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かせんせいそう2009 [川と橋の文化誌]

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 昨日は、近くの滝戸川という中小河川の清掃活動があり、
朝6時からスタートの、地域住民総出の恒例行事に、
眠い目をこすりながら参加しました。

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 清掃といっても、水路のドロ揚げのようなものではなく、
背丈以上に生い茂ったアシ類などを、刈り払い機で刈り取る作業です。
 子どもの頃、よく遊んだこの川は、草などほとんど無い、石ころだらけの河原でしたが、
いまでは、雑排水などが流れ込み、富栄養化が進んだためか、
青々と草が茂っているので、河川敷は大水の時などに、流れをさまたげるし、
堤防は見通しが悪くなるので、こうして住民の共同作業できれいにしていきます。

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 こちらは、我が進むべき目の前の河川敷・・・、

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 そして、振り返ったところ、つまりビフォー&アフターです。
この川は、少し前まで、夜、ホタルが飛び交う光景が見られました。
なので、川縁の草は、60センチほどの高さを残して刈り払い、
ホタルの命をつないでいくことにも配慮しています。
 で、立っている場所は、水の中・・・、
長靴を履いてはいるのですが、水深がそれ以上あり、
いったん濡れると、後はもうお構いなしになって、がんばりました。
 えっ、のんびり写真なんか撮っていいのか、ですって?
あぁー、それはですねぇ、休憩タイムの声がかかったときのことなので、
だいじょうぶなんですよ。ほら、もう誰もいないでしょう!

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 やぁー、どうも、おつかれさん、今日は暑いですなぁー!
と、休憩時間を入れながらの作業でありました。
こうした時間に、いろいろな話題があって、地域の連帯が保たれていくのです。

  夏草や 川がとりもつ 地域の輪

というようなところでありました。

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 なお、これまた恒例で、川が終わると、その後は、
お山にあがる農道の両側の除草作業です。
こちらの写真の撮影時刻は、12時06分。
この日の作業が終わって、引き上げのタイミングの撮影です。
 暑さも応えましたが、河原の不安定な場所を歩くだけでも、
普段使わない筋肉を使い、さらにお山の上まで作業しながら歩いて、疲れましたよ。
おまけに刈り払い機の振動が腕に来て、もうたいへんでした。
でも、心地よい疲れでもありました。
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