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おやなぎさんの輪 [まつり・行事]

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 昨日、正一位の道祖神さんを紹介しましたが、
それが18世紀後半のものだったのに対し、
1週間ほど前(3/3)に身延町北川の大曽里地区で、新しいけど
同様な道祖神さんを見ていたのを思い出し、ここに取り上げます。

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 峡南地域に多く見られる双体道祖神の形式をとっていますが、
これ自体の造立は、昭和61年で20世紀末ということであります。
これを見て(正一位の文字はないですが)伝統が続いているなぁ、と感じました。

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 で、ここでの注目点は、その双体神像の足下の竹の輪であります。
何だかおわかりの方は、けっこうな道祖神ツウで、正一位をあげちゃいたくなります。
これは小正月の道祖神祭りの飾りの一つ、「おやなぎ」さんの
垂れ下がった一条の飾りを祭りの後、取り外して、丸めて
この道祖神さんにかけているということです。

(たしか、こんなのどこかの博物館で見たことあるなぁ・・・うん、けんぱくんとこだ・・・
 いえ、あっ、さいきん、ひとりごとがおおくて・・・・・)