石垣についての研究会のしっぽの方だけ参加の記 [調査・説明会・講演会・シンポなど]
先日、甲府で、城郭などに用いられてきた歴史的な石垣についての
大切な研究会が開催されました。
その後半の方だけ、参加ができましたので、メモしておきます。
研究会のタイトルは、この写真のとおり「第7回全国・・・・・」です。
甲府市の中心部、甲府城跡の内堀の畔に建つ市の施設、社会教育センターを会場に
1月21日と22日、基調報告・事例報告・研究討議が行われました。
こちらは、1点目の写真と同じですが、第2日の午後のパネルの際の会場全体のようすです。
あつい・・・ふんいき。インフルエンザも、ちょっとばかり、ふきとびました。
22日15時、研究会第2日の日程終了の後、会場の社会教育センター階段踊り場から見た
あたたなか冬の午後の陽を浴びていた甲府城跡です。
翌日は、こちらの実際の石垣を見ながら、現場中心のお話しになります。
一夜明けて、23日の土曜日の午前に、甲府城跡と武田氏館跡に残る
甲斐の歴史を重くのせた石垣の実際を見ながらの研究会。
こちらは、甲府城跡での石垣を見ながらの状況です。
甲府城跡の旧鍛冶曲輪の一角で、石垣の石積みを担ってきた伝統的な技術をめぐって
具体的な検討や実演も行われました。
それにしても、石垣についての問題は、大きくて難しいもの、
参加者が、3日間にわたって進められてきた研究会の最終のまとめをされておるところ・・・。
まとめが行われていたのは、この稲荷櫓の石垣の前でありました。
この石垣、前にもふれたように、この写真に写っている範囲ほとんどを解体、
つまり石積みを外して、悪いところをなおし、また元のように積み戻しされたのですが、
今回の研究会は、そうした石垣の改修などをめぐるさまざまな問題を検討されたもの、
なので、この場が、まとめにいちばんふさわしかったようです。
もっとも、この後、武田氏館跡の実際も見ましたので、
ここで終わりということではないのですが、エートマンの参加の記はここまで・・・。
終わりになりますが、3日間の研究会の準備並びに運営に当たられました皆さん、
また全国各地よりご参加の皆さん、たいへんお疲れ様でした。
石垣についての研究会が来るのに・・・ [調査・説明会・講演会・シンポなど]
甲府駅身延線ホームから見た、甲府城跡の稲荷櫓です。
いまでこそ、立派な石垣の上に、見事に復元された櫓が建っていて、
甲府の名所の1つとなっていますが、2001年の秋には、
あの稲荷櫓の下の高い石垣は、解体修理されていたんですよね。
下から見て、目の高さぐらいまで、石垣が外されて、
それから積み直しがされたなんて、信じられない気がします。
積み直して、地震とかだいじょうぶでしょうかね。
何でも、櫓の基礎にコンクリート製の基礎パイルを打ち込むかどうかで、
たいへんな議論がなされたそうです。
甲府城では、そうした実績があることから、このほど、
城跡の石垣などを研究する全国会議が甲府にやってくるそうです。
ああ、それなのにそれなのに、どうやら風邪をひいてしまったよう・・・。
ふたたび、更新が滞るかも・・・。
不徳・不摂生の致すところ、申し訳ありません。
全国会議のことは、次の県教育委員会学術文化財課のHPに記事があります。
(追記:2016年11月20日)途切れていた画像の添付作業を行う中で、記事中のリンクに
ついても確認を行ったところ、リンク先の記事は当該ページ運営主体によって
削除されていることが判明しました。ついては、上記リンクはたどらないでください。
新府城跡説明会に行ってきました・・・ [調査・説明会・講演会・シンポなど]
今日、韮崎市にある国指定史跡「新府城跡」で、史跡整備事業のため
現在行われている発掘調査について、現地で説明会が開かれました。
写真は、県道17号・茅野北杜韮崎線の脇で見た現地の状況ですが、
これは縦横比を無視しながら縮小した画像で、クリックすると別画面により
640×200ピクセルの元画像を見ていただけます。
説明会は、午前と午後、行われました。
実は、お昼のニュースで午前の部が放映され、あわてて午後の部に参加したのであります。
エートマン・アンテナの感度が、この頃一段と悪く、なかなかそうした大切なことが
まえもってつかまえられないので、ご関心の皆さまにご案内は出来ませんでした。
現地事務所の前で、受付をし、その後、市のご担当の方から概要説明がありまして・・・。
その後は、現地に即してのご説明となりました。
ご参加の皆さんは、受付で配布された説明資料を手に、説明を聞き入っておられます。
それで皆さんが取り囲んでいるところは、今回の発見の主眼となる部分で、
知られている絵図資料にも描かれていない堀の跡であります。
堀跡が発見されたのは、新府城跡の本体の北側に、およそ東西方向に見つかっていまして、
黄色の点線で示したのが、堀の外側の発見された「肩」のラインです。
この点線の右側が、すべて掘り上げられてはいませんが、堀の跡です。
今回発見された堀跡は、お城の全体的規模からすると、幅がそう大きくない、
大胆な言い方をすれば、やや貧弱なものと言えそうなんだそうですが、
さらに外側に、湿地帯があって、そちらが城の護りに関係していたと見られるようです。
地下からはいろいろな情報が出てきて、毎回楽しみです。
こうした次々に出てくる発見が、今後行われる史跡の公園化の中で、
どんなふうに実現されるのかも、また次なる楽しみでもあります。ワクワク・・・。
遺跡調査happy・・・2009上半期 [調査・説明会・講演会・シンポなど]
恒例の遺跡調査発表会がありました。
このブログでは、過去何度か取り上げていますが、初めに取り上げたときに、
ローマ字入力で「isekichousahappy」と入力し、「okai」と続ける前に
変換キーを押してしまい、遺跡調査はhappyみたいになってしまったことがあり、
遺跡調査はとてもhappyなんだということが、エートマンの琴線にふれたので、
それ以後何度かこうしたタイトルで紹介しています。
いずれにしても、山梨県内では、こんな遺跡が調査されているのかぁ・・・、
とか、いろいろ勉強になって、happyな時間が過ごせたのでありました。
なお、これは、ブログおさぼり中の2009年10月24日の土曜日の午後のことでありました。
今回の遺跡調査発表会の内容につきましては、主催者の1つである
山梨県埋蔵文化財センターの公式HPの次のページに、レジュメも含め、
間もなくアップされるという情報があります。
http://www.pref.yamanashi.jp/maizou-bnk/isekicyousa-happyoukai/top.html
明日、遺跡の説明会あり・・・の情報です [調査・説明会・講演会・シンポなど]
このところ、ぐずついた空模様となりました。
そんな今ごろの河口湖のようすです。
大石公園から、河口湖大橋を右手に、河口地区を見ています。
この写真のほぼ中央に当たる場所、平安時代の集落遺跡が発掘調査されています。
ちょっと天気が心配ですが、10月3日(土)に、遺跡現地説明会が
開催されるという情報が見つかりましたので、お知らせです。
詳細については、とあるブログ「風土記の丘だよりinかい」の当該記事や
実施機関の公式HPをご参照ください。
公式HPのURLは、http://www.pref.yamanashi.jp/maizou-bnk/index.html
とあるシンポ、ありました [調査・説明会・講演会・シンポなど]
300席くらいある会場でしたが、客席の状況は、まばら・・・。
①テーマが限定的だったのかしら・・・。
②関心が薄いテーマだったのかしら・・・。
③アナウンス不足だったのかしら・・・。
でも、1石は投じられたのでは・・・。
この記事を読まれた皆さまには、何のこっちゃ・・・?
という内容になりましたが、完全にエート・マンのメモという感じです。
こういうのもあるのです。
お茶壺蔵を・・・シンポに行ってきましたよ [調査・説明会・講演会・シンポなど]
話が前後してすみませんが、7月19日(日)に都留市文化会館で開かれた
あのシンポに行ってきました。
写真は、都留市のご出身で、NHKでご活躍の国井雅比古さんによる
基調講演のもようです。
地元の高校生が運営に参画されるなど、内容や運営の細かい点など
勉強になりました。
都留市の市民がこれから、どんなまちづくり・ひとづくりに取り組まれていかれるか、
とても楽しみ・・・、そんな印象が残りました。
関係の皆さま(とくにganさん)、たいへんお疲れ様でした。
「勝山城お茶蔵・・・」シンポ・続々編 [調査・説明会・講演会・シンポなど]
今日も「都留市役所」の公式HPをじっくり拝見しました。
でも、見方が悪いのでしょうね。
なかなか求める情報がうまくとれません。
そんな中、「e-つるマップ」というページを見つけました。
けっこう便利でした。
そこからデータをこっそりいただいて、勝山城跡とお茶蔵?
またシンポの会場となる都留市文化会館の案内マップを作りました。
まあー、毎日ごていねいに、紹介文をのせているなぁー、
そんなふうに思われる方も多いでしょうね。
でも、大切なことは、ていねいに取り上げる・・・、これもエート・マンの流儀です。
そんなこと書き進めていたら、nontanさんからコメントがはいりました。
都留市の広報の14ページ下段に、情報が出ているそうですよ。
実は、この広報もささっと目をとおしたのですが、エート・マンの目は、節穴ですね。
見逃していました。
ご覧くださる意志のあるお方、記事のインデックスを付けましたので、
リンクをたどってご覧くださいますよう・・・。
「勝山城お茶蔵を・・・」シンポ・続編 [調査・説明会・講演会・シンポなど]
前回、ご案内した、市民参加型のシンポジウム、
「勝山城お茶蔵を生かしたまちづくり・ひとづくり」ですが、
まだ情報が不足しているかと・・・。
続編として、手元にある情報を追加してご案内します。
なお、関連のコメントも2つ、いただいていますが、それも参考に。
まず、都留市で毎年10月の最終日曜日に開催されている「お茶壺道中」
このイベントについて、都留市役所の公式HPから関連記事をとりまして、
上に使わせていた出来ました。
このシンポジウムが広げようとしている世界に理解を進めるために、
基本的に押さえておきたいので、上の画像には、関係記事へのリンクが張ってあります。
お茶蔵と勝山城跡、そして都留市の歴史、そしてお茶壺道中というイベント・・・
これらについては、ちょっとそれなりにボリュームがあるので、別記事にすることにして、
シンポですが、このシンポの運営を担当されているganさんよりいただいたコメントによれば、
>国井NHKアナウンサー「我が故郷 都留を想う」の基調講演の他、 文化財調査報告・パネルディスカッションと欲張りな内容です。 ディスカッションには都留市長が飛び入りするかも知れません。
そうですか、NHKの国井さんは、都留市のご出身なんですね。
きっと、“あつーい”お話しになるのでしょうね。 たのしみ・・・。
そして・・・、
>司会は桂高校放送部、記録写真は谷村工業高校写真部と高校生と市民の手作りシンポです。
それから、
>「えーと 何だっけ?」ファンの方、是非お出かけ頂ければとお願い致します。
ということです。
こんな注目すべきシンポなのに、
>都留市のHPには紹介されていないですよね。残念ですねえ。
というコメントをnontanさんからいただいています。
確かに、前回の記事を載せる際、詳細なHP記事があればリンクしようと、
都留市のHPをささっくりけえしたのですが、見つかりませんでした。
なので、『えーと 何だっけ?!』で、連続のご案内となりました。
(大切な情報なので、まだ続々編あるかも・・・)