初詣で「龍」ならぬ「麒麟」を見た・・・ [神社まいり]
年の初めの例しとて、初詣にまいりましたのは、
甲府市下向山町の佐久神社でありました。
(佐久神社は、他に笛吹市石和町にもありますので注意が必要です。
また佐久神社は延喜式内社でもありますが、どちらがそうかというと
なかなか難しいものがあるようです。まあそれはおいといて・・・)
一の石鳥居をくぐり、参道の石段を登り詰めるとそこはすぐに拝殿前。
二礼二拍手一拝のお参りで、今回は特別に「ごえん」のお賽銭付きでした。
お参りをすませると、早速に拝殿裏手のご本殿を拝見です。
拝殿よりさらに一段高い場所にあります。
こちらがご本殿。
見たところで恐縮ですが、江戸時代末か明治の初めかという建築。
それから昨年の秋に覚えたばかりの「手挟み」を観察です。
はじめ、ちょっと見たところ龍かと思われまして、辰年の年の初めに龍とは縁起がいいや・・・。
と喜んだのも束の間、よ~く見ると・・・。
龍と並んで、古い中国で考えられた想像上の動物「麒麟」ではないかなと思われた次第。
でも時代の要請とはいえ、当時の建築家は手の込んだことをされてますね。
(注)「手挟み」については、2011年11月30日の記事「続々々・大輿神社」をご参照ください。