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すてきなカウントバナー [エートマンのウェブメモ]

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 いつもお世話になっている某機関の公式ホームページの一部です。
某機関のHPのアクセス状況は、トップページの一番下に設置してある
アクセスカウンターでしか、確認しようがなく、
毎日マニュアルでデータを採られているそうです。
そしてその状況をグラフにしたり、また1000カウントごとに
季節感あふれたカウントバナーを出して、利用者の意識を引きつけています。
 そんな某機関のアクセス数が昨晩で66,000を越え
先日の雪降る中で撮られた国史跡銚子塚古墳の写真をベースに
すてきなカウントバナーを出されました。
こうなると、次はいつごろで、どんなバナーが出てくるのかしら・・・
って、とても楽しみになりますよね。
ご担当の方のご苦労をよそに、楽しんでます。皆さんもご覧ください・・・!

某機関のHPのURLは、次のとおりです。
  http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/maizou-bnk/index.html
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長松寺橋 [橋と川の文化誌]

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 川と橋があって、そのずっと向こうに送電線が見える・・・
お気に入りの景色です。
 それにしても、このところ、橋のお話ばかりが目立っていて、
送電線の方はどうなってるのでしょう。
気にはしてるんですけど、あちらはタグを手書きする気力がもう一つで・・・。

 さて、今回のは、荒川をまたぎ、甲府市の飯田と下飯田を結ぶ
「長松寺橋(ちょうしょうじ-ばし)」です。

 ご関心のおありの方、お急ぎでない方は(続きをよむ)へどうぞ。

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耳寄り情報です [エートマンのウェブメモ]

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 今日も昨日に続いてとてもさぶい日になりました。
そんな中で、ちょっとホットな話題があります。
実は、昨日、小耳に挟んだことですが・・・。
 それは何かといいますと、
あの、この前の日曜に釈迦堂遺跡博物館で行われた
縄文王国のイベント(写真)
よかったよってご紹介しましたが、
その縄文王国の公式ブログができるのだそうです。
 いったいどんなのができるのでしょうか。
いろんな方が参加して、わいわいがやがや・・・
考えただけでも楽しそう・・・
お当番さん、がんばって早くお願いしますね。
できたらまた、ここで紹介します。


《補記:2024.4.19》画像リンクの再設定を行いました。

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さぶい日 [季節の話題]

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 今日は、雲が広がって、寒い一日となりました。
正午過ぎ、甲府市西部の荒川河川敷を歩きましたが、
水面に映る空の雲の薄くなったところから、
薄日が差し込んでいるのが見られましたが、
気温は上がりませんでした。

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 荒川は水量が少なく、流れが穏やかなところでは、
水面に薄い氷が張っていました。

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 荒川に流れ込む小さな川の流れですが、
勢いのよい流れから飛び散る水滴が、まわりに枯れ草などについて、
ご覧のとおり。

 こんな日の晩には、体の中から暖まらなければ・・・
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王国のおまつり [博物館・展示会]

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 ご存知、釈迦堂遺跡博物館です。
今日、ここで縄文王国のイベントが開かれたのを目撃しました。

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 王国の勇者たちの訓練風景・・・?
で、標的は何でしょう。

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 弓で矢を飛ばし、いろんな動物を狩る訓練だったようです。
とても平和的に、飛ばした矢もつきると拾いに行って
また訓練。
王国を訪れたみなさん、とてもスローな時間を体験できたようです。

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 スローなといえば、典型的なスローフードの
ドングリクッキー作りの一場面。
ゆえあって焼き上がったクッキーの画像はありませんが、
苦み走った王国の味が楽しめました。

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 王国の味といえば、こちらは縄文なべのコーナー。
みんな、興味津々&食べてにこにこでした。

 そんな素敵な王国をもり立てられておられた皆さん、お疲れ様でした。


《補記:2024.4.19》画像リンクの再設定を行いました。

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江戸博にて [調査・説明会・講演会・シンポなど]

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 今日は、お上りさんしました。
目的地は、こちら江戸東京博物館。

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 ふーん、北斎展してたんだ。
展示会とかぜんぜん見てません。
北斎展の最終日だったり、お相撲も話題の本場所の千秋楽の前日とあって
界隈はたいへんにぎやかでございましたが・・・、

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 さてさて、私の行くところはどこかしら・・・

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 この日は、「ぶんかざいぼーかでー」ということもあり、
参加者の寄りはちょっと若うございましたが、
お勉強になりましたでございます。
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またまた、万年橋 [川と橋の文化誌]

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 いくつめになるのでしょうか、万年橋です。
甲府市平瀬町にあって、荒川に架かるものです。

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 反対側から見ました。
左側が上流ですが、そこは、甲府市平瀬浄水場の取水口となっています。

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 上の写真の右手の欄干親柱です。
しっかり「万年橋」のプレートが・・・。

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 下流側から見た万年橋です。
赤く塗られた鋼製の桁を渡し、コンクリート床盤をのせた構造です。


 この万年橋は、ねらって、この1月15日に見に行きましたが、
橋のことばかり書いてもなぁーとか、万年橋のことばかり追いかけてる
って思われてもなぁーとか、ぐだぐだしていてご紹介が遅くなりました。
昨日の非常にオタクな鹿島橋をのせてから、ちょっと吹っ切れるものがありましたので・・・
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変わりゆく橋 [川と橋の文化誌]

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 先日(1/19)訪ねた鰍沢町の箱原地区から鹿島地区を見た景観です。
鹿島集落の背後のお山と箱原地区の田園が広がる景色が強調された景観ですが、
両者の間に富士川が、とうとうと流れています。
 これまで鹿島地区の背高のっぽの「ひのみちゃん8号」や
箱原地区の三角の「ひのみちゃん9号」を紹介しましたが、
それらの存在に気付いたのはたまたまで、ねらいは
この地で富士川に架かる鹿島橋を見ることでした。

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 富士川をまたいで国道52号と鹿島地区とを結ぶ鹿島橋です。

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 上の写真の左手の鹿島橋の欄干親柱です。
石製ですが、「富士川」と書かれたプレートの下に彫り込んで描かれた
線画がとてもいい感じを出しています。
遠い昔の富士川の舟運を思い出させる絵なのです。

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 こちらは鹿島集落側から国道52号方向を見たものです。

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 また上の写真の左手よりに位置を変えてみましたが、
こちらの親柱には、舟運の絵の上に「平成19年3月竣工」とあります。

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 さらに下流側に下がって見てみました。
富士川の流れにしっかりとしたスマートな橋脚を3つ立て
両岸をつないでいます。

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 いつものように下からのぞき込んでも見ました。
4列のI型鋼材を並べて構造する桁橋です。

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 この橋を見た1月19日の前々日は、阪神淡路大震災の起こった日(1995年1月17日)に
当たっておりました関係もあって、この頃は、耐震の話題が多く見られますが、
その大震災からの復興後は、こうした橋梁の構造も耐震性を重視したものになっています。
 例えば、橋桁は、写真に見るように、橋台の上にゴムダンパーを介して据えられていますし、
横方向でも、桁と橋台の間には隙間があってゴムが挟まれていて、
地震の揺れを受け止める工夫がなされています。
取り付けてある通信管や送水管なども、かたい管がその部分では
柔らかい材質の繋ぎ手となっています。
大きな地震で橋が揺れても、だいじょうぶなような配慮が
尽くされているということです。

 ここまで、できたばかりともいえる鹿島橋を見てきましたが、
この昨年春に竣工する以前はどうだったのでしょうか。

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 新しい橋になる前は、こちらの旧鹿島橋が
両岸を結ぶ重要な役割を担ってきたのです。

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 旧鹿島橋は、鋼製の下路ワーレントラスの形式をもつものですが、
ここを訪ねたときには、その解体のための準備工が進められており、
やがて消えていく運命にありました。

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 新しい鹿島橋の上から見た旧鹿島橋です。
細かく見ると2つの橋脚を富士川の流れに立ち上げ、
大きく開く南側2区間を平行弦ワーレントラスとし、
短い北側の1区間は桁橋としています。

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 これがトラス構造と桁構造との接続部分ですが、
一つの橋脚の上に別々に乗っているようすが観察されます。
これはどんな意味があるか、現場では気付きませんでした。
手がかりは、次の2つの写真にあります。

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 こちらは桁橋部分についている「道示」に基づく
橋の企画などを記録したプレートです。
これにより桁部分は、1956年の「道示」に基づいて
1962年12月に鰍沢町が設計した「2等橋」であることがわかります。

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 こちらはトラス橋部分に付けられている同様なプレートです。
これによるとトラス部分は、1964年版の「道示」に準拠した
1967年8月の鰍沢町設計の「2等橋」だとわかります。

 この2つの、時期が違い、形式まで違う組み合わせについての解釈として、
初めは桁橋として4つ程度の橋脚により5径間ほどの
桁橋として1962年に架橋されたものかと推測され、
それが橋脚を減らして、川の流れへの影響を小さくするため
長い径間が確保できるトラス構造の採用により、
1967年に再整備されたものではないかと想像されます。
 こうしたことの実際は、自治体史などを調べればわかることかも知れませんが、
これまでの経験では、橋の歴史の詳細はなかなか記録されていないものです。
またこうしたことも、旧橋の上部構造が解体され、橋脚の基礎まで撤去されてしまえば
まったく分からなくなってしまうでしょう。

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 こちらは、新しい鹿島橋のプレートです。
これによれば1996年の「道示」に基づいて2004年3月に設計されたもので、
クラス別も「B活荷重」で、阪神淡路大震災を受けての改訂の前の
「道示」でいう1等橋であることがわかり、計画も県となっているなと・・・。

 さて、ややオタク的に新旧の橋とそれにまつわる歴史を
簡単に見てきましたが、言葉が足りないところがかなりあります。
その辺はまた他の橋を見ながら考えていきたいと思います。


《補記 2024.3.24》写真の再掲調整ならびにカテゴリ修正と一部修文を行いました。
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盆地にまた雪が・・・ [エートマンの日記]

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 今日は、早朝より雪となりました。
午後3時過ぎ頃まで降り続き、数センチの積雪となりました。

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 大きな重たい雪が、がさがさ降るときもあれば、
細かなぱさぱさした雪が、しんしん降りしきるときもありました。
甲府盆地も、ここ県博も、真っ白でした。
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こうやぼうき [はないちもんめ]

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 コウヤボウキって、知ってますか?

 子どもの頃の遠き記憶がふっと甦ってくることがありますよね。
そこでは“ホウキグサ”でした。

 このごろ、野山を歩くと、初めの写真のような植物に出会うことがあります。
これは、コウヤボウキの実が、タンポポの綿毛のようになっている
そんな状況なのです。

 むかし、子どもの頃、近くの里山に、これがいっぱいありました。
それをいっぱい採ってきて、ほうきを作りました。
子どもクラブの事業でした。できたほうきは地域の農家に買ってもらい
収益をクラブの行事に使うのでした。
 そのほうきは、養蚕に明け暮れる地域の農家にはなくてはならないものでした。
大人たちにも喜ばれ、ちょっぴり自主独立の感を味あわせてくれた
コウヤボウキ・・・しかし、そこでは“ホウキグサ”でした・・・。

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 コウヤボウキは、キク科の落葉低木です。
“くさ(草本)”ではなくて“き(木本)”なのです。
手で摘み取ろうとしても、だめです。
ハサミで切り取ります。
 キク科なので、こうした綿毛のある実が特徴的です。

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 綿毛は、ふつう白(クリーム色がかった・・・)ですが、
こんなふうなピンクのものも見られます。

 遠い記憶を甦らせるコウヤボウキでした。

 いま、わが家には、あちこでの山で少しずつ採ってきたコウヤボウキが
ドライフラワーのように、水のない花瓶に挿してありますが、
まだ全部あわせても、ほうき1本を作るまでにはなりません。
ほうきができたら、ご紹介します・・・よ。

(撮影:①は2008.1.15甲府市平瀬町にて ②③は2008.1.19甲府市下向山町にて)
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