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何てふ? 9 [見てきたよ]

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 5月22日付けの記事でもお断りしましたが、
このブログでは社会科学系にしぼり、自然科学系は別ブログで扱う
と宣言しました。
 しかし、今回の記事は、そうは簡単にいかないなぁ、ということで、
時事ネタとしてご紹介します(情報が一部というか、かなり別ブロと重複します)。

 さて、この蝶は、何というか、おわかりでしょうか。
初めに見かけた時、アゲハの仲間?、なんて思うほど、
やや大き目の蝶でした。

 昨夕、昨日撮影分のデジタル画像をチェックしている中で
「おやっ、ひょっとすると新聞にあったやつか・・・」、と・・・

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 こちらは、6月4日付け朝日新聞朝刊の記事の関係部分です。
記事の概要は、南西諸島などで羽化したアサギマダラは、
本州まで北上する途中、大分県国東半島沖の姫島で群舞している、
繁殖に必要な栄養を摂るために、というものです。

 何と1千キロ以上もの行程を、あんな小さな体で旅してくるなんて・・・
今、姫島で群れているものたちに先駆けて、やってきた蝶なんでしょうか、
昨日見たアサギマダラは・・・

 どこで見たか、詳細は伏せておきます(お馬鹿な人が網持って
取りつくしてしまうとこまるので・・・)が、山梨にも
やってくるんですね・・・たいへんなおどろきです。

知るは・・・ [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 例によって、あやしい記事タイトルで始まりました。
今日のテーマは「知るは保護の始まり」です。
ますますあやしい・・・ まあ、ゆっくりお読みください。

 この記事のトップの写真は、笛吹市御坂町上黒駒にある
檜峰神社の拝殿の写真で、2006年6月3日撮影です。
つまり昨日、この檜峰神社を初めて訪ねました。

 拝殿の手前の境内の一角に、「標高1,090.06メートル」と
刻まれた石の標柱(ただし数字は漢数字表記)が建てられていますので、
かなり高標高で、空気もひんやり澄みきって、とてもさわやか・・・
霊験あらたかな雰囲気がただよっていました。

 さらにこの境内には、次のような説明板・・・実はこれが今回の記事のポイントです・・・
が設置されています。

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 この説明板の趣旨は、この神社周辺は、「ぶっぽうーそー」となく鳥が
平安時代以来、長らく信じられてきた「ブッポウソウ」という鳥ではなく、
「コノハズク」という鳥なのだということが、わが国で初めて確認されたのだ、
ということを重点に書かれているのです。

 この偉大なる錯覚と昭和10年に当地での重要な発見のいきさつについては、
“山と渓谷社”から2004年に出版された中村浩志著
『甦れ、ブッポウソウ』という御本を参照されたいのですが・・・
(手っ取り早く知りたい方は、次のブログを参照されますように・・・
 フーシエさんの『東海雑記』の2005年8月5日の記事

 現在、山梨県の指定文化財のリストの中に、県指定天然記念物として
昭和33年6月19日付けで指定された『檜峰神社のコノハズク生息地』
があります。
 この文化財指定に際しては、説明板の中にも見える中村幸雄先生が
指定のための調査書を作成されたとのことで、その中に冒頭にかかげた
「知るは保護の始まり」という言葉がつづられていると
関係者から、うかがったことがあります。
 きちっと、事実を解明し、それが何であるか正しく把握して始めて
なぜ保護が必要なのか、どう保護すべきか、が理解されてくる・・・
そうしたことがとても大切なことだと思われます。

 ともかくこの檜峰神社は、山梨でもたいへん由緒深い神社の
一つであるばかりでなく、文化財保護の分野においても聖地なのです。

とおき・・・ [エートマンの日記]

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 ♪遠き山に 日は落ちて
    星は空を ちりばめぬ
   きょうのわざを なし終えて
     心軽く 安らえば
    風は涼し この夕べ・・・(堀内敬三作詞「家路」から)

 まさにそんな感じの日没になりました。
もっとも、日没後は雲が多くなって、星は空をちりばめる
状況ではなくなっちゃいましたけど・・・

 どうでもいいですけど、今日は何の日?

 1949年に測量法が制定されたことを記念して制定された
『測量の日』でした。
全国の測量屋さん、測量士さん、コンサルさん、それに埋文さん
ご苦労様でした・・・

このところ・・・ [エートマンの日記]

 深夜でも、なぜか、ホトトギスが鳴いています。

くもりぞら [エートマンの日記]

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 6月の空としては標準的なのかなぁ。

 昨日は6月の初日としては、晴れ渡り、気温も上昇しました。
衣替えで、軽装になったことを祝福するかのように・・・
甲府地方気象台の観測データでは、甲府で平年を6.2度上回る32.5度を記録するなど、
県内の10観測所のうち6カ所で30度を超える真夏日になったそうです。

 そして今日は、曇り空。
 昨日の気象庁発表の情報として「5月は、東北から九州にかけて
日照時間が平年の80%未満になった所が多かった」そうです。

 そんな話題が出た6月1日は「気象記念日」だったのです。
気象庁のHPによると「明治8(1875)年6月1日に東京で
気象と地震の観測が開始されたことから、昭和17(1942)年に制定」
されたのだそうです。

 これに関連して朝日新聞の6月2日朝刊の青鉛筆欄の記事に、
東京都杉並区に気象神社があり、気象記念日に例大祭が行われることや、
また約40年前からずっと、なぜかこの日には雨が降ったことは一度もない
というエピソードが紹介されていたのが目にとまりました。

 最後にやはり気象庁によれば、まもなく(平年では6月8日)
関東甲信地方でも梅雨入りを迎えるとか・・・

 

ヒデがんば・・・ [エートマンの日記]

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 昨日(6/1)の23時前後にテレビ朝日さんの番組で、
ワールドカップを控え、サッカー日本代表チームの特集があり、
中田英寿選手がティームの仲間についてコメントしていました。

 キャスターはWBCにおけるイチロー選手の役割を期待・・・
とか、いっていました。それってあっちこっちでいわれていることで
わざわざ力を入れて、その番組で言うほどのことじゃない、って。

 ナカタはナカタ。いわれなくてもちゃんと仕事しますって。

バスで・・・ [エートマンの日記]

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 今日から6月です。で、今日の話題は「バスでのできごと」

 またまた故あって、朝からバスに乗りました。
(甲府市中心部に一晩、馬を放置したため)

 写真は、バス待ちの際の景色で、画面中央のずっと遠くに
乗るべきバスが近づいているのです。
 手前の川の中には、ヒシが一段と広がりを見せています。

 さて話題の中心は、バスに乗ってから・・・
6番の整理券がでるバスストップから乗り、まだほとんど乗客がなく、
すきなところに座り、3つめのバス停に進みました。
ここではいつもまとまった乗客がありますが、今朝はその中に、
70代くらいのご婦人(Aさんとします)がいて、私の前の席にかけました。

 バスが動き出してしばらくして、Aさんが不安そうな声で
「整理券とらなかった。どうしましょう」と、おろおろ。
一緒のバス停から乗り合わせ、Aさんの前の席に座った女性(Bさん)に
「こまった、どうすればいい」と声をかけたところ、Bさん曰く、
「降りる時に、どこどこから乗ったって運転手さんに話せば大丈夫だよ」
と落ち着いた口調で、それを聞いたAさんはちょっと落ち着きを見せました。

 さて、結果的に、Aさんの降りるべきところは、私の降車場所と同じでした。
「次のバス停は○○前」との車内音声案内が流れたところで、
Aさんが降車の意志を示すボタンに手を伸ばした時にわかったのです。
内心、やれやれめんどうなこと(Aさんと運転手のやりとりについて)
にならなきゃいいな・・・、なんて想いながら、
ポケットからお金と整理券を取り出し、降りる準備を始めました。

 ところが、ないのです、整理券。いくらポケット中探しても。
そして、バスが止まり、Aさんと運転手のやりとりが始まりました。
「中道橋から乗ったけど、整理券取り忘れて・・・」
「乗ったところは何番かわかる?」との問にAさんは
「今日、久しぶりに乗ったから何番かわからないです」と、か細く。
「それじゃ、いくらになるかわからないなあ」と運転手困る。
私は私で、ついにあきらめ、「大丈夫・・・」というBさんの言葉を思い出しながら、
「あのー、私も整理券、見つからなくて・・・」
「あんたは、どこから?」「6ばんです」
「何ていうバス停」「銚子塚古墳入口です」
「そうか、じゃ、6・7・8・・・9番だな」
というわけで、Aさんの料金が確定し、
「お金、いれます。いいですか」と聞くと「いいよ」と運転手。
こんなふうにして私も降り、続けてAさんも降りてこられました。

 テーマは、“人助け”なのか、はたまた“老人ぼけ始まる”なのか。
ちょっと思い返しただけでも、背筋が冷たくなるので、後者だな、この先心配・・・


[補記:画像データの再設定を行いました 2023.10.15]