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大晦の月 [月や宇宙・宇宙開発]

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 2010年12月31日 午前6時37分撮影のお月さまです。
旧暦11月26日の二十六夜月、月齢は25.17でした。

 今日は2010年の大晦日(おおみそか)です。
でタイトルの大晦は「おおつごもり」と読ませます。

 そんな日の朝、岩波書店の月刊広報誌『図書』の2010年12月号を見ていて
はたと思うことがありました。
丸谷才一氏による連載「無地のネクタイ」の第8回となる記事「人事と大事」
の中の一節に、次のような下りに惹かれました。

   ユーモアの才に富む憲法学者なんて、晦日の月とか遊女の誠とかに似た   矛盾概念のやうな感じがして、びつくりする。

 丸谷さんは、旧仮名遣いをご使用になられます。
それはともかく、「晦日(みそか)の月」の部分を何度も読み飛ばしていたのですが、
この朝、そうか、と気付いたのでありました。
晦日は、月籠もる日(晦=つごもり)なので、月が出ない、というか見えないのであります(新月)。
そんな晦日に月を見た朝、今日は大晦日だけど月が出ているなぁ、今年最後の月が。
そんな風な想いで、見上げたのでありました。太陽暦の大晦日です。

お餅つきしました [エートマンの日記]

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 いつもの年なら、ふつうに目覚めると(いつもどおり起きると)、
お餅がつきあがっていて、それを「いただきまぁ~す」という具合でしたが、
今年は、ちょっと状況が変わりました。

 この日のお餅つきをメインで仕切っていた母が入院中。
どうする、どうする、どうする・・・で、とうとうこの日が来てしまいました。

 そして、結果です。
手前の伸し餅、向こう側の鏡餅と、豆餅。
どれも曲がりなりに仕上がりました。
これで何とか、エートマンちにも、お正月が来てくれるというものです。

暮れのセンダン [巨木・記念木・気になる木]

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 ちょっと気になった木、センダンです。
センダンといっても、あの「栴檀は双葉より・・・」のとはまったく違う存在で、
センダン科センダン属の落葉高木。
今の時期は、すっかり落葉し、お陰でたわわになった実が目立ちます。
この実、手元の図鑑によれば「果実を殺虫剤」に利用するとのこと、
少々毒性があるので、鳥たちもうかつに手を出しません。
でも、最終的には、ヒヨドリなどに食べられ、そのことによってあちこちに
タネが運ばれ、そこで発芽し、あちこちに幼木が見られることに・・・。
そんな生命力と、鳥たちとの不思議な関係が、気になる木だということです。
決して記念樹だとかではありませんが(つまりそんなにたいした木ではないのですが)

仕舞いの寝待ち月 [月や宇宙・宇宙開発]

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 今日は旧暦では11月19日。だから19日の月、すなわち寝待ち月は、
旧暦で考えれば、もう1階やってくる・・・。
でも、ふだんの暦は新暦だから、今年最後の寝待ち月。
先ほど(22時30分頃)の撮影です。

販売中! [新しい土地利用のかたち]

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 目の前の小高くなったところに、突如「販売中!」の大きな文字のある看板が・・・。
いったい何を・・・。
よく見ると、そのとなりに「高部工業用地」とありました。
お一ついかが・・・と来たからには、どれどれ、と食指が動きました。

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 土手のように見えたところによじ登った結果、目の前に開けたのがこの光景です。
広く平らに造成された場所でありました。

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 造成計画図と細かな仕様が出ていました。
面積は4.5ha・・・、で平米単価は13,500円、ううぅ、安ぅ!
機械電子産業・健康関連産業・食品関連等が希望業種だそうな。
用水は簡易水道・・・大丈夫か、排水は合併浄化処理・・・でいいのか、電力は6,000V・・・
特別高圧は7,000V超なのだが、そこまでいかないのか・・・。
造成の完成は、平成22年3月、ということは、未だに買い手無し・・・みたい。
でも、中央自動車道甲府南インターまで車で5分(3km)とアクセスは良好。

 エートマン電子工業でもいいんだけど、この冬のボーナスが、5平米分も減ってしまい、
あきらめるしかないみたい・・・。

 企業のオーナーのみなさん、お一ついかがですかぁぁぁ。

そして冬至 [季節の話題]

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 エートマン農場で採れたユズを、ぼちゃぼちゃっといれたゆず湯に入りました。
体がずっとポカポカです。

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 ゆず湯に入りながら考えた・・・。
これが太陽で、その向こうが地球、そしてずっと向こうのがお月さま。
広い宇宙の片隅で、3つの天体が真っ直ぐになるときが来て・・・。

 なかなか良い湯加減でした。

今朝の新聞から・・・ [季節の話題]

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 そう、あの天体ショーを新聞各紙はどう伝えたか・・・。
ちょっと気になりまして、それについてのメモです。

 はじめは、赤いまん丸お月をいちばん大きく載せてくれた毎日新聞。
超望遠レンズでの撮影だとコメントがありました。

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 連続的にコマ撮りして合成した写真を載せてくれたのは読売新聞。
とてもわかりやすく、ステキだと思いました。

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 キレてる・・・朝日新聞。
画像よりもテキストだい、とでもいいたそうな紙面作り(?)

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 お終いは、地元のローカル紙。
北海道のお土産屋さんの敷地に置かれたサケのオブジェ越しの赤いお月さま。
地方色を大切にしている・・・といえましょうか。

 そうそう、昨夕の皆既月食を観測できたのは、北海道地域に限られてしまったようです、国内では。

残念、でも永遠の巡りはつづく [月や宇宙・宇宙開発]

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 昨晩は、当地では雨・・・になりました。
ゆえに、あの天体ショーは見られず仕舞い。
そんな予感から、直前にもしつこく載せましたし、またもやです。
旧暦11月17日のお月さま。古い呼び名では、「立待月」

しちかくはし [川と橋の文化誌]

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 甲府市の市道が、笛吹川(富士川)支流の滝戸川を渡るところに、この七覚橋が架かっています。
コンクリート製の桁橋、上流側から見ています。
遠くに白く雪をいただいた南アルプスも見えています。

 橋の右手(北詰側)は、甲府市下曽根町地内で、食品工業団地となり、
左手(南詰側)には、洋菓子製造のS社の大きな工場があります。

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 大型車はすれ違うことができないほどの幅員の、古いタイプの橋、南詰から見ています。
右手が上流側、左手が下流側となります。

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 その下流側の親柱です。

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 そこには、「七覚橋」の橋名と、その下には
「竣功 昭和38年3月」のプレートが埋め込まれています。

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 上流側の親柱です。こちらには「しちかくはし」と橋名の読み仮名が付けられています。
北詰の両親柱も、南詰の場合の同じで、川の名は見られませんでした。

 ここまで来て、どうして七覚橋なのか、ちょっと不思議に思いました。
滝戸川を流れていて、この地の名称は、七覚ではありません。それはずっと離れた別な場所にあります。

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 橋の欄干は、よく見られるガードレール風です。ずいぶん錆びているようです。
下のコンクリートも錆色が染みついています。

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 橋の中ほどから上流側を見ました。
川の流れは、ずいぶんほっそりしたものでした。
この辺りでは、川の水は、多く伏流してしまうようです。
橋の上流側、約100mほどに、滝戸川と七覚川の合流点があります。
いまは、この橋の部分は、滝戸川とされていますが、古くは七覚川とされていたのかもしれません。

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 その合流点付近の土手の端に、雄のキジの姿が見られました。
この辺りでは、カワセミが見られることが知られていますが、
キジも見られたりする、まだまだ自然が豊かな場所です。

そして十五日の月 [月や宇宙・宇宙開発]

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 旧暦で十一月十五日となりました。お月さまもまん丸に近くなっています。
月齢は、この撮影時で14.64でありました。
その時がだんだんに近づいていますが、明日の夕方の天気は、やはり曇りダメみたいです。