てんりゅうひがし193 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
韮崎市旭町上條北割で見た、さんじゅな送電線鉄塔です。
さんじゅな・・・、変な日本語! 正しくは、傘寿を迎えた送電線鉄塔ということです。
東京電力の天竜東幹線193号鉄塔、もう少し細かく見ていきます。
四ツ沢大橋の辺りから一条小山が見えたぞ! [おおっ!]
今日は10月10日。
1964年の今日、東京オリンピックの開会式が挙行されています。
そうしたこの日に、地域の運動会が予定されていましたが、昨日に中止決定されていました。
昨日の段階の天気予報では、今日の遅い時間まで小雨で、午後少し曇りということでしたので、
そうなったのです。
でも、朝方まで残っていた雨は、日が上がってくる時間にはやみ、
お昼過ぎには青空が広がってしまいました。
初めの東京オリンピックの話に戻りますが、開会式の日程がこの10月10日とされたのは
この日が晴れの特異日だからといわれています。
気圧配置が安定し、晴れになりやすい、統計がそれを裏付けているということですが、
実は、11月3日は確かに晴れの特異日といえるが、10月10日はそうでもない、
という考え方が多いようです。
ともあれ、今日のお天気は、雨のち晴れということでした。
晴れてきた午後、甲府盆地の南南東の縁に当たる笛吹市八代町の稲山溜池にでかけました。
近くにある青緑色(TURQUOISE blue)に塗装されたニールセンローゼ橋である
四ツ沢大橋の向こう側に広がる甲府盆地の景観を楽しんだのです。
それから300mmに伸ばしたレンズを、甲府中心街に向けると、
そこに県指定史跡の甲府城跡が見えました。
400年経過の石垣が威容を誇っているのが、10km以上離れてもよくわかりました。
いま視力が衰えたエートマンは、望遠レンズの力を借りないと、こうした視認は無理ですが、
築城当時の時代の人びとは、ずっと視力がよかったのではないかと思われ、
レンズを通さずとも、一条小山と呼ばれた岩山の石を切り取って、
そこに最新鋭の強固な石垣のお城を造っていくのが、見えたのでしょうね。
どんな思いで眺めたのか・・・、そんなふうに考えもした時間が流れたのでした。
このブログ内の関連記事一覧
東京オリンピック開会式について
「東京オリンピック開会の日」2009年10月10日
稲山溜池について
「『水に取り組む』のお話」2007年2月23日
「秋の野歩き」2007年9月8日
「静かな稲山溜池」2008年1月7日
四ツ沢大橋について
「よつざわおおはし」2008年6月6日
ライトダウンと October Draconids [エートマン的kokoro]
今日は10月9日。
「ライトダウン甲府バレー」が行われる日でありました。
今年で第12回となったこの催しのことは、次の実行委員会公式HPで詳細を見ることが出来ます。
http://lightdown-kofu.dreamblog.jp/
今晩は、あいにくの雨。
19時前に所用で甲府駅方面に出かけましたが、途中の身延線住吉第二踏切で、
電車の通過待ちの際に撮影した写真も、フロントガラスを流れる強めの雨で、
画像がおもしろく歪んだものになりました。
こうした雨のため、ライトダウンして、きれいな秋の夜空を楽しもう・・・
は、ダメになりましたが、環境によい暮らし方を考える・・・という観点では、
晴れても降っても変わりなく考えていくものではないか、
そういう意味で一定の大切な意義を果たすものと思われます。
なお、このライトダウン甲府バレーについては、過去にもこのブログで取り上げています。
ほぼ同じようなことをいっていますが、よろしければご参照ください。
「らいとだうん」2008年10月26日 http://bnvn05.269g.net/article/13562380.html
こちらの写真は、わが家の甲府市街に向いた窓から、中心市街の20時ちょっと過ぎの
ライトダウンが行われいるようすを写したものです。
画面の中央に光り輝いているのは、国道358号の下曽根橋の街路灯でありまして、
その向こう側に位置する中心市街の、街の明かりは、極端に少なくなっているようです。
またまた、おおかつ80 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
本日夕方近く、中央自動車道を大月インターから入り
甲府方面に移動するということがありました。
助手席で退屈していたので、退屈しのぎに撮りました。
JR専用の送電線、大月-勝沼線(略して大勝線ともいいます)の80号鉄塔です。
最初のカットで、お気づきの方もおられると思いますが、
この辺りでは、この送電線、下を流れる富士川上流の日川の流れが作り出す渓谷を渡っていて、
谷底から送電線までの高低差は60mを越えているようです。
なので、送電線の一番上に位置する架空地線に赤と白のボールが交互に取り付けられています。
航空機に向けての危険予知の標識であります。
ちょっと話題が尽きていて、同じような事柄が蒸し返されますが、あしからず
なお、次の前回(2010年8月9日)の関係記事もご参照ください。
http://bnvn05.269g.net/article/15564294.html
愛染カツラ? 放光寺のカツラ [巨木・記念木・気になる木]
甲州市塩山藤木の古刹、放光寺さんをお訪ねしたとき、
気になる木に、目が惹かれました。
それは放光寺さんのご本堂の西側にあります愛染堂の前にあるカツラの木です。
いくぶん黄色く色付きを見せ始めています。
愛染堂だからカツラなのでしょうね。
エートマンはブログ「放光寺は今」愛読しています。
放光寺さんには、公式HPのほか、「花の寺」ともいわれる四季折々の花々の話題を中心に
お寺さんの日々のようすを発信されているブログがあります。
毎月26日の愛染明王さまのご縁日の法要のことやそのほか、楽しい話題が満載です。
《補記:2024.4.26》
1)画像リンクの再設定を行いました。
2)記事の後段におけるブログの紹介、お休み中のようなので、リンクをはずしました。
火の見ちゃん45 [火の見櫓]
しばらくぶりの火の見ちゃんです。
今回の火の見櫓は、市川三郷町宮原のそれです。
公民館の敷地の一角に建っていました。
四角い屋根、四角い平面の望楼、スッキリした感じの火の見櫓です。
年代がわかる手がかりを求めて、近くに寄ってみました。
で、ちょっとびっくり、がっかり。
せっかくのスマートな火の見櫓、足もとが数十cmほど、埋め立てられていたのです。
そしてやや荒れた感あり。
いまではもう、使われていないかのような感じを受けました。
正面右手前の柱に、こんなプレートが見られました。
これは、製造者である鉄工所の銘板です。
年代を明確に示すものではありませんが、およその建設時期が突き止められるかもしれない・・・
そんな資料だといえそうです。
《補記:2024.4.26》画像リンクの再設定を行いました。
待ってるときには会えないが・・・ [鉄道・電気機関車]
お仕事の所用で甲府駅の北口にいたときのこと。
重量感のある列車が入ってきて、ブレーキを掛ける音がしたので、
振り返ってみると、なんとブルサンが駅構内に入線していたのです。
お仕事の途中だったので、パパッとコンデジでやっちゃいました。
EH-200の何号機かしら。
おやまあ、5号機でした。
オイルタンク車を牽引しているようでした。お疲れ様、がんばってくださいな。
《補記:2024.4.26》画像リンクの再設定を行いました。
へんとつくりと [地域の小さな歴史]
甲州市塩山藤木にある真言宗の古刹、放光寺さんをお参りした折のことです。
お寺の墓地で、地蔵菩薩と思われる像がレリーフされた供養碑に惹かれました。
静かに合掌する僧形の仏さまです。
この供養碑がお祀りされた年代が気になるところで、おそらく江戸時代ですが
よく見ると像の左右に、造立年月日かと思われる日付が彫り込まれています。
「安政四巳」とありますので、1857年でしょうか。
問題は、「政」の字です。上に「正」、下に「攵」
現在の常用とされる文字は偏と旁が左右に並びますが、ここでは上下です。
これでも十分に意味が通じる・・・。歴史はそんなふうに見るようです。
同じ墓地に偉人の胸像が見られました。
この方の生前の人となりなどは、十分に把握できません。
(わかったときには、「人物館」のカテゴリで記事を載せたいな)
ここで注目なのは・・・。
この部分です。「胸像」の文字、とくに「胸」の文字。
これも「匈」が上、そして編の「月」が下になっています。
これは、江戸時代のものではなく、現代のものと考えられます。
ということは、昔も今も、正しい字の他に、状況に応じて
編や旁の並びを変えて、そこにふさわしい、とか、書きやすい、とか
を優先することがあったようです。
《補記:2024.4.26》画像リンクの再設定を行いました。
とても親切な時計塔 [時計塔および類似施設]
この時計塔は、画像処理して3つ存在しているのではありません。
本当の姿です。
全体像は、こうなっていました。
公園の中に設置されていた時計塔です。
公園のどこから見ても、時がわかるよう、親切な設計になっているようです。
時計塔の下の方に、寄贈者の、この時計塔に寄せる想いがしたためられたパネルがありました。
曰く「(前略)・・・ここに集う市民一人ひとりが時の大切さを改めて認識し、
世界の平和・青少年の未来・家庭のきずな等
いつまでも健康で明るい生活を過ごしてほしいとの願い」をこめたものであると・・・。
まあ、少し想いが先行し、文章が・・・いやいや、尊い気持ちにケチを付けてはいけない。
そう、裏側のより短いコピーを見ていくことで足りたようです。
この公園は、甲州市塩山千野にある「塩山ふれあいの森総合公園」。
説明板の左側に噴水が見えますが・・・。
なかなか雰囲気のよい噴水のあるところの、ずっと向こう側に、
今回のとても親切な時計塔があるのです。
《補記:2024.4.26》画像リンクの再設定を行いました。
とことことEF64 [鉄道・電気機関車]
見晴らしのよい場所で、ブルサンを待ちかまえていると、
そこにやって来たのは、EF64でありました。
勝沼ぶどう郷-塩山間の下り線をとことこと、単体で下っていったのです。
全体が茶色に塗装された、その筋では「茶釜」といわれるやつです。
こちらは、後ろ姿。
37号機であることが確認できました。
ずうっと下っていき、間もなく笛吹川橋梁を通過というところです。
一人旅ではありましたが、現役のEF64の姿が見られて、うれしい限りです。
(参考)
「EF64」「茶釜」でネット検索したところ、昨年(2009)3月に、
別な場所で活躍中の37号機の姿を伝えているブログ記事に行き当たりました。
PIKAさんの『道楽のTOOLBOX』というブログの「【平日朝練】EF64-37(茶釜)あけぼの」です。