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熊野堂の熊野神社(その3) [いのり・信仰]

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 笛吹市春日居町熊野堂にある熊野神社についての続々編です。
またこの写真は続編に使用したもの1枚の再掲です。
 さて、神社の境内には、「蚕影山・子安神等」を祀るとありましたので、
境内をぐるっと見渡しますと・・・。

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 まずは蚕影山。

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 蚕影山は、このブログでは「こかげさん」と呼んでいますが、
先ほどの看板のふりがなでは「こかげ」でした。
いずれにしても、かつて盛んであった養蚕の守り神であり、
豊かな現金収入をもたらせてくれるカイコ(蚕;病気になりやすい)の成育が順調であること、
繭の、ひいては絹の収量が多くならんこと等について祈りを込めたものでありました。

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 側面に、「明治二十年 / 第九月祭祀建設」との彫り込みが認められました。
まだ養蚕技術が発展途上だった頃で、その一方で蚕がもたらす恩恵への期待値が大きく上昇した
そんな時期に建てられたものと受け止められます。

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 それから、子安神の方ですが、これかな???

シャドー・ブルサン [鉄道・電気機関車]

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 今日は所用があって、新宿と甲府をJR中央線の特急を利用し往復しました。
出かけるとき、9:29甲府発の特急を待っていると、下りのブルーサンダーが
甲府駅構内の通過線に入ってきました。
ブルサン自体は撮影が間に合いませんでしたが、目撃情報として記録します。
EH200-15でした。

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 復路、今度は山梨市駅構内で上りのブルサンが待機しているのを目撃しました。
やはり先頭のブルサンは撮れず仕舞い。
たくさん牽引していたタキを撮るのが精いっぱい。EH200-1でした。

熊野堂の熊野神社(その2) [神社まいり]

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 笛吹市春日居町熊野堂の熊野神社さんの境内に、こんな説明板が建てられていました。
「やまなしの歴史文化公園」の表題の下に、この神社の概要が記されていたのです。

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 説明部分を切り出してみました。
前回の記事の「地名の起こり」というのは、実はここからひろったのでした。
「通称は『熊野権現』」とありますが、これは中世から近世の終わりまで広く浸透していた
神仏混淆の表れで、熊野の神様を仏教的な要素を含め、権現と。
権現様をお祀りしたので熊野神社というよりは熊野権現堂といったのでしょう。
明治になって神仏分離が強力に推し進められ、権現はまかりならぬと・・・。
だから権現を切り捨てて熊野堂になったのではないでしょうか(あくまでもエートマンの推測ですが)。

熊野堂の熊野神社 [神社まいり]

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 笛吹市春日居町熊野堂に鎮座まします熊野神社さんにお参りしました。

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 この地の名前、熊野堂はこの神社の存在からとされています。
言い換えれば、この神社は地名の起こりとなったものだそうです。

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 拝殿の正面の軒に掲げられた神号額、熊野神社の文字が端整な書体で記されています。

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 拝殿の奥に小さめな本殿が見られました。

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 拝殿の脇にまわって拝見したご本殿であります。

とあるでんちゅう [あったとさ]

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 山梨市三ヶ所に「連方屋敷」とか「清白寺」とかいった古寺旧跡が見られる場所があります。
先日そこを訪ねましたが、わざわざ出かけて見たものは、これっ!!!
古びた木製の電柱(?)でした。

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 どこに、わざわざお出かけしてまで見ていく価値があったのでしょうか。
それは、電柱(?)として使用された木材についてです。
基本的にスギだと思われますが、ねじれているのです。ふつうは縦方向に真っ直ぐですが。
真っ直ぐ伸びるので「スギ」なのに、なぜねじれているのか、不思議です。
脇に添えられている支柱もスギだと思われますが、そちらは素直に真っ直ぐです。

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 こうした木製の電柱(?)は今ではほとんど見られません。
よーくみると、小さな金属製のプレートが付いていました。
どうやら防腐処理をした事業所の製品タグみたいです。
「山陽木材防腐株式会社」は、ネットで検索してみたところ、
1931年に広島に設立された木材の保存技術を専門にする会社で
現在では、東京にも本社機能をおく、「株式会社ザイエンス」に発展しているようです。

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 さて、しっかりと防腐処理をされて永年立ち続けてきた電柱(?)ですが、
支柱の状況や電柱特有の足かけ金具などからそう判断したのですが、
もはや電線が張られていません。
かつて電線を支持していたと思われる腕木が取り付けられていたと想像される痕跡として
上部に切りかけが見られます。
腕木は防腐処理されていなかったためか、あるいは電線を除去する際にいっしょに取り外されたのか、
いまは単なる柱として立っているだけです。黙して何も語らずに・・・。

富士山の雪、増えたよう・・・ [甲斐の山々]

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 山梨市三ヶ所から見た富士山です。
前衛の御坂山地の上に見えるその姿は、一段と真っ白でありました。
昨日の荒天。富士山では、きっと雪だったのでは・・・。
この春は、気温が低めで、桜の開花もずいぶん遅れています。
明日もまた、天気が乱れる由、さらに雪が増えるかも知れません。

 富士山の左手に見えるお山は、釈迦ヶ岳です。
釈迦というと、もうすぐ花祭りがきますね。
灌仏会のころに多く雪をいただいている富士山でありました。

9.6と9.9の違い [月や宇宙・宇宙開発]

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 本日14:30少し過ぎのお月さまです。この時点で月齢9.6でした。

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 21:00少し過ぎのお月さまです。月齢は9.9となっていました。
月齢15の満月までは、もう少し。
4月7日でしょうかね、満月となるのは・・・。

今日から本格運用スタートのドクターヘリ [おおっ!]

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 「やまなしの青空」に新しいお仲間が登場しました。
あんまり活躍することが多くては困るけど、万一の時に頼りになるヤツです。

詳細は別ブロで

4日遅れの今年の「つくし記念日」 [エートマン的記念日]

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 今日は4月1日、そして日曜日。
今年の4月1日は、遅い桜(ソメイヨシノ)が甲府でもようやく「開花」と発表されました。
それとは知らず、サクラの花はどうかな、と訪れた県立公園「金川の森」の一画で
群れをなすツクシを見ました、サクラの木の下で・・・。

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 ごちゃごちゃしていてわかりにくいので、その一部を拡大しておきます。

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 さらにクローズアップ。
ツクシは漢字表記では「土筆」ですが、その筆先の部分。
植物の専門的な言い方では、「胞子形成部」というらしいのですが・・・。

 ともあれ、毎年3月の終わり、28日の日にツクシを詠っているのですが
今年はもろもろあって4日遅れとなりました。

   個々ではね くじけやすいが みんなでさ         がんばニッポン! ツクシささやく

※※※追記コメント
 このブログをずっとご覧になられている方にはすでにおわかりかと思いますが、
 お付き合いの浅い方には、「つくし記念日」って何って思われるかと・・・。
 それがですね、ぜんぜん意味がないのです。
 そういうのってこのブログのあちこちにありますので(むしろそうしたものでできているかも)、
 くれぐれもご注意とご理解をお願いいたします。