イギリス積み [ふむふむ そうなんだぁ!]
JR中央線の長禅寺架道橋(ガード)のうち、下り線部分には
創建当時かと思われる煉瓦積みが見られます。
煉瓦積みと一口にいっても、ここでの積み方は基本的にイギリス積み。
煉瓦を長手だけを並べる段と小口だけの段を一段おきに積んでいく方式で、
すべて小口だけで積むドイツ積みに比べ、経済的でいて強度が確保される
ことで近代以降の構造物によく用いられる積み方だそうです。
架道橋の下りの線路部分の両脇に、保線用の通路が設けられていますが、
この通路は廃棄されたレール2本を逆さまに渡し、上に鉄板を
歩行用の踏み板として溶接したものですが、この転用レール計4本のうち
最も南側のものは『UNION D 1885. N.T.K.』の銘があり、
ドイツのウニオン社で1885年に製造されたものだとわかります。
車で通行したりする時、狭くて不便な長善寺ガードですが、
国際色豊かな歴史も見られるところであり、うまく利用しながら
できる限りうまく続いていくといいなぁと感じました。
創建当時かと思われる煉瓦積みが見られます。
煉瓦積みと一口にいっても、ここでの積み方は基本的にイギリス積み。
煉瓦を長手だけを並べる段と小口だけの段を一段おきに積んでいく方式で、
すべて小口だけで積むドイツ積みに比べ、経済的でいて強度が確保される
ことで近代以降の構造物によく用いられる積み方だそうです。
架道橋の下りの線路部分の両脇に、保線用の通路が設けられていますが、
この通路は廃棄されたレール2本を逆さまに渡し、上に鉄板を
歩行用の踏み板として溶接したものですが、この転用レール計4本のうち
最も南側のものは『UNION D 1885. N.T.K.』の銘があり、
ドイツのウニオン社で1885年に製造されたものだとわかります。
車で通行したりする時、狭くて不便な長善寺ガードですが、
国際色豊かな歴史も見られるところであり、うまく利用しながら
できる限りうまく続いていくといいなぁと感じました。
2005-12-11 18:13
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0