県道407号十谷鬼島線で見た防災工事 [エートマンの道路等交通情報]
遠くに富士山が見えている・・・。
富士川支流の大柳川に沿って、国道52号から県道407号に進路をとり、
進み行くとその場所はありました。
山梨県南巨摩郡富士川町十谷という場所であります。
片側交互通行にして、山川の車線を使い、のり面に足場を架けての工事でありました。
《補記:2024.4.8》画像リンクの再設定を行いました。
近くに、工事の内容を説明する表示板がありまして、こちらはこの現場での
災害の発生状況でありました。
上の写真は、のり面崩壊の上の方での状況、下の写真は県道に面した崩壊現場の状況です。
たいへんな災害が県道を襲い、いまそれから復旧の道をたどっている
ということを知ることが出来た説明板の、いわば防災工事という事象の原因を示すところでした。
その現場に対し、3Dレーダースキャナで、崩落したのり面の状況を精密に把握、
復旧の方針を立て、設計を進めてきました・・・ということを物語る部分です。
そして完成予想図。
皆さまの安心安全のため、いま行われている取組が完成の暁には、こんなふうになるのだよ、
そおっと教えてくれています。
いま、その取組は佳境のようです。
この日は土曜日ではありましたが、何人もの方が作業に従事されていました。
何段にも組まれた工事用足場、下方の部分に「安全第一」の横断幕も見えました。
くれぐれも事故のないよう、ご安全に!
滝のインデックス [川と橋の文化誌]
このブログ 『えーと 何だっけ?!』の中で取り上げている
滝にかかわる記事のインデックスです。
名 称 所在地 リンク(記事の日付)
母の白滝 富士河口湖町河口 2013年05月07日
不動の滝 富士川町十谷 2011年07月24日
精進ヶ滝 北杜市武川町 2011年07月19日
魚止めの滝 北杜市武川町 2011年07月18日
初見の滝 北杜市武川町 2011年07月18日
見返りの滝 北杜市武川町 2011年07月18日
白糸の滝 早川町赤沢 2011年07月06日
不動の滝 身延町丸滝 2007年12月30日
いざ、精進ヶ滝へ [川と橋の文化誌]
石空川の渓谷に沿って、3つの滝を越え、精進ヶ滝を目指すお話の完結編です。
3つの滝をクリアしたところで全体工程に約50%でした。
その辺りは、「竜洗峡」とよばれるところでありました。
付近の渓谷には、岩脈を流れが洗掘し、洗濯板のような状況が見られるところがありました。
竜を洗うのにいい・・・のか、竜が水浴しながら通ったのでそうなったのか・・・。
「竜洗峡」とは、そんな状況から名付けられたものなのでしょう。
定員3名のはしご段が多く連なる遊歩道を進み行くと・・・。
ようやく到達。精進ヶ滝でございます。
序の口、序二段、三段目・・・石空川の [川と橋の文化誌]
前回の記事における予告で、精進ヶ滝にご案内としましたが、
そこまで到達するのにいくつかの関門(?)がありまして、
お相撲さんの番付になぞらえて「序の口、序二段、三段目」とした3つの滝をまずはご紹介です。
1つめは、文字どおり「一の滝」
滝壺のかたわらに設置されていた表示です。
この一の滝は、別名「魚止めの滝」というそうです。
川を遡上するお魚さんたちも、もはやここまで、ということでしょうか。
もう少し近寄ったところ、迫力ありますね。
飛び散る水滴が流れてきて、さわやかでありました。天然の涼、第一弾です。
お次の「二の滝」です。
こちらの滝にも「初見の滝」という別称があるそうな。
いくつもの滝が形成されている石空川の渓谷に沿って、次の写真で見ていただけますが、
滝見用の遊歩道が付けられていて、それをこわごわ登るのでありまして、
登りながらも肝を冷やしたりしますが、二の滝の流れ落ちるのを
真横から眺められたりするので、さらに迫力を感じます。天然の涼、第二弾。
そして「三の滝」
先ほどふれた滝見のための遊歩道、右側に見えています。
「三の滝」は「見返りの滝」ともいわれているそうです。
こちらもこわごわ、見返りしました。
高さは「二の滝」の方が大きいのですが、滝への接近度はこちらの方が高くて、
一段と迫力を感じます。天然の涼、第三弾。
すみません、本日ここまで。精進ヶ滝、ぜひ次回には・・・。
しょうじがたきばし [川と橋の文化誌]
毎日暑い日が続きます。
こう暑いと、少しでも天然の涼を求めるのがエートマン的エコです。
天然の涼・・・それはどんなもんでしょうか。
今回は、その一例として谷川に架かる吊り橋です。
吊り橋って、渡るときけっこう肝が冷えて、天然の涼というテーマにはうってつけですよ。
さて今回の吊り橋はというと、北杜市武川町黒沢の地を流れる
石空川に架かっている精進ヶ滝橋でありました。
写真は、ほぼ東西に架かる吊り橋の東側から見たものですが、
主塔の左右に、「精進ヶ滝橋」(向かって左)と「石空川」の表示がありました。
こちらは向かって右側の表示で、下を流れる川の名称となっています。
さて、ここで問題です。
この川の名である「石空川」は、いったいどう読ませるでしょうか。
水無月(旧暦)の十六夜 [月や宇宙・宇宙開発]
昨晩は満月でありましたが、それを気に留めることもなく、よいつぶれてしまい、
今宵の十六夜の月をめでたしだい。きれいなお月さまでした。
何でも強い台風が近づいている由、この日本列島に寄せ来るのは常のこととして
仕方ないとも思われますが、被害甚大なんてことにならないように、
泣きっ面に蜂みたいにならないようにひたすらお祈りするばかり。
くわばら、くわばら(これでいいのかな???)。
138年の歴史のあと [地域の小さな歴史]
平日の午前10時過ぎ、まったく人気が感じられない・・・。
甲府駅を出て、しばらく経つと、車窓にある小学校が飛び込んできました。
次の瞬間、「富士川小学校 138年 ありがとう」の文字が視界にはいってきました。
そうだそうだ、富士川小学校・・・。
この春、そう2011年3月末に閉校になったのでした。
いまは? 今は琢美小学校と合併し、そちらの学校の校舎を使う
甲府市立善誘館小学校になっているのでしたね。
ついでといっては何ですが、今は旧となった甲府市立富士川小学校の
公式HPのリンクをのせておきましょう、いつまで有効かは保証の限りではありませんけど。
http://www.fujikawa-e.kofu-ymn.ed.jp/
あずさにのって [エートマンの日記]
所用で都内までJR中央線を特急あずさで往復した日となりました。
指定されるのが得意でないのですが、往路は指定をとりました。
で復路は時間が見込めず適当にということで、自由席となりました。
自由だったのですが、金曜ということもあって、混んでいました。
そうそう、往路で、山縣さんの「代天工」の文字、しっかりと目にすることができましたが、
前もっての自覚が足りず、一瞬の撮影タイミングを逃してしまいました。
また今度・・・、南側の窓側の席を確保して・・・。
じっそうじ・2011 [寺院めぐり]
前の日曜日、所用があってお訪ねした北杜市武川町に所在の実相寺さんです。
広い境内の中ほどに建つご本堂、先ほどの写真とは少し方向を変えて見ました。
画面の中央やや左手にお立ちあそばすのは、ご存知、日蓮さまです。
そう実相寺さんは、日蓮宗の名刹でありましたですね。
実を申せば今回のお参りは2度目、なのでちょっと新しいところに焦点を。
最近にリニューアルされたと見受けられた鐘楼です。
鐘楼は、鐘撞き堂とも呼ばれますが、お寺にあって重要な梵鐘を吊り下げ、
風雨からお守りするお堂ですね。
新しいお堂は、見たところケヤキ材を主とした造りで、木肌も新鮮、さわやかな感じでした。
その中に吊られている主である梵鐘の方はというと、
一見して年代を経た歴史的なもののよう・・・。
もう少し近づいてじっくり拝見すると、銘文が彫り込まれていました。
詳細はわかりませんが、この面の銘文の末尾の方に「承応四年七月十六日」と
この鐘が寺に納められたと思われる日付が記されていました。
承応4年というのは、単純に西暦に置き換えると1655年だそうで、350年余の時間が経過しています。
またこの鐘を寺に整備したのは、第11代のご住職、日念さんの時だった
ということも銘文から知られました。
エートマンは、こうした歴史物にも詳しいなと思われるかも。
実はそうでもなくて、種明かしすれば・・・。
鐘楼のかたわらに設置されていた説明板にちゃぁんと書かれていたことの受け売りなのでした。
ちなみにこの説明板は、平成13(2001)年3月に設置されたもので、
「武川村指定文化財(工芸品)」とありましたが、その武川村はいま平成の大合併により、
北杜市武川町になっています。なお、その合併は平成18年3月15日でありました。
また村指定だったこの梵鐘は「実相寺の梵鐘」というそのままの名称で
市指定文化財になっています。
さて、実相寺といえば、わすれてならないものがあります。
それはこれ、「山高の神代桜」 国の指定の天然記念物であり、
わが国最古級の桜として有名で、サクラの花の頃にはたいへんな賑わいを見せますが、
いまはこんな感じ、静かにお日様の光を受け、葉っぱの葉緑素プラントで栄養をつくり、
次の春の花を咲かせるための準備をされているようでした。
〔参考〕前回(2008年4月12日)の花のようすをお伝えした記事は、こちら。
花も見もあるグリーンカーテン [はないちもんめ]
梅雨明け後の夏の陽射しを浴びて、輝く緑です。
今年は、あちこちでもてはやされて・・・。
黄色の花が見られました。
ウリ科なんでしょうね。そうであれば雄花かな、雌花かな・・・。
根元に小さく表示がありました。
そうか、ゴーヤーでしたね。こんな実が出来るみたいです。
ちなみに、ゴーヤーとかゴーヤというのは、ニガウリの沖縄での名前だそうで、
生物学的にはニガウリといい、農学・園芸学の方面では、ツルレイシと呼ぶんだと
ウィキペディアの「ツルレイシ」の項に出ていました。
この緑のカーテン、どこでも見られるものですが、今回のは
笛吹市一宮町の金川の森の管理事務所のものでした。