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武田八幡の二ノ鳥居 [神社まいり]

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 武田八幡神社の参道にある二ノ鳥居です。
正面から見たところですが、鳥居の向こう側に賛同が続き、その先が武田八幡さんになります。

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 木製の古風な鳥居は、県指定の文化財になっているとの標柱が立てられています。

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 2番目の写真の方向とは反対の方から見ました。
両部鳥居という形式の構造がよくわかります。

武田八幡さま [神社まいり]

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 東博の大神社展に感化されて、早速に神社のお参りを敢行です。
もちろん私人として。昇殿はしてません、当たり前か・・・。
神社パワーに浴するとすればどこがいいか、結論として武田八幡神社となりました。

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 県指定文化財の石鳥居。向こうに見える石積みも合わせての指定文化財です。

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 随身門をくぐるとその先は石段。

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 登り切ると正面に神楽殿が建っていました。

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 神楽殿の脇をぬけて、再び石段を上がりましてようやく拝殿にたどり着きます。

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 拝殿で二礼二拍手一拝してから、拝殿の左手のスペースから本殿まで見渡した写真を撮りました。
簡単に撮りましたとしましたが、これは5カットの縦構図の写真をつなぎ合わせたものです。
ありがたい神社の雰囲気が再現できたように思われます。

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 失礼ながらご本殿の背後、お山になっていまして、一段高いところの
木の切り株に上っての撮影です。
大きな建物が八幡さまのご本殿。重要文化財です。
手前の小さなのは、お子の若宮さまのご本殿です。
ありがたいという思いが高じて、ここまでの写真を撮りました。お許しあれ。

国母の船形神社(3) [神社まいり]

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 甲府市国母7丁目に鎮座まします船形神社。今回は、そのご本殿の建築についてです。

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 もう少し寄って見ました。
一間社流造で向拝の屋根が唐破風になっています。

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 向拝部分に注目しました。
手挟みは、牡丹の花でしょうか、豪華な彫刻になっています。

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 たいへん失礼ながらご本殿の背後にまわらせていただきます。
二重の繁垂木、軒が深くなっています。

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 後ろを回って反対側にまわりました。
おやおや、ここではじめて気付いたのですが、棟の端、すごいです・・・。

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 獅子口鬼瓦の部分、リアルな鬼のお顔です。

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 建築としてもたいへんにありがたい有り様の船形神社のご本殿
でありました。これでおしまいですが、若干の追加情報が・・・。

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 参道の狛犬さんのところまで戻ったところで気付いたものがこれです。
「奉納 参道敷石」と刻まれた石製の標柱です。その背後に・・・・。

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 「平成五年十二月吉日 / 本殿及拝殿改修砌」とあるのがそれです。
歴史のある船形神社の建物は、平成5年に修理工事が行われたようです。
国母の船形神社(2)」でもふれたことですが、
大切に守られている神社なのだということを再確認したしだいです。南無・・・・。


[補記:画像データと記事リンクの再設定をおこないました 2023.11.8]

国母の船形神社(2) [神社まいり]

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 長く続く、雪が残る参道をサクサクと歩みを進め、
狛犬さんの前まで来ました。

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 船形神社の拝殿、今回のテーマです。

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 拝殿の向拝の前で、二礼二拍手一拝による船形の神様にご挨拶・・・。

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 それから、きょろきょろと拝殿を観察しました。
格子戸越しにお神輿が認められました。お神輿の出る例大祭はいつだろうな・・・。

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 拝殿は全体的に整っていて新しい建物のように見受けられましたが、
向拝に見られる彫刻などを見るとそこそこに古い建物のようにも思われました。
つまり氏子の皆さんが、とても大切にお守りしているので、古くて新しい・・・ということかな。

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 石鳥居の額とは対照的な拝殿正面に掲げられた神号額です。これは新しく整えられたもののよう・・・。

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 拝殿についての見学記はここまでですが、おまけとして拝殿の扉に画びょう留めされていた
ポスター2点を記録しておきます。
1つは、伊勢神宮の式年遷宮祭の告知ポスターです。

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 それから、あのユリノキの博物館で、この春に開催される特別展のポスター。
ぱっ、パワー全開ですって。たいへん、行かなきゃ・・・!


[補記:画像データの再設定をおこないました 2023.11.8]

国母の船形神社(1) [神社まいり]

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 県道3号・甲府市川三郷線に面して神社の石鳥居が建っています。
ずうっと前から気になっていたのですが、このほどようやくお参りする機会を得ました。
あらためてじっくり見たところ、ちょっとたいへんな石鳥居です。
右側に重心がずれているみたい、倒れないかしらね。

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 重心が寄っている方向から見たのですが、こっちのほうへ倒れるかもと、
新たな気がかりに襲われてしまいました。
でもきっと大丈夫。不安定な状態で安定しているみたいでした。

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 それで鳥居につく神号額。「船形神社」の文字は、ちょーかっこいい。
というよりも、ありがたみにあふれる字形と彫りですね。

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 石鳥居を無難にくぐると、その先は長い参道が続きます。で、この先は次回に続きます。


[補記:画像データの再設定をおこないました 2023.11.8]

由緒ある道祖神さん [神社まいり]

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 甲府市宝2丁目に鎮座まします穴切神社、その境内に
立派な構えの道祖神さんが祀られているとうかがい、お参りを果たしました。

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 ちゃんと、道祖神の神号額も掲げられていました。
でも、どうして夜のお参りなんでしょうか・・・。


[補記:画像データの再設定をおこないました 2023.11.8]

初詣は窪八幡さん・4・・・鳥居 [神社まいり]

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 窪八幡さんの初詣の最後に、境外参道に建つ、重要文化財の鳥居を見ました。

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 中央に掲げられている神号額です。「大井俣神社」と風格のある額になっています。

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 南側の鳥居の足元を見ました。
この鳥居は、県道(甲府山梨線)に建つもので、車の往来も頻繁ですが、
車止めが景観を阻害しないように設置され、鳥居がまもられていました。

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 鳥居の北側の足元脇に設置されていた説明版です。
鳥居の額は「大井俣神社」ですが、重要文化財としての名称は「窪八幡神社鳥居」のようです。
その辺が、この神社の歴史の深さかな、と感じました。

初詣は窪八幡さん・3・・・神社に鐘楼が [神社まいり]

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 2日に初詣としてお参りした窪八幡神社には、不思議なことに鐘楼がありました。
除夜の鐘でも撞かれたのでしょうか、綱が垂れ下がっていました。
ご本殿の裏手のいくつもの摂社を順にお参りしている時などに、鐘の音が聞こえましたので、
初詣の参拝者にも鐘撞き可だったかもしれません。
結局は、撞きたかったけど撞きませんでしたが。

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 ところで昨年11月4日の保存修理現場公開日にもこの鐘楼は気になっていました。
お寺ならともかく、なぜ神社に鐘楼があるのかなぁ、と。

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 その時は、鐘撞き用の綱は、さすがに下がっていませんでした。
いつでも撞けるというわけではないようです。

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 こちらは拝殿の内側にかけられていた幕で、その全体像は前回記事
2カット目の写真にあるものでありまして、そのうちの左右の名分の部分を合わせたものです。
これによりますと、昭和56年11月にこの鐘楼が「復元修理」されたということが知られるのですが、
「文化財鐘楼」というのは、昭和54年12月に県指定有形文化財(建造物)となっていることから
県指定の直後に保存修理が行われたのかな、とみられます。

初詣は窪八幡さん・2・・・保存修理の記憶 [神社まいり]

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 初詣ですから、拝殿の前に進んで、二礼二拍手一拝となりますが、
これも重要文化財の拝殿をパチリ。
お正月としての紅白幔幕や初詣客対応用のテントなど、いつもと違った光景が見られました。

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 お参りを済ませた後、ご本殿前のようすをまたパチリ。
いくつも並べられた折敷の上には、海の幸・山の幸が供えられていました。

 もっとも、後でお札授与所で、氏子の方に伺ったところでは、
昨日(元日)、重要文化財のご本殿ほかの保存修理竣工式典が挙行されたとのことで、
拝殿前のテントなども含め、その名残でもあったことがわかりました。

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 そういえば拝殿前の花菱紋のある幕の隅に、「平成二十四年・・・屋根葺替記念」と
あったことが思い出されました。

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 長屋のように左右に長い拝殿を左方向にまわって、これまた長屋のように長いご本殿を拝見。
十一間社流造(じゅういっけんしゃ・ながれづくり)という、たいへんめずらしい構造、
これは等間隔に並ぶ6つの流造の本殿を、間をすべて同じようにつなぎ、一体構造にしたものと
うかがったことがありますが、たくさんの神様をいちどのお祀りするという神業なのだと
感じられました。
 そのありがたいご本殿が、桧皮葺の屋根の吹き替えに加え、木部や壁の塗り替え、飾り金具の修理など、たくさんの手間を経て、たいへん美しくなられたのを間近で見て
初詣プラスの感慨がありました。

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 反対方向の若宮さんと拝殿をいっしょにパチリです。

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 昨年(2012年)11月4日に、保存修理現場の特別公開があり、参加した時撮影したものですが、
その時は、ご本殿にすっぽりと覆い屋がかけられ、その中でていねいな修復作業が行われ、
特別にその状況を間近で拝見することができたのでした。

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 こちらが軒先高に組まれた足場の上で、桧皮葺のほぼ完成した状況をほんとに間近で
見学させていただいたときの模様です。

 こうした貴重な文化遺産が手をかけて後世に伝えられていくのは意義があるものと思われますが、
多くの人に理解され、支持されていかないと、はかなくも「断絶」してしまう虞があります。
たくさんの人に見守られて、末永く伝わっていきますように・・・。南無八幡大菩薩。

初詣は窪八幡さん [神社まいり]

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 昨日、初詣に出かけたのは、山梨市にある窪八幡神社です。
別に大井俣神社ともいわれ、また大井俣窪八幡神社とも称されるようです。
参道正面に建つのは、重要文化財に指定されている神門です。

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 神門の左右にそれぞれ人物が描かれた提灯がつりさげられていました。
お正月ならではの光景かと思われました。
こちらは向かって右側で「武内宿祢」さんです。

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 そして向かって左手で「神功皇后」さまです。
神功皇后も武内宿祢も、八幡さんとは深いつながりのある人々(神々が正しいかな)です。
 それから武内宿祢さんの提灯の背後には、「謹賀新年」の書が、
また神功皇后さまの背後には、「東日本復興祈願」の書が掲げられていました。