めしもりやま [エートマンのお出かけメモ]
この岩、何かに見えませんか?
もうとうの昔のご存知の方は、何を今さら・・・かもしれませんが、
エートマンは、初めてのご対面でした。
(過去にここを通過していたのに、少しも認識したことなかった・・・悲しい・・・)
この岩は、この角度で見ると、獅子(ライオン)が、えものに近寄り、
いまにも飛びかかろうとしているところに似ているので、
獅子岩と呼ばれています。国土地理院の1/25000地形図にもでてますよ。
この岩の場所は、長野県南佐久郡南牧村。国立天文台から南側に上がったところです。
この獅子岩は、飯盛山の登山口にも当たっています。
それで、こちらが、北西側から見た飯盛山です。
何か、てんこ盛りのご飯の形に似てるから、この名がある・・・?
清里や野辺山地域を訪ねると必ず出てくる名所の1つですが、これも初めて。
(すでに何度かふれているように、エートマンは、知ってること以外は何も知らないので、恥ずかしい・・・)
山頂のシンボルです。
「飯盛山 標高1634m 南牧村」とあります。
実は、山頂は、この日も、たくさんの訪問者で賑わいを見せていましたが、
人混みの写真から、人影がないものを選び、切り出しています。
飯盛山山頂は、360度の視界が開け、西には、八ヶ岳連峰・・・
南東側には、茅ヶ岳や曲岳、そしてこの日はかすんでしまって、
少しも見えませんが、二つの山の間のその先に、富士山も眺望できるのです。
まとめのマップです。
北側の赤い波線の円で示したところが「国立天文台 野辺山」
それからその少し南側に「獅子岩」青い一点鎖線は、分水嶺で、
飯盛山までの登山ルートにもなっています。
実は、たいへんお馬鹿な話なのですが、エートマンはずっと、この分水嶺のラインが
県境だと思っていました(だから、飯盛山の半分は山梨県だと・・・)。
でも、大間違い。黒い太い一点鎖線が、ほんとの県境(昔は国境)なのでした。
知らないことが多くて、何でも勉強になりますね。
紅葉したカラマツ [巨木・記念木・気になる木]
「国立天文台 野辺山」(うーん、ちょっといいにくいかな・・・)の構内で見た、
美しく紅葉した(黄葉した・・・が正しいか)カラマツです。
実物を見ていたときは、青空に映えて、とてもきれい、気になる存在でしたが、
こうした小さな写真では、つたわりませんね、十分には・・・。
また、雰囲気をちょっぴりと、お裾分けです。
[補記:画像データのリンクを再設定しました 2023.9.8]
ソーラー・パワード?クロック [時計塔・ハイブリッドXX]
前回の記事で「野辺山天文台」としてきましたが、
入口ゲートのところの受付でいただいたパンフレットによると
「国立天文台 野辺山」が正しいようです。訂正します。
さて、その見学動線の中に、こんな日時計による、時計塔がありました。
太陽の力による影は、ちょうど11のところを示していましたが、
撮影時刻は、10時45分でした。狂ってる???
実は、ソーラー・パワードの時計塔の台の部分に、
金属製のプレートがありまして、そこに年間の日時計の、
実際の標準時との差分を示すデータが、グラフ形式で表示されていました。
それによると、この日は、マイナス15分ということで、
11時マイナス15分で、ちょうど午前10時15分を指し示していたことになります。
実は、たいへん正確なものでありました。
エートマン、ちょっと感激・・・。
野辺山にて091031 [エートマンのお出かけメモ]
エートマン的に“野辺山”というと、これでしょ!
まあ、それくらい馴染みがあるところです。
何度も足を運んでいるところなのに、確認してみたら、
一度もこのブログで取り上げてはいない・・・。
エートマンにはあまり似つかわしくない場所なのか???
「これでしょ」じゃ何だかわかりませんよね。
45m電場望遠鏡。パラボラの口径が45mもあるのです。
時を同じくして、学生のグループとおぼしき若者たちが見学に見えていて、
聞くともなく聞こえてきたのが、「自重で歪むんですよね」とか。
そう、パラボラの構造自体の重さで、歪むのです。
で、歪んだら、はるか彼方から来る電波を正確にデータとして活かせない。
それでは困る。でも、だいじょうぶ、その歪みを計算し、補正して歪みを除去しているらしい・・・。
そんなのが、もう、30年近くも前に出来ていたのですよ、スゴイですよね!
45mもあるパラボラアンテナで受けた宇宙からの電波をキャッチする部分です。
いくら大きなアンテナでも、集めた電波を効率よくまとめていかなければ意味がない。
そういう意味で心臓部、いや目とか耳とかで受けた信号を
おつむに伝えるために働く部分に当たるか・・・。
やはり、優れた感性が大切・・・ですよ。
敷地を隣り合わせた地元自治体の文化施設がありまして、
そこの屋上展望台から見た、45mアンテナを中心とした野辺山天文台の概観です。
これでもすべては収まりきれないのですが・・・。
天文台見学の後、近くの飯森山に登ることに・・・。
お山の見晴らしのきくところから、あらためて眺めた野辺山天文台でございます。