とおくから・・・ [火の見櫓]
あのぅ・・・恐縮ですが、再び火の見櫓の話題です。
今回のは、遠くからでもとてもよく目立つ火の見櫓です。
火の見櫓は、大きく2つの機能があるかと思われます。
1つには、遠くまで見渡し、出火場所の確認を行う「物見」の機能です。
2つめとして、地域の消防団員に、「連絡」をする機能です。
このほか、消火活動などで、ぬれたホースを干すための
「物干し」の役割もあります。
とくに第1の機能のために、たかく塔を組み上げた構造があるのですが、
遠くを見ることもさることながら、遠くから目立つとは・・・
それにしても立派な火の見櫓です。かなり最近に塗り替えをしたばかりのようで、
赤のペイントがとてもあざやかでした。
上部のクローズアップです。
第2の機能のための半鐘が下げられていますが、
前回取り上げた甲斐市西八幡での火の見櫓とはまた違って、
拡声器のスピーカーは、火の見櫓自体には、1つも着いていません。
構造やカラーリング、また設備のようすなど、地域によってさまざまあって、
火の見櫓を見歩くのもおもしろいですよ・・・。
(今回の写真は、2007.6.11 南アルプス市上高砂にて撮影)
2007-07-12 23:59
nice!(0)
コメント(4)
今日のは、なんだか中華風味ですね。
色のせいかな。
銅鑼の音とともに龍が登場しそうです。
by kawazuya (2007-07-13 19:56)
いわれてみると、そうですね。赤い色に加えて屋根の反りなんかが、絶妙に中華風味をかもしだしているような、そんな気がしてきました。いつもご訪問&コメントありがとうございます。
by bnvn05 (2007-07-14 08:24)
今日訪れたら残念ながらここの火の見櫓取り壊されていました。
詰所が移動したようです。
by MR X (2010-02-21 19:30)
MR Xさん、コメントありがとうございました。
そうですか、取り壊されたそれなりの事情、
詰所の移動がおこなわれたのですか。
でも、そうやって地域を守る活動は、形を変えながらも引き継がれていくのですね。
このブログでは、その時にそこにあったことを記録し、その時のそのことの背景や移り変わっていくことなどをメモしています。
そういう意味で、とてもありがたい情報でございました。
これからもよろしくお願いいたします。
by エートマン (2010-02-21 21:02)