よもぎはし [川と橋の文化誌]
甲府市の蓬沢町を流れる濁川(富士川=笛吹川の支流)に架かる
県道22号甲府笛吹線の蓬橋です。
蓬橋は、2つの橋脚を持つ鋼製桁橋。
橋脚のトップの支承部分。
そんなに古い橋ではなさそうですが、こうしたところを見ると年代を感じますね。
いまだったら積層ゴム支承ですものね。
蓬橋の中程から上流側を見ました。
この橋、結構交通量がありまして、歩いて渡るには、
下流側にのみつけられている歩道を利用しなければいけません。
なので、上流側はを見るとこんな感じです。
上流には、同様な橋がいくつか架かっていますが、すぐ上流の「神橋」が見えています。
それから下流側。
河川敷を広く見渡すことができます。
川の先の方には、国道20号が渡河するのを目にすることができます。
蓬橋の東詰上流側から見た状況です。
手前に見えるプレートには、「よもぎはし」と橋名がひらがなで記されています。
東詰下流側。ここには、「昭和58年3月竣工」と蓬橋の竣工時期が記されています。
今度は、西詰上流側。「濁川」と蓬橋が渡る川の名称がありました。
それから西詰下流側。
おやおや、ここには「蓬橋」と感じで表記されたプレートがあったはずですが、
欄干が大きく曲がっていて車でも激しくぶつかったような痕跡・・・。
プレートもその際に失われてしまったようです。
さて1つ上流側の神橋から見た蓬橋です。
このときは、トラックや乗用車などが行き交っていました。
上流側から見て右手、すなわち西詰側の、鋼製桁の側面に
道路示方書に関わるプレートがありました。
1980年版の示方書によった山梨県が建造した一等橋であることがわかりました。
以上、長々とお付き合いいただきましたが、蓬沢町の蓬橋のご紹介でした。
2012-11-09 23:59
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