらから見た上流側のプレートです。
ひらがなで「まんねんばし」とありました。

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 同じく南詰の下流側には、「昭和51年5月竣功」とありました。
1976年ですから、この万年橋のお年も満35歳ということですね。
まだまだ「お若いの!」というところ、あと9、965年がんばらないと
お名前どおりの万年にはならないみたい・・・。

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 南詰から万年橋を渡り、中程まで到達したところで、上流側を見ました。
南アルプスの山懐を切り裂くように流れる春木川です。

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 こちら、反対に下流側です。
春木川はこの万年橋の付近で、クランク状に流れが曲折しています。

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 橋を徒歩で歩ききって、今度は北詰より見てみました。
センターラインが引けるほど幅員があるものではなく、見た感じ、二等橋です。

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 北詰の上流側にあるプレートで、「春木川」と河川名が記されていて、

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 反対の下流側プレートには、「万年橋」と、今度は漢字で刻されていたのです。
まさしく「万年橋」と実感しました。

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 さらに右岸下流側に下がり、橋の側面観を確認です。
赤い塗装がされた鋼製桁橋(橋脚無し)でありました。

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 再び南詰に戻って、鋼製の橋桁をのぞき込んで例のものを探しました。
結局、ありそうな場所をすべてチェックしてみましたが、道路示方書に基づく
例のプレートは確認できませんでした。

 でも、ともかくも、万年橋、じっくり見学・・・でありました。


(後で「ちず丸」で確認すると、ちゃんと出ていました。地図はこちら)[バッド(下向き矢印)]
*2017.2.13注記; 最初の投稿時には、「ちず丸」という便利なマップを提供するサイトが
 存在したのですが、しばらくして閉鎖され、いまはありません。残念・・・。

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