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かんちがいしそう・・・ [はないちもんめ]

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 今は、暦の上では、寒(1/6~2/3)のまっただ中・・・
昨年の今ごろの記事など見ると、もう少し寒かったように思われますが、
今年はかなり暖かい感じがします(すでに何度か書いているような気もしますが)。
秋から冬を経由しないで春になっていくような・・・
そんな勘違いしてはだめです。今は寒なのです。

 いや、でも野の花も咲いてますよーって・・・
ホトケノザです。
シソ科オドリコソウ属の越年草。
越年草だから草のまま、冬を越しますが、
今年みたいだと、かなり前から花をつけています。

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 続けて、オオイヌノフグリ。
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の越年草。
これも越年草で、もう咲いてます。
昨年は、1月26日に「はるめっけ 1」として登場してますが
今年はもっと早くから見られました。

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 こちらは、やはり越年草ですが、またロゼッタ状のヒメオドリコソウ。
手元の図鑑の記事では、オオイヌノフグリと並んで、
ヒメオドリコソウの花期を3~5月としていますが、
オオイヌノフグリがもう咲き出しているのに比べると、
これが咲き出すには、まだまだかかりそうですね。
ちなみにこれは、ホトケノザと同じ仲間のシソ科オドリコソウ属です。

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 最後に、ノボロギク。
キク科キオン属で、一年草または越年草とされています。
しかし、注意してみると、一年中見られるようです。
実際、先ほどの図鑑でも「花は一年中絶えることはない」としていました。
でも、イメージ的には春の花かな・・・。

 ほかにナズナなども咲いています。
ほんとに寒なんでしょうかね・・・
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道祖神祭のなごり [いのり・信仰]

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 小正月の行事、道祖神祭があってから、もうだいぶ経過しますが
本日、中央市の旧豊富村地内で見かけたその名残について
見ておきたいと思います。

 初めのは、高部地区の道祖神さんです。
青竹で結界していて、しめ縄もまだそのままのようで
祭りのようすをよくとどめています。

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 細部のようすです。幣帛を立てかけているようすは
地域ごとに少しずつ違いが見られます。

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 二つ目の例は、浅利地区のものですが、これは道祖神場のそれではなく、
村はずれにおける祭事の跡のようすです。

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 集落の出入り口においても、それぞれこのように祀られているのです。
わが住む村でも、子どもの頃はそうしていましたが、
何時しか道祖神場だけで形骸的に執り行われるだけになってきています。
ここではまだしっかりと祭が行われているのだなと思われました。
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