おーるど・ふえこま [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
大変恐縮ですが、甲州市塩山藤木の上藤木・八坂神社の前の
葡萄畑の中に、こんなポールが立っていました。
むかしの木製電柱みたいなのですが、途中で切れていて、
切れたところに「1」とか「2」という表示が付いています。
これ、なんだろうなー。
実は、エートマンには、すぐぴんと来るものがありまして、
念のため、周りを見渡すと、真上に送電線がとおっていました。
東京電力の笛駒線です。
で向こうに見えているのは、笛駒線9号鉄塔です。
現在の笛駒線9号鉄塔は、昭和52年5月に建造された高さ31mの送電線鉄塔です。
昭和52年(1977)以前は、どうだったんでしょうか。
たぶん、木製の送電線鉄塔じゃなくて、送電線木塔だったようです。
こちらは、今回問題にした木柱から、笛駒線8号鉄塔を見ているのですが、
大きく「1」と掲げられている木柱は、笛駒線の1号回線を支える送電線木塔だったのです。
いま見られるよりも高い木塔が、鉄塔に更新され、その際「1」の表示板の
すぐ上で、切り倒されて、根元部分だけが葡萄畑の中に残されていた・・・
それが今回の話題だったのであります。
2010-02-15 22:57
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エートマンさん♪なかなかイイ発見をしましたネ~ェ(^^)v
上の部分は、どんな感じだったんですかねぇ?考えるだけでワクワクします。
マダ近くにこの様な、遺構が探せばあるのカモしれませんネ…。
ps.笛駒は、「ふえこま」と読むんですネ…「てきこま」と間違えて読んでいました。(笑)
by ryu (2010-02-19 21:52)
ryuさん、こんばんは。コメントありがとうございました。
上の部分はどんなだったか、ある程度想像できるのでき、また手がかりもそれなりにあるにはあるのですが、歴史的な資料で、それを利用するには、難しさもあります。
機会を見つけて再現できたらと思います。
まだまだ探すといいものに行き当たるかもしれませんね、楽しみですよ。
笛駒線の読み方ですけど、エートマンの読み方は適当なものです。テプコさんにお聞きしたわけでもテプコさんちの資料に当たったわけでもありませんから、ご注意ください。
by エートマン (2010-02-20 23:35)