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進む山梨リニア実験線工事(27) [やまなしリニア]

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 モモの花見に出かけて、山梨リニア実験線工事も見てきました。
一粒で二度おいしい・・・みたいなお話です。

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 上の写真の一部を拡大してみました。この日は、日曜日だったけど、お仕事してる人々の姿が・・・。
お疲れさまでございます。

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 少し位置を変えて、長く続く明かり部分の全体を見渡しました。
見学した位置は、笛吹市御坂町の大野寺地区で、
明かりの先端部は、同市八代町の岡地区になります。

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 路線の前後左右は、みなピンクの絨毯、モモ畑です。

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 路線に寄って見ました。

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 明かり部分でも、コンクリート製の覆いのない部分を望遠してみました。

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 さらに真正面から・・・。

 この景観は、前回のリニア実験線工事のレポート(第26回)の3番目の写真に見る
あのトンネル出口の上方から見たもので、その時とは全く逆の方向からのものになります。

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 またまた明かり部分をクローズアップです。

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 おまけに、モモの花、ご覧にいれ、この回を締めくくりとします。

遠くのはなみ・2 [季節の話題]

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 笛吹市御坂町尾山の「みさか桃源郷公園」から見た甲府盆地です。
この前の日曜日、全国的に荒れ模様の天気だったときのことです。
甲府盆地のサクラも足早に過ぎ去り、モモの花が咲き乱れあたかも桃源郷・・・
かもしれないと思って訪れた、ここ桃源郷公園では、期待したモモの花も盛りを過ぎていました。

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 そんな中で、望遠レンズ越しに花見をしたのです。

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 その場所は、笛吹市八代町にある小山城跡です。
小山城跡は、その名の通り、中世のころの城跡で、いまは桜の名所にもなっています。
そこでももうサクラは終わっているだろうと、現地には行かずじまいだったのですが、
望遠してみると、けっこういけました。

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 城跡の北側は、段丘崖になっていますが、その斜面を覆うかのように、
ボリューム感のあるサクラが広がって見られました。
よく注意してみますと、その背後に送電線鉄塔が写っています。
じっくりチェックしたところ、御坂線の56号鉄塔でありました。

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 城跡の中程を見つめました。サクラですね、少し散りかけてるようですが。
ここでも鉄塔が写ってました、御坂線55号鉄塔です。

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 深い堀跡にしな垂れかかるようなサクラが見られます。
盛りの頃には、さらにすごかったのでしょうけど、まあそれでも見事です。
深い堀跡の外側のモモ畑のモモの花も、サクラよりは濃いピンクで、これまたきれいです。
あっそれから、ここでも背後に鉄塔が・・・。御坂線54号鉄塔です。

 以上ですが、桜見物だか、鉄塔見物だか、わかんないようなレポートになりました。

福光園寺前の青面金剛さん [いのり・信仰]

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 天津司の舞、見た後、回り回って福光園寺さんを訪ねました。
この日、福光園寺さんでもお祭りが行われていました。
でも、ちょっとばかり時間が遅かったようで、皆さん、お片付けの真っ最中。
お邪魔をしてはいけないので、拝観はまた別の機会にして、
神社前の石像物群を拝見することにしました。

 そうそう、このお寺さんの重文・吉祥天さんも、このお祭りにあわせて
公開されていたようですが、ちょうど保存庫の扉が閉まるところで、
それはちょっとばかり残念でありました。

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 さて、三界万霊塔から右方向にずらっとならんだ石像物群ですが、
みな赤い前掛けがかけられているのは壮観でした。

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 中でとくに釘付けになったのは、これです。
赤い前掛けのために、よくわからないけど、青面金剛像だと思われました。

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 と、考えているうちに、風が巻いて赤い前掛けをまくり上げました。
うん、やはり青面金剛さんで、間違いありません。

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 足下に注目です。
左右に鳥の浮き彫りがありました。たぶん烏。
それから、三猿も・・・。

てんづしのまい [まつり・行事]

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 今日は、昨日から発達した低気圧が列島を通過し、春の嵐がもたらされました。
それでも、伝統の祭典や行事が各地で行われましたが、とくに「天津司の舞」を見てきました。
後々のため、そのようすを記録しておきたいと思います。

 最初の写真は、甲府市小瀬町にある天津司神社です。
お昼を少し回った頃、人だかりが出来ていました。祭典の始まりの時です。

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 神事が行われた後、準備が整えられた人形が、順にお宮を出て行きます。
今回のテーマの天津司の舞は、この天津司神社で行われるのではなく、
ここから南に数百メートル隔てた鈴の宮(諏訪神社)まで、御幸し、そこで演じられるのです。

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 神社境内を出て隊列を成して、鈴の宮まで御幸する人形の神々たちです。

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 天津司神社の神々が出立した後、天津司神社の拝殿に張り出されていた次第をチェックしました。
それによると、11時50分に、神官さまが神社にお見えになり、
正午から30分ほど神事が行われ、その後、今回紹介し始めた御幸に移ります。
この御幸の項には、「神官の先導により(略)お成道行進」と注釈が添えられていました。
12時50分に鈴の宮・諏訪神社に到着、「お船囲い内にて」のお舞奉納が1時から50分まで。
その後、2時には還御で、「時間については多少前後することがあります」とコメントがありました。

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 さて、お成道ですが、昔はずっと田んぼが広がる中を、未舗装の道によって
2つの神社を結んでいたものだそうですが、昭和61年に開催された国体のメイン会場として
整備された県営の小瀬スポーツ公園の中に取り込まれることになりまして、
背後に野球場のスコアボードを望む公園内を、9体の神々の御渡りがなされています。

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 すべてが公園内というわけでもなく、後半は、
右手に民家が続き、左手は公園という景観となります。

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 御幸の少し前に確認をしておいた、公園から出てまっすぐな道となる部分ですが、
公園敷地内に、「天津司の舞・お成り道」という表示板が立てられていました。

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 さて、神官に先導された9体の神々を中心とした隊列は、
無事、鈴の宮・諏訪神社に到着しました。

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 神々が諏訪神社の拝殿前に整列し、いよいよ舞に移ろうという時になって、
怪しげだった空から、雨と風が押し寄せてきたので、神々は
いそいそと拝殿内に一時避難となりました。

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 しばらくして日が差してきて、祭りは再会となりました。

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 神々は、諏訪の神様に一礼の後、お船にお入りになり、舞の上演となります。

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 楽士の役割の人形(神様)から順にお船に入られる場面です。

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 ここでお船について、確認しておきます。
これは、御幸が始まる前の時間帯に撮影しておいたものですが、
円形に幕を張り、画面中央やや右手の部分が入り口となります。
この中が舞台であり、幕の部分が人形遣いの方々や笛・太鼓の楽部の方々の演じる場で、
幕から上に出て神々の舞が繰り広げられ、観衆は、船の上にあげられた舞を楽しむ・・・
という設定であります。

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 それから、お船に入って舞が始まるまでは、神々はお顔を赤い布で隠されています。
船の外の不浄の世界を見ないようにということかしら・・・これは想像ですが。

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 さて、9柱の神々がお船に入られると、いよいよ舞の始まりです。
まずはこれらの2体のささら楽士の登場からで、それぞれ一のささら、二のささらと呼ばれ、
お船の中を対になって、何度か回り、太鼓の音に合わせ、ささらをならしたりもします。
また、笛太鼓のリズムがかわり、少し激しめな舞を演じたりもします。

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 ささら楽士の後を受けるのは、太鼓楽士です。
こちらも一の太鼓、二の太鼓が、ぐるりぐるりと回りながら舞います。

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 次は、鼓と笛の楽士。

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 ささらや太鼓と同様に、鼓の楽士と笛の楽士も、後半になると
リズミカルに踊る場面がやってきます。
手前の鼓の楽士さん、楽しそうに体を動かしているところです。

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 その後は、両手に刀をもった鹿島様。
この鹿島様だけは、単独での舞をなさいます。
そして動きの速くなる後半には、小刀の形代がお船から外に投げられます。
この刀の形代を拾うと御利益があるとされています。

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 最後は、お姫様と鬼様の舞。
お姫様は、気高い表情で両手を動かし優雅に舞い、
鬼様は、おどろおどろしい表情の中に、ユーモラスな含みもある舞を演じます。

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 観客は、お船を取り囲み、それぞれに演じられる、古い古い形態の人形遣いの舞を楽しみます。

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 夢中で見ていて時を忘れそうになりますが、一通りの舞が演じきられると
また元のようにお顔を赤い布で隠し、鈴の宮諏訪神社の拝殿前に居並び、拝礼の後・・・

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 役員さんたちの先導で、天津司神社への還御の途につきます。

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 小瀬のスポーツ公園の脇を通る御成道をしずしずと天津司神社に向かって
お帰りになるのでありました。また来年・・・。


《補記:2024.4.23》画像リンクの再設定を行いました。

てんりゅうひがし155、そして・・・ [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 東京電力の送電線、天竜東幹線です。
一番手前に見えているのは、その155号鉄塔。

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 155号鉄塔の最上部をさらに望遠しました。
「155」の対空表示がよく目に付きますが、もう1つ片仮名の「ト」に似たマークがありますね。
あれは、その先に分岐がありますよ、ってことの約束らしい。

 実際に、前の写真に戻って確かめれば、一つ挟んで向こう側に建つ、赤白塗装の鉄塔・・・、
以前にも取り上げたことのある153号鉄塔で、右手の方向に分岐する送電線が見えます。

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 その分岐していく送電線の先の方を見ると、七里岩台地の上に、いくつもの送電線鉄塔が
いくつか集中している場所が目につきました。

 そうだ、あそこは確か、北巨摩変電所。

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 もう少しクローズアップしてみると、変電所に特有な、門型鉄塔も見られます。

こうしん434 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 県道20号甲斐芦安線の甲斐市竜王地内で、信玄橋から国道20号方面に東進中、
赤白の送電線鉄塔が正面に見えていました。
東電の送電線である甲信幹線の434号鉄塔です。

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 この10日前に見たときには、片側を飛散防止シートで覆われていましたが、
今はそれが取れて、お化粧直し完了! といったところでした。

遠くのはなみ [公園・史跡]

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 甲府城跡の天守台から、遠く笛吹市八代町岡のふるさと公園を望遠しました。
霞がかかっていて、このままでは、何だかよくわかりません。

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 いつも利用しているi-viewのオートマティックの画像処理をしてみました。
これでもまだ、青みが強くて、しっくりきませんね。

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 3色の色成分を調整し、およそのところで手を打ったのがこれです。
そう、岡のふるさと公園は、花盛りです。遠くから望遠レンズ越しにお花見しました。

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 さらに中間値フィルタを加減してみたら、油絵みたいな感じになりました。

 タイトルの「遠くのはなみ」は、遠くの花火をもじったもの。
遠くの花火も、遠くの花見も、それ自体はすごいのに、距離があることで
価値を小さくしてしまうものでありながら、でもすごいぞ・・・と感じるものです。

往くブログ、来るブログ [エートマンのウェブメモ]

 年度の切り替え、皆さんはうまくいっているでしょうか。
そんなの関係ないっていうお方もおられるかもしれませんが、
学校に行っていたり、役所的な仕事の場と関連したりするところでは、
年度が変わると いろいろな変化が起こりますよね。

 エートマンの身近なブログの世界にも、変化があったようです。

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 まずはくろちゃんが大活躍した「くろちゃんの甲府城つづり」というブログも
2013年3月31日の更新を最後に、「更新停止」宣言が出されました。
衝撃のあまり、写し取った画像の処理をしてたら、ネガポジを反転させてしまいました。

 始まりがあれば、いつか終わりは来る・・・、
わかっていることですが、さびしものでもあります。関係者の皆様、お疲れ様でした。

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 続いて、この春に新しく誕生したブログもあります。
タイトル名は、「豊富郷土資料館のブログ」そのまんまです。
これからどんな話題を提供してくださるのか、熱い視線を送っていきたいと思います。

ぶるさん24号機 [鉄道・電気機関車]

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 甲府城跡の天守台から、春のサクラの景色を眺めていると、
重厚な響きが近づいてきました。ブルサンだな・・・。
建物の影から現れてそれは、24号機でした。

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 エコパワー、ブルーサンダーのロゴが入ったEH200-24のお通りです。

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 城跡のサクラの中に突っ込んでいきました。

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 ずんずん進み、大きく育ったエノキの向こうに、コキを引いて・・・。

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 結構たくさんコンテナ車を引いていきました。

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 コキの後ろには、またいくつかのタキ。ゆっくりと甲府駅構内に入っていきました。

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 おや、EH-200が通り抜けた向こうには、EF64がお休みしていました。

さくら、さくら2013・・・その3 [公園・史跡]

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 今日から4月。その始まりは、またサクラ。
桜の名所、まだまだあります。今回は、甲府城跡。

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 城跡の南側の、とあるビルの7階からの眺め。サクラは満開です。

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 それで、出かけました。まずは鍛冶曲輪門から入ってすぐのサクラ。
ソメイヨシノだと思われますが、満開を過ぎて、桜吹雪が始まってました。

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 坂下門の近く、サクラ舞う中で、絵を描いている人も見られました。
絵にも描けない美しさにチャレンジしているみたいです・・・。

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 鉄門前の天守曲輪のサクラ。お弁当を広げている人々も・・・。
うん?、ちょっとさびしい? だいじょうぶ、もっといいところがあるの、あとでね。

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 鉄門のくぐり抜けて本丸に入ると、シダレザクラです。

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 それから天守台に上り、稲荷曲輪から数寄屋曲輪方向です。

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 ここ数寄屋曲輪は、穴場です。ほーら、たくさんの人が車座に・・・。
甲府城跡のサクラもなかなかいいですよ。見頃は、ぎりぎり今週末までかな。