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悲しき青面金剛さん [いのり・信仰]

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 お寺の入口付近に、青面金剛さんなどが見られることはよくあることですが、
それにしても、お顔を含めた上半がかけてしまっていて、かなり悲しい状態です。
六臂であることや、全体の雰囲気から青面金剛像と見て間違いないと思いますが、
ここまでになっているのは、珍しいですね。
上半部は、欠けたのか、欠かれてしまったのか、それは問題、いまは答えのない・・・。

福寿院本堂前でびっくり・・・ [寺院めぐり]

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 またまた承前。前回の記事の2つ目の写真からお話し始めましょう。
この写真を準備中に、湧き上がった驚きです。
現場では、まったく気付かなかったことで、慰霊碑のことをまとめるために、
写真のトリミングをしていた時、慰霊碑の右手に何か写っているじゃないですか。
どう見ても・・・狛犬。う~ん。

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 慰霊碑を撮影目的としていた別のカットから、その部分を切り出してみました。
もちろん狛犬を中心に据えて・・・。
どう見ても狛犬ですが、またどうしてなんでしょうか。神社ならわかるのですが・・・。

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 撮影時には気付かなかったので、ちゃんと一対の狛犬が写っている写真がありませんでした。
向かって右手の狛犬さん、向拝柱の陰に、お尻のほうが少しだけ見えています。
きっと阿吽の呼吸で、福寿院さんのご本堂をお守りしているのだろうと思われますが、
でもお寺なんですよねぇ。不思議・・・。

福寿院境内の慰霊碑 [忠魂碑の類]

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 前回の続きのようにもなりますが、甲府市蓬沢1丁目にある曹洞宗の福寿院です(写真は再掲)。
今回のテーマは、そのご本堂の前(向かって左手)に建てられてる慰霊碑についてであります。

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 こちらがその慰霊碑です。
文字どおり「慰霊碑」と書かれた題額は、眞隆と号されるお坊さんの書、ご住職でしょうか。
その下に、この地域から出征し戦没した13名の方のお名前と戦没地、さらに
戦没年月日(昭和17年から21年まで)と享年(22歳から39歳まで)が列記されていました。

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 碑の背面です。
上下に窓が設けられていて、上の区画には追悼の意を込めた和歌(?)が草書でしたためられ、
下の区画には、建碑にかかわる情報が込められていました。

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 その下の方の内容です。
「発起人 蓬友会 / 主催 蓬沢区 / 後援 蓬沢消防団 / 同 婦人会 / 同 立志会
昭和二十七年三月二十一日建立」と6行にわたって記されていたのでありました。

 昭和27(1952)年の春彼岸。こうした慰霊碑の中では、早い建碑だといえそうです。
先の大戦に倒れた方々を慰霊する石碑、一見したところずいぶんと新しそうに見えたのですが、
時は流れ、すでに60年が経過しています。              (合掌)

天神山福寿院 [寺院めぐり]

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 甲府市蓬沢1丁目にある曹洞宗の寺院、天神山福寿院です。
ここを訪ねたのは、10月の終わりのこと。例の甲府線18号鉄塔を見ての帰りでした。
空がまだ秋の色をしています。

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 境内入口に建てられていた石碑、前の画像では、影ってしまっていましたが、補正してみました。
三界萬霊塔でした。
その向こうに、山門のあった痕跡の礎石の並びがありました。
さらに向こうには、六地蔵石幢が見られます。
歴史があるお寺であったようですが、後世、火災にでもあったのでしょうか。

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 福寿院の境内に進みいると、ご本堂の前に。

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 福寿院のご本堂は、近年、再建されたようでした。
伝統的な木造軸組みの本堂建築で、向拝の奥には、新しい「福寿院」の額が掛かっていました。
 

こうふ17&18・・・塗装工事中 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 甲府市里吉町を流れる濁川、その右岸堤防上から南、すなわち下流方向を見ています。
天気がよければ、ずっと向こう、御坂山地の上に富士山が顔をだしているはずです。
そんな風に景色見ているとき、おや、送電線鉄塔が半分だけコート着てるじゃないですか・・・。

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 甲府線の17号鉄塔だと、コートの裾のさらに下方に、プレートがでていました。
その右手、向こう側の鉄塔は、甲府線16号鉄塔となります。

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 甲府線17号鉄塔も、お色直しの最中のようでありました。

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 それで、振り返ってみると、今度は18号鉄塔が・・・、やはり塗装工事中。
向かって左側、すなわち西側の回線が活線で、右側=東側の回線が送電停止中。
その送電を止めているほうでの塗装作業が進められているようでした。

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浅原橋(新橋)の上部工はじまる [川と橋の文化誌]

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 釜無川(富士川)に架かる橋の1つ、浅原橋です。
赤い橋桁、たくさんの橋脚で架けられた桁橋です。
現在の橋は、幅員が狭く、耐震性などの課題もあって架けなおされることとなっていて、
すでに下部工は終わっていましたが、この渇水期に入り、上部工が始まりました。

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 上の写真の右端の方、西詰から始められていて、すでに1.5径間分くらいというところです。

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 新しい橋の桁は、例のさび色です。
遠くから見て青っぽく見えていたのは、建設足場の色のようです。

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 多くの作業員の働く姿が見られました。これから現場は寒くなりますよ。
風邪をひかぬように、ご安全に!

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 新橋の現場の右岸上流側では、護岸工事も進められていました。
いま、左岸側に流れを寄せて、右岸側をいっぺんに安全な堤防と橋にと
必要な工事が進められている・・・今回は、そんな現場レポートでした。

こうしん450・・・塗装工事その後 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 甲信幹線450号鉄塔のいまです。
少し前に、この鉄塔が塗装工事中だとお伝えしました(2012年11月24日)。
工事中に覆われていた飛散防止のシートが撤去され、その塗装結果が確認できました。

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 驚いたことに、赤白鉄塔になっているではありませんか。
しかも、半分だけ・・・?!

 鉄塔の塗装工事は、2回線ある場合、ふつう片方の送電を止めて工事をし、
半分の施工が終わると、送電停止する回線を反対側に切り替え、残りを塗装するのではありますが、
ここの場合、どうなるのでしょうか。
作業員さんの姿など、見えませんでしたのでちょっと気になりました。

 ちなみに、この写真で、上方の2回線が甲信幹線。下方に併架されているのは敷島線。
どちらも大変重要な送電系統ですので、簡単には止められません。
片方だけでも送電を止めるってことは、たいへんなことなのだろう想像されます。
きっと周到な送電計画に基づきながら、塗装工事も進められているのだと思います。

 それから、赤白に変更されるという問題・・・。

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国道20号勝沼-大月間の状況 [エートマンの道路等交通情報]

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写真① 国道20号・勝沼IC入口付近 12:48:14

 12月2日(日)午前8時ごろ発生した中央自動車道・笹子TN内の天井板崩落事故に伴い
現在、国道20号を使用して往来することが基本になっているのですが、
これについて「渋滞」とか、「時間がかかる」といった声が聞かれています。
 では、実態はどうなのでしょうか。
12月6日と7日、甲府から大月まで往復する用事がありまして、実体験をしました。
このうち、6日の勝沼~大月の国道20号の上りについての状況をメモします。
 まず、勝沼インター入口の辺り、思っていたより順調です。
平時と変わらないみたいでした。

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写真② 国道20号・「柏尾」交差点付近 12:48:56(42秒経過)

 20号の旧道との交差点、この手前で片側2車線から1車線になるので、
渋滞が起こりやすいポイントですが、この時は全く問題なし・・・でした。

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写真③ 国道20号・笹子トンネル;笹子側出口付近 13:02:18(14分04秒経過)

 トンネル内も問題なく、上下線とも順調です。

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写真④ 国道20号・中初狩付近 13:10:52(22分32秒経過)

 大月市の初狩町から大月町真木にかけて、カーブが多くなり、
道路の幅員もやや狭めのところが見られますので、大型車がすれ違う場面では
スピードダウンしがちになります。
しいて言えば、このあたりが「渋滞」ポイントということになりそうです。

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写真⑤ 国道20号・大月警察署付近 13:24:34(36分20秒経過)

 上りは再び順調な流れになりましたが、対抗する下りは、
過ぎてきた初狩区間に向けて流れが悪くなっています。
中央自動車道の大月インター入口までは間もなくです。

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写真⑥ 国道20号・大月橋東詰付近 13:29:36(41分22秒経過)

 大月橋を過ぎると、もう目指す大月の中心市街地。

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 勝沼インター付近から40分ほどということで、通常と変わらない感じでした。
6つの撮影ポイントをマップで確認すると上のとおりです。

 でも、これがいつもそうだとは限りません。
翌7日の行程では時間帯が10時台ということもありましたが、さらに5分近くかかっています。
 また、反対方向は、東京方面から中央自動車道を来た車が、大月インターで降りて、
国道20号に進んできますので、大月市大月町花咲から初狩町中初狩を過ぎるあたりまで
やや多めに時間がかかります。

 しかし、だいじょうぶ、昔からの甲州街道の雰囲気を楽しみながら、
じっくり走っていくと、あっという間です。
ここを通行する必要がある皆さんは、どうぞ気を付けて往来してください。

おもんじさんの初冬 [季節の話題]

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 おもじさんは、市川三郷町の上野に鎮座まします表門神社のこと。
そこで見た晩秋とも初冬ともいえる光景。

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 赤というよりは、黄色というような落ち着いた世界がありました。

あと772で・・・ [エートマンのウェブメモ]

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 当ブログに設置しておりますカエルさんのカウンターですが、
いよいよ 100,000 という数字に近づいてきました。
クリスマスごろには見られるでしょうか。
ちょっとばかりわくわくします。

 過去1週間の状況を見ると、あの大事故が起こった日の翌日、大きな山がありました。
「中央道」「トンネル」「事故」「通行止め」などのキーワードによって
こちらのブログにたどり着かれた方が多かったようです。
アクセスが多かっただけで、ページビューには変化は起きていませんので、
ちょっとだけご覧になって、あっ違った・・・みたいな感じでほかに移られた方が
多かったように想像されます。
それが何より証拠には、大きなカウンターの変異数は、徐々に通常に戻ってきています。

 なお、あの大事故で結果的に9名の方がお亡くなりになった由、
心よりご冥福をお祈り申し上げます。