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もう一つの鎌田川 [川と橋の文化誌]

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 笛吹市境川町石橋で見た小さな川と小さな橋のお話です。
もう日暮れ時。色具合が悪いですが、ちょっとした発見のご紹介・・・。
遠くに坊ヶ峰をのぞむこの場所を、地図にもなかなか載らない川が流れていました。
富士川上流の笛吹川の支流、浅川の支流の狐川のそのまた支流の鎌田川です。

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 この地を通過する県道34号の圭林バイパスがこの小さな川を渡るのに
小さな橋ができています。
その名も鎌田川橋。

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 地域を歩き、ちょっと目を向ける方向を変えると
小さなものでもぐっと心に迫ってくる・・・
そうしたもう一つの鎌田川とそこにかかる鎌田川橋でした。
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コメント 4

nontan

この川は、集落の排水を流すための川のようです。ただ、遡ると、昔米蔵があったという場所にたどり着きますが。
by nontan (2008-04-20 00:05) 

bnvn05

nontanさん、コメントありがとうございました。
さすがにお詳しいですね。
どんな性格の米蔵なんでしょうか、気になりますねぇ。
それと、なぜその川が「鎌田川」なのかも・・・。
by bnvn05 (2008-04-20 00:18) 

nontan

鎌田川の名前は、小字の鎌田に由来するものと思われます。
米蔵は、この地域の郷蔵のようなもので、ここに米を保管し、鰍沢へ船で輸送したと聞いています。
ちなみに、今この地区と白井の間に境川が流れていますが、以前は白井の方に流れていました。
by nontan (2008-04-20 21:02) 

bnvn05

nontanさん、リクエストにお応えいただき、詳細な情報をご提供くださり感謝申し上げます。こうした地域の歴史情報は、だんだん忘れ去れてしまいがち、こうしたところで教えていただくことができて、うれしい限りです。
by bnvn05 (2008-04-20 23:54) 

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