にしざわおおはし [橋と川の文化誌]
山梨市三富川浦にある西沢大橋を訪ねました。
(今回のは、“続きを読む”昨日も使わずに、長くなりますがお許しください)
この橋は、一般国道140号の雁坂トンネル(有料)の整備・
供用開始にあわせて建設されたもので、雁坂トンネル側と川浦集落側とを
4分の3周くらいの円弧を描いて結びます。
川浦側の欄干親柱の一つに「平成8年3月竣工」の文字が見られました。
さらに、橋の中央寄りに歩を進めました。
その部分で、下流側を見たところです。
遠くに広瀬湖の湖面が光って見えました。
それから橋の、川の流れの真上辺りから、直下をのぞき込んでみました。
川の急な流れを調整するいくつかの堰堤が設けられていますが、
そこに見られる深みの透明感のある、まさに水の色、
見ているだけで涼しくなるものがありました。
さて、この橋ですが、とても大きくて、しかも
ぐるっとループ状になっているので、全体を把握するのは難しいです。
近くにある道の駅に、地図模型がありましたので写真に撮り、
その一部、西沢大橋のある辺りを切り取ってみました。
橋を渡るというよりは、谷間の空間を使って、大きなループで
標高差を緩やかにつないでいる橋なのです。
まだまだ続きがあります。
例によって、橋の下から観察しました。
とても雄大な構造です。
こんな構造物を作り上げてしまう・・・。
人の力は、すごいなぁ・・・。
橋の下をくぐり抜けて、雁坂トンネル側の橋のたもとに出ることが出来ます。
雁坂峠側から見た西沢大橋の渡り始め部分です。
で、また片側につけられている歩道をつたって、流れの真上辺りに進みました。
そこから下流側を見たものです。
反対方向に目をやると、西沢大橋に来たばかりのころは見えていた鶏冠山、
すっかり雨雲に包まれてしまいました。
その辺りは、笛吹川の源流域。
そして、あのずっと向こうは彩の国埼玉の秩父地域になるのですね。
2008-07-15 23:27
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