啓蟄となった日に [季節の話題]
ぷち・めたぼさんのお昼散策、今日は短時間でしたが、甲府城跡でありました。
それで話題は、画面左手の庭園を眺めていたときのことです。
松の木の枝から、地面に時々、松の皮のかけらが落ちてくるのです。
どうしたことだろう・・・と、気になりましたので、松の枝を見上げていると・・・。
何やら小さな野鳥の仕業でありました。スズメより小さい。
シジュウカラに似ているけど、ネクタイがない。何だろうなぁ・・・。
後で調べて見て判明しましたが、ヒガラでした。
ヒガラは、夏の間は、高山にいる鳥ですが、冬は低地の林に下りてくるのだそうです。
それにしても、甲府城跡で見られるとは・・・。
さらに、手元の図鑑の解説に拠りますと、幹の隙間に潜む昆虫やクモをほじくり出して補食する・・・
まさに今日見たのは、それでありました。
今日は、啓蟄。
冬ごもりをしていた虫たちも活動を始める・・・という、暦の上の1つの指標ですが、
ヒガラにあっては、たまりませんね。
ヒガラ・・・シジュウカラの仲間では、一番小さな鳥・・・の啓蟄の日のスケッチでした。