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進む山梨リニア実験線工事(9) [やまなしリニア]

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 やまなしを串刺しにするように、リニア中央新幹線は、構想から現実への歩みを進めています。

 この数日間、忙しくてあまり新聞に目を通していなかったので、
今日、じっくり眺めていたとき、地方紙の社会面の一隅に、そう大きな扱いではなかったですが、
ちょっと注目する記事がありました。

 それは、2011年9月16日(金)の山梨日日新聞(2版)24頁にあったもので、
要旨は次のようなものでした。
満月 JR東海は、山梨リニア実験線での走行試験の9月末の中断を表明(9月15日)。
満月 現在進めている実験線の延伸工事と既存区間の更新工事に専念することがその理由。
満月 いったん中断する走行試験は、一連の実験線工事が完了する2013年末までに再開の予定。

 上の図で、黒と赤、双方で表示した区間が延長42.8kmの山梨リニア実験線の全区間です。
このうち黒の部分、長さ18.4kmが先行区間と呼ばれていて、最初に工事着手され、完成を見て
1997年から走行実験が始まっていたのです。
そして、このところ時々にお伝えしているのが、赤で示した延伸工事区間でありまして、
この赤い部分を早く仕上げ、黒い部分も今後の営業線昇格を視野に入れ、更新工事を行うもので、
この両方の工事を少しでも早く成し遂げ、トータルの路線での走行実験に移行することが
「営業路線」(青で示した・・・)の展開により早く近づくということのようです。

 新聞記事には、合わせて現在の延伸工事の進捗状況が紹介されていました。
それによると、トンネル区間19.1kmのうち17.4kmで掘削が完了。
トンネルの数にして10か所のうち、6か所が貫通ということだそうです。
JR東海では、工事は順調ということで、これまで2014年3月としていた
42.8km全区間での走行試験の開始を、初めにみたように前倒ししていくとのことでありました。

ひらめき《注意》今回の地図に示した路線、特に青線は、エートマンの推測によるイメージです。
   実際にそうなることを保障するものではまったくありません。
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