秋の全国火災予防運動の啓発ポスター2010 [消防防災の巻]
「消したかな」 あなたを守る 合い言葉
これは、2010年の秋の全国火災予防運動の標語でありまして、
写真は、その標語を織り込んだ啓発ポスターであります。
この記事のカテゴリが、「・・・お出かけメモ」になっていますが、
問題は、このポスターをどこで見たかであります。
これまでにも、全国火災予防運動の啓発ポスターを取り上げた記事がありますが、
それらは、ほとんどが、消防署とか消防団詰め所のような消防関係の場所でした。
でも今回のは、ちょっと違います。
豊後国の田染の里なる、天台宗の古刹「富貴寺」の庫裏(?)で、昨日、見たものです。
秋の全国火災予防運動は、11月の9日から15日まで。
どちら様も火の用心!
春の・・・ポスター [消防防災の巻]
「灯台下暗し」という言葉がありますが、まさにお膝元に目が届いていませんでした。
このポスター、職場の廊下に面したもの入れのドアに貼ってありました。
「2010 春の火災予防運動」のポスターであります。
お約束の標語(全国統一防火標語)の「消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子」は、
このポスターでは、下の方に追いやられた感じがしました。
そして・・・。
変わりに目立つ位置にきているのが「住警器」の文字。
「住警器」って何だろうと思いましたが、ポスターに写っている女性が
手にしている物を見て、すぐに合点がゆきました。
念のため、ネット検索すると、総務省消防庁の公式ホームページに導かれ、
「住宅用火災警報器」の略称だということが、何となくわかりました。
ということで、前回の記事の中のポスターの続編のようなお話しでありました。
しばもじ2010 [消防防災の巻]
富士川の左岸堤防に、冬枯れの土手の、焼かれて黒くなったのり面をキャンバスに、
大きな文字が浮かび上がっているのを見ました。
一昨日の土曜日のことです。
これが、どんな意味があるか、このブログご覧の皆さま、およそ察していただけますね。
過去にも記事があります。ブログ内検索エンジンで「しばもじ」を検索すると、
2つほど見つかりますよ。
とはいえ、お手間をとらせたらいけませんので、過去記事の一覧を示すと、次のとおりです。
1)「しばもじ」 2008.3.9 http://bnvn05.269g.net/article/10818344.html
2)「しばもじ2009」 2009.3.3 http://bnvn05.269g.net/article/14016964.html
この記事は、まだ途中、続きがあります。どうぞ最後までご覧ください。
しばもじ2009 [消防防災の巻]
3月1日から7日まで、春の全国火災予防運動が展開されています。
この運動にあわせて、毎年、富士川の堤防に、「しば文字」が出現しますが、
先日、そのしば文字の制作過程をローカルTVニュースで見ました。
文字として残す部分を鉄板でカバーし、周りをバーナーであぶって
文字を描き出していたのです。
ただ、例年、しば文字が現れる場所とは、今年の場所は異なっていて、
いつもの場所は、中部横断道の路線がかぶる場所で、
周辺で関連工事が進んでいるためか、と勝手に想像してますが、
今年の場所は、「市川大門線」という送電線の46号鉄塔の近くです。
(昨年のようすは、こちらの過去記事で---->しばもじ)
それから、2009年2月12日にアップした「火の見ちゃん30」の
記事で使用した4点目の写真を再掲しましたが、
今年の全国統一の火災予防運動の標語は、この啓発ポスターにもあるとおり、
「火のしまつ 君がしないで 誰がする」であり、
しば文字は、この標語を焼き出していたのでありました。
おしまいに、今日見た現地のようす、季節の花とともに
もう一度ご覧ください。
そしてくれぐれも、火の用心、気をつけましょう!
元日も引き続き・・・ [消防防災の巻]
例の甲府市東部の山林火災ですが、遠くから見ても煙などは確認できないのですが、
引き続き自衛隊のヘリが朝から夕方まで、忙しそうに飛び回る音が続いていました。
そして、気になって午後4時近くに、自宅2階の窓から、望遠してみました。
その結果、ご覧のとおりの状況が確認できました。
複数の大型ヘリが赤いバケットを吊り下げて往復していたのです。
散水の場所は、大晦日に、煙を上げていた場所でした。
まだ小さな火がいくつかくすぶっているのでしょうか。
私の住む集落では、元旦に地区住民総出で、自治会集会所前で
新年互礼会がもたれます。
その時、集まったご近所の皆さんの中に、現役の消防団員がおられまして
暮れに山林火災の消火活動に加わられた話しが出ました。
出火の翌日の29日から、連続で出動された方もおられました。
で、元日も、この後、招集があるかもしれない・・・と話されていました。
その後のご近所の団員の方の出動がどうだったかはわかりませんが、
現実にヘリは、消火活動を展開されていたのです。
山火事は、完全に火がなくなるまで、相当の慎重が求められいるのでしょう。
元日から、たいへんご苦労様です。
小さな火が、乾ききった山林に放たれると、とてもたいへん・・・です。
火の用心、ひのようじん・・・・。
この後、1回のヘリによる散水の状況を2秒おきに見ていただきます。
はたらくのりもの [消防防災の巻]
自衛隊(陸自?)の大型ヘリコプターCH-47Jのようです。
28日より続いている甲府市東部の山林火災の消火活動に、
汗を流していただいています。
今日は大晦日、山火事の年越しなんてまっぴらですし、
昨晩から一段と人家のある方向に火の手が進んできているので、
それをシャットアウトするという使命を帯びています。
ヘリが吊り下げている赤いバケットには、
甲府市北部にあるダム湖などから汲み上げてくる水が入っていて、
火災現場の上空で、このように、ワッと撒いて、火を消すお仕事をしてくれていました。
懸命の消火活動は、地上でも展開されているようでしたが、
そらからの活動も、複数の大型ヘリ(確認しただけも5機はいました)により、
ひっきりなしの散水で、夕方までに、相当火勢が鎮まりました。
少しでも早い鎮火を、あらためて祈りたいと思います。
今夜もまだ燃えてます・・・ [消防防災の巻]
昨日取り上げた大蔵経寺山の山火事、ですが、
今日も日中、ヘリなどによる消火活動が展開されたようですが、
おさまるところを知らず、夜になっても、遠くからでもはっきりと炎が見えます。
時折高く炎が舞い上がります。
鎮火するまでは、まだ時間がかかるのでしょうか。
雨でも降らないとダメなのでしょうか。
明日は大晦日。
山火事の年越しなんて、願い下げですよね。
あらためて早期の鎮火を祈りたいと思います。
《追記》画像データの再構成を行いました。2018年1月4日
空からの消火活動 [消防防災の巻]
甲府市と笛吹市の境にある大蔵経寺山で、昨日の午後に発生した山火事は、
一夜明けた今日もくすぶり続けていました。
午後4時頃に、現場のようすを、甲府市小曲町の濁川右岸堤防の上から、
遠巻きに見ました。
歳末の大掃除の途中で買い物に出たついでに消火活動のようすを望遠したのです。
大きな山火事の消火活動には、ヘリコプターの投入が不可欠なようで、
朝からヘリの飛び交う音が耳に入ってきましたが、
実際に消火に当たっているようすを見ることが出来ました。
直前の、散水開始の写真から4秒後です。
さらに2秒後。
そしてまた2秒後。
トータルで約8秒間くらい。それが一度の散水。
それでも、空から水をまいた後は、煙の量が少し抑えられるような・・・。
山火事の消火のために出動要請を受けた自衛隊のヘリのようですが、
水を入れる赤いバケットは、散水後は軽くなるため、
ヘリの進行方向に対し後になびいています。
どこまで水を汲みに行くのでしょうか。
散水を終了してから約2分ですが、給水をする目的地はまだまだ先のようです。
約8秒間の散水のために要する往復の時間はどれくらいなのか分かりませんが、
たいへんなことであることは確かです。
関係者のご苦労に頭が下がります。
次のヘリが水を満たしたバケットをつるしてやってきました。
水を汲んで現場に向かうヘリがつるすバケットは、重さがあるためなびいてはいません。
先ほどのヘリの散水終了時から、およそ8分後、次のヘリが現着しました。
そしてまた、その4分後、次の散水が始まりました。
沈み行く夕日を受けて窓の部分が光り輝いています。
買い物を終え、自宅に戻って、山火事の現場の方向が見える2階の窓から、
夜のとばりが下りた大蔵経寺山を見ると、まだ赤い炎が
点々と山肌を焦がしているのが確認できました。
10数キロの距離をおいて、なおこんな具合ですので、
近くの方はさぞご心配でしかたないのでは、と拝察いたします。
少しでも早く鎮火してくれることを祈るばかりですが、
それにしても、このところずっと雨はなく、乾燥が進んでいるので不安です。
しばもじ [消防防災の巻]
久々の更新となりました。
なかなか更新する時間が持てなかったのと
いよいよと思ったときは、無線LANルーターがこわれて、アクセス不能に・・・
ようやく今し方有線でのアクセスができるようになり、再開となりました。
この春は、なかなか苦難が重なるようです。
さて話題は、ある消防署が例年行っている火災予防の啓発活動の一環として
富士川の堤防法面に、芝焼きを行いながら、文字を描き出していることです。
「火は見てる あなたがはなれる その時を」と書かれた芝文字の後に
「北部消防署」と、文字を描き出している消防署の名が続きます。
この場所はどこか・・・、
新聞などでも紹介されているので、すでにご存じの方もあるかと思いますし、
電車や自動車の車窓から見たことあるよ、って方もいらっしゃるかと思いますが、
この写真の右手の遠くの方に見える橋が、富士川大橋で、その少し下流側の
左岸堤防なのであります。
JR身延線からもよく見えます。
芝文字と呼びましたが、正式な呼び方は知りません。
ここでの仮称です。
芝を焦がし残して文字をつくっています。
この芝文字、以前に見たときは、かなりくっきりしていましたが、
今日見たときの印象として、かなり薄くなってきたように思えます。
その理由は、黒く焼けた土手の表面に植物の芽などが出てきて、
色が変わってきているからです。
その土手の傍らには、オオイヌノフグリが、青いコンペイトウをひっくり返したみたいに、
咲きほこっていました。