くろがねもんオープン [公園・史跡]
2013(H25)年1月10日(木)、午前8時ごろの甲府城跡に復元なった鉄門です。
この日午前10時から竣工記念式典が開催という晴れ舞台の2時間前の状況。
まだ門の扉は、しまっていました。
そしてその日のお昼休み、竣工のセレモニーも無事終了して、扉も解放された鉄門です。
この日は、とても良いお天気。青空がきれいで、完成のお祝をひきたてていました。
2013年1月11日(金)、午後5時過ぎの甲府城跡。
いくぶん伸びてきた新春の陽、暮れのころに比べるとまだ明るい。
でも、ライトアップが始まっている時刻、それにしても鉄門の前あたり、やけに明るいです。
そのわけは・・・。
すこしだけ望遠状態で見ると、鉄門の下の天守曲輪と呼ばれるスペースに、
人だかりができていました。
実は、翌日に控えた「富士の国やまなし国民文化祭」の前夜祭イベントとして、
薪能が始まろうとしていたのです。
現場に駆けつけてみましたが、もはや立錐の余地もない、という状態でしたので、
鉄門の脇の石垣の上から見てみました。
たいへん失礼なことでしたが、仮設の能舞台で薪能がはじまっていたのを確認したのでした。
聞きしにも増して幽玄な世界。
その昔、甲府城が歴史の舞台で呼吸をしていたころ、楽屋曲輪とよばれるエリアに
能舞台がおかれたいたそうで、そこで演じられたお能は、
時に庶民にも公開されていたことが知られているそうですが、
鉄門の竣工と国民文化祭の開会とに華を添えるものとなりました。
そして本日(2013年1月12日)、一般公開3日目の鉄門をじっくり見ました。
画面中央辺りには、公開記念イベントを企画している県埋蔵文化財センターの受付がありました。
2階といいますか、櫓門である「鉄門」の櫓部分の、内部の状況です。
鉄門の工事経過や関連調査の成果などを紹介する期間限定の展示会が開かれていて、
たくさんのお客さんでにぎわっていました。
っじゃじゃ~ん。展示の一角に見つけた富士の国やまなし国民文化祭のポスターです。
国民文化祭にとっては、今日が初日、お客さんが多いのも
それと関連している部分もあったようです。
客足が一瞬途絶えた時の鉄門の櫓内部の写真、たて構図で4枚連続撮影の写真を
パノラマ合成した結果による超広角写真となっています。
展示もさることながら、小屋組みなど見ごたえがありました。
また鉄門の内側の本丸スペースでは、大道芸なども行われ、
堅ぐるしくなりがちなお城の中の雰囲気を柔らかく、老若男女みなが
楽しめるようになっていました。
関連のイベントは、1月14日まで続くとのことで、詳細は次の県の関係ページで確認できます。
http://www.pref.yamanashi.jp/gakujutu/maibun/kuroganemon_shunkou_event.html
このブログ内での鉄門に関する過去記事リスト
「県民の日イベント」(2011.11.21)
「鉄門見えました」(2012.1.5)
「鉄門見えました・2」(2012.6.7)
「鉄門みえました・3」(2012.11.8)
「県史跡甲府城跡に復元の鉄門、完成間近」(2012.11.15)
「ライトアップされてる鉄門」(2012.12.25)
2013-01-12 23:28
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