SSブログ

「かぐや」お疲れ様でした [月や宇宙・宇宙開発]

090610kaguya^endingpoint.jpg
 出典:JAXA official HP. URL:http://www.kaguya.jaxa.jp

 今晩のニュースで、わが国の月周回衛星「かぐや」は、
明朝3時25分ごろ、月面に落下し、その観測の役割を終了すると伝えられました。
 2007年9月14日10時31分の打ち上げ、翌月に月に到達、
以来、周回軌道をまわりながら、たくさんの観測を行い、
感動的なデータをもたらしてくれました。
 このほど、制御するための燃料が切れるなどのため、
月面に衝突させて(上の図の赤い星印の場所に)、その運用を終えるとのこと、
「かぐや」とそれにかかわったJAXAの皆さんに、深く敬意を表します。

ばぶりぃーな橋 [川と橋の文化誌]

090606maedahashi01.jpg

 南アルプス市下市之瀬と増穂町天神中条を結ぶ、通称「天神通」です。
この道路が、富士川支流の長沢川を渡る、増穂町小林地内で、
とてもバブリィーな橋を見ました。

(ごめんなさい、未完です・・・という状態が続きましたが“完結編”できました。6/29)

“ボロ電”見てきました [鉄道・電気機関車]

090606boroden01.jpg

 増穂町長沢の利根川公園の一角にある、通称「ボロ電」の
静態展示を見てきました。
真性てっちゃんではないので、今まであまり足が向かなかったのですが、
野次馬根性ですね。

続きを読む


このピアは・・・?! [川と橋の文化誌]

090606hujikawapier01.jpg

 昨日、市川三郷町下大鳥居地内の富士川左岸堤防で、上流側を見た光景です。
遠くの左手に富士川大橋が見えます(この写真ではわかりませんが・・・)。

090606hujikawapier02.jpg

 堤防を北上し、近づいてみました。

090606hujikawapier03.jpg

 富士川の河川敷に、橋台が3基。
一番手前(東側)は、ほぼ完成のもの、その向こうに作りかけのものが2つ。

090606hujikawapier04.jpg

 そして反対側の方向にも1つ。こちらは完成状態でしょうか。

 これらは、どういうものか。
それは、中部横断自動車道が、増穂町-市川三郷町間で、
富士川を渡る橋梁の下部工なんでありまして、
出水期に入ったため、工事が中断しているのでした。
数年後にここに立つと、上部工も完成した、あるいは供用開始された
中部横断道の姿が確認されることでしょう。
それに向け、秋になれば、また工事は、再開されることと思われます。

「稲村神社のエノキ」 [巨木・記念木・気になる木]

090602inamurasha04.jpg

 都留市小形山の稲村社の境内に、エノキの記念木がありました。
かたわらに設置されている説明板によると、
平成5(1993)年1月18日に指定された、都留市指定天然記念物ということでした。
 参考のため、説明板の主文をメモしておきます。

  エノキは、本州から四国、九州、朝鮮半島、中国南部にかけて
 広い範囲に分布する落葉高木である。県内には、同属のエゾエノキ
 とともに、各地に巨木があるが、郡内地域には著名な大樹が少なく、
 貴重である。
  稲村神社のエノキは根廻り8.8メートル、目通り幹囲3.8メートル、
 樹高27.0メートル、枝張り東西25.0メートル、南北24.0メートルを
 測る規模を有している。また、国蝶オオムラサキの食草として、
 地域住民が大切にしている木である。


090602inamurasha05.jpg

 北側から見たエノキの木の全容です。
ご神木とされているようで、注連が張られていました。

 なお、このエノキは、『山梨県の巨木誌』にも所収されています(p.231)。


[補記:画像データ再整備しました 2023.9.6]

いなむらしゃ [神社まいり]

090602inamurasha01.jpg

 前回の記事の尾県郷土資料館(旧尾県学校校舎)の北側に隣接して、
この神社がありました。

090602inamurasha02.jpg

 社前の鳥居の額に「稲村社」とありました。

090602inamurasha03.jpg

 鳥居をくぐり、手水場から拝殿とその背後の本殿を望みました。

 ところで、稲村社さんという神様はどのような神様なのでしょうか。
不勉強にしてよく分かりません。
“犬も歩けば棒に当たる”といいますが、
エート・マンがあるけば、次々と、新たな課題に当たります。
 なお、この稲村社のある場所は、富士急行線田野倉駅から高川山に登る
登山ルートに当たっているようで、ネットで稲村社を検索すると、
山登りの通過ポイントとしてのそれが多くヒットしました。

尾県郷土資料館 [博物館・展示会]

090602ogatagakkou01.jpg

 前回の送電線鉄塔のある場所、それは都留市小形山という場所でありますが、
その鉄塔の近くに、「旧尾県学校校舎」という県指定文化財があります。

090602ogatagakkou02.jpg

 敷地の入口部分にこうした表示が出ていましたが、
明治期に建造された学校の建物、いまは郷土資料館として利用されているのです。

090602ogatagakkou03.jpg

この日(6/2)は、火曜日で、開館日でしたが、
ここを訪れた時刻は、すでに17時を回っており、閉館していました。
またいつの日にか、訪問したく思います。
(ここから大月市花咲にかけての送電線、谷村線もかなりおもしろそう・・・)

6月になっても“ねんが” [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

090602yamurasen24a.jpg

 前々回のリニア実験線のアーチ橋を見たポイントで、
視線を約90度、右側に振ると、このような景色が目に入りました。
ありゃりゃ・・・、あの送電線鉄塔の形は、ひょっとして・・・。

090602yamurasen24b.jpg

 ずっと近づいてみると、やはり撚架鉄塔でした。

090602yamurasen24c.jpg

 こういうのは、可能な限り足下までいってみなければ・・・。

090602yamurasen24d.jpg

 谷村線24号鉄塔。高さ27m、昭和51年8月建設。
そうなんだぁ、お初にお目にかかれて光栄です。

090602yamurasen24e.jpg

 この鉄塔が支える送電線は、この場所で水平角が付いているので、
腕の構造も左右非対称になっています。
こうして見ると、撚架鉄塔もたくさんあるものですね。

火の見ちゃん34 [火の見櫓]

090602tsurushiST.jpg

 富士急行線都留市駅の駅前のようすです。
都留市の玄関口の1つ、そこで見た・・・

090602hinomi01.jpg

 久しぶりに登場の、火の見ちゃんです。
駅前に、どうどうと火の見櫓があるなんて、感激です。
実は、この火の見ちゃん、誕生年がわかる貴重な資料の1つでもありました。

090602hinomi02.jpg

 四隅にある構造材の1つに、溶接を盛り上げる手法により、
紀年銘が陽刻されていたのでありました。
曰く「昭四一・九月」 すなわち1966年9月の建設のようです。
これは、今まで見てきた中では、新しい部類にはいるのかなぁ・・・。

090602hinomi03.jpg

 「第七部」と消防団の部名、それに制作者のなんとか鉄工という文字が
紀年銘と同様に記されたプレートもありました。

090602hinomi04.jpg

 細かな部分、とてもていねいに作られていて、
装飾性も豊かです。

北斎ふうの・・・ [川と橋の文化誌]

090602suiden&bridge01.jpg

 久々に見たニールセン・ローゼ橋です。
それが、田植えが済んだばかりの水田の水面に影を落とし、
とても絵画チックですよ。
葛飾北斎の描く世界に似てるじゃありませんか。

090602suiden&bridge02.jpg

 ニールセン・ローゼ橋というのは、こうしたアーチ橋の形式のことです。
山梨リニア実験線が中央自動車道富士吉田線を渡るところに架かっています。

続きを読む